夏の風物詩 神輿

<下谷神社祭> 5月9日(金)~11日(日)

先日、学校の寮(御徒町寮)からすぐなのでぶらっと行ってみました。神社の周りに屋台の出店があって

広島風お好み焼きもあったのでちょっと食べてみました。(400円)やっぱり自分で作った・・・・・。

①広島風お好み焼き

 

子供の頃の祭りの思い出は、小遣い片手に友達と出店を見ながらあっちこっち歩いて最後は写真のような『やまたのおろち』の踊りを見て帰るパターンでしたね。みなさんの子供の頃の祭りの思い出は?

②やまたのおろち

 

馬に乗っているのは、神主さんらしいですが周りがちょっと寂しいですねー。(><)

③神主馬で登場2

神輿の宮入り前の写真ですが、もう人がグチャグチャになって神輿に近づいて写真を撮ろうとしたけど危険を感じて退散~。

④神輿宮入前

 

この時期、学校の回りの町会でも毎週どこかの神輿が出ているので散歩しているとどこかで

よいしゃーよいしゃー?の声が聞こえてきますよ。

浅草三社祭も終わって今週は、いよいよ浅草橋寮のすぐ目の前の鳥越神社祭があります。

鳥越神社祭の神輿は、都内随一とも~、みんなで見に行こう!!

その前に、

昨日、一昨日と学校に出た際、近くで町会の神輿を担ぐ威勢のいい声が聞こえてきました。(浅草橋周辺)

⑤ホテルマイステイズ浅草橋前(神輿)

私は、子供の頃、広島の下町?に住んでいたので祭りの時に、こういった神輿が出ているのは覚えていますが、担いだことがないので神輿を担ぐ良さがイマイチ分からないのですが、小さいうちからいろんな事を体験させて視野を広げることは大人になって大きく違ってくると思うので最初はよくわからなくてもいろんな事を体験させてあげる事は絶対必要ですねー。

⑥子供神輿今回はkiharaがお届けしました~

 

 

世の中で一番むずかしいこと

長期コースの教師をしている神本です。

 

今日は、担任をしている上級クラスで行った「話す」の授業について、報告します。

「話す」は、いろいろなタイプの「話す」をやりますが、今日のは「話したいことをとにかく話してみる」と言いましょうか。お題にそって、グループで一人一人が話すものです。人間、見て聞いてびっくりしたこと、面白かったことなど、「ねえ、聞いて聞いて!」と話したくなることがありますよね。そんな話したい「話す」を目指して、時々やっているものです。

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今日のテーマは、

①最近の私 (1分)

②今までで一番うれしかったこと (1分)

③今までで一番こわかったこと (1分)

④世の中で一番むずかしいこと (1分)

⑤世の中で一番価値のあること (1分)

 

④の「世の中で一番むずかしいこと」は、土曜日に、体重を量ってショックを受けた時に、何年も何十年も念頭に置きながら、私がやれないでいる「腹八分目」のことから、思いついたものです。⑤はそれからの連想です。

 

グループ(今回は4人グループ)で一人一人1分ずつ話すのですが、間違いを修正したり、的確な語彙や文型を教えたりは、一切しません。本人が、どうにかして話したい内容をグループのメンバーに伝えるのです。ですから、教師である私は、各グループでの話をちょっと近づいて聞いたり、遠巻きにして、聞いたりしています。

 

今回は、「それぞれの個性が出ているなー」とつくづく感じました。

 

☆今までで一番うれしかったこと

・アルバイトの時給がようやく千円になった。(Zさん)

・高校時代のスピーチ大会で、みんなの反応がよかった。(A君)

・高校時代に大好きな彼女に出会った。 (E君)

☆今までで一番こわかったこと

・海でおぼれかけた。(E君)

・四歳のとき、家の窓の外にゴーストを見た。(T君)

・勉強漬けの中高校時代の、厳しい先生にいつも注意されたこと(Zさん)

☆世の中で一番むずかしいこと

・動物の気持ちを知ることと、寝ている時の夢が本当になること(Pさん)

・やっているゲームをやめること(R君)

・全部のポケモンを集めること(T君)

☆世の中で一番価値のあること

・お金を得ること(T君)

・夢を持っていること(Pさん)

・平和への道を作ることと、クリンエネルギー(T君)

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その他

「友達と過ごす」「彼(彼女)と過ごす」・・・・

かつて、このプログラムをやっている時に「後生 畏るべし」と感じたことを覚えていますが、今回は、一人一人の「どんな人か」がよくわかった時間になったように思います。前学期の四つのクラスから来た学生の合併クラスに新入生が加入したクラスなので、まだお互いによく知り合っていないところがありましたが、とても楽しそうで、いい時間になったようです。いつもおとなしい学生が、こんなに笑い転げることもあるのだと知って、すこしびっくりしたり。

ということで、今日の授業の報告でした。

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台湾からニイハオ!

にーはう(台湾人スタッフのぼうです)

スリルのある記事をお楽しみください。

台湾と日本は仲が良いと言われていますよね、特に2011年3月11日に起きた東日本震災の時、台湾は色々な方面からたくさんの支援をさせていただきました。

また、台湾のアンケートによると「台湾が一番仲の良い国は?」という問いに対し、4年連続で日本が1位だったのですよ。。。これはとても素晴らしいことだと思います。

 

台湾の歴史を振り返ると、過去に台湾は日本時代という歴史の一ページがありました。このお陰?で逆に良い結果をもたらしたのではないかと思います。今日のハーリー族(日本大好き族)が輩出されているのも無視できない2000年代の「現代風親日旋風」です。

 

当時の台湾というのは経済も情勢もあまりよくなかったです。しかし、この台湾を日本時代としておさめた事で、日本が台湾の経済発展の基盤を固めてくれたのだと思います。それによって、台湾が豊かになったのではないかと言う結果を考えてもオーライのようですね。

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補足:写真は日本時代1919年に立てられた堅牢な赤レンガ作りの台湾総統府の建物(同時期に作られた東京駅にも似ている)は、国宝級古跡にまで指定され、現在は台湾総統府として大事に使われています。

国際社会の中で、これから日本もどんどんと外国へ出て行く時代になるのではないかと思いますが、その中で国同士の仲がいいのか、悪いのかという事はとても重要なキーポイントになって来ます。大切なのは、仲がいいと言う事実に甘えるのではなくて、歴史的の背景等を辿って見てなぜ仲がいいのかという、その理由を学ぶことで交流も一歩先に行くことができると思います。

他にも台湾の食べ物はとても美味しいと評価されて、故宮博物館の展示品は一見の価値がありますよ。皆様機会ができましたら、是非「サツマイモ」のような島「台湾」へ

お出かけくださいね。。。(美味しいですよ)

*台湾の観光にPRの意味でお読みになっていただければ幸いです。

おまけ:そんな台湾の修了生のみんなです

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先週からのインターカルト日本語学校

皆様 こんにちは。インターカルト日本語学校の倉持(kuramochi)です。

いつも3階の事務所におります。

卒業式を終えて新学期までの学校は静かで時間もゆっくりとお思いでしょうが、

さまざまなことが動いております。

タイの遊学コース3月末~1か月 皆さんとっても元気に毎日、勉強と課外活動に

出かけ、みんな元気はつらつ、毎日とっても楽しそうです。

先週の金曜日(4日)はインドネシア大学生による劇団en塾による「吾輩はニャンコである」の

公演の東京事務所としてボランティアでお手伝いをいたしました。

チケットは完売。ご覧くださいました、皆様からは感動と熱意とで”やけど”をしそうでしたとの

コメントをいただきました。ご来場いただきました皆様ありがとうございました。

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今週は長期コースのオリエンテーション・入学式、たくさんの学生が入学してきてくれました。

18カ国です。いろいろな国の学生が来てくれてとっても楽しい入学式になりました。

皆さん頑張りましょうね。それぞれ、新学期開始しております。

写真 5入学式

第12回研究発表会を開催いたしました。

桜の花も開花し、めっきり春らしくなった先月29日(土)に第12回研究発表会が開催されました。会場は芝離宮、浜離宮にも近い東京都立産業貿易センター浜松町館です。

会場には当校の教員はもちろん、養成講座の修了生、各日本語学校、専門学校の先生方、ボランティアで日本語を教えていらっしゃる方など日本語教育に携わる多くの方がいらっしゃいました。開会前は、お互いの近況報告や情報交換などをされている姿があちらこちらで見られました。

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今回の総合テーマは「日本語教育の未来を見つめて」です。

①基調講演は「21世紀の日本語教育 21世紀型スキル・e-learning等のキーワードから考える」です。正に今回の発表会の冒頭を飾るにふさわしい内容でした。、講師の篠﨑大司先生(別府大学文学部国際言語・文化学科准教授)からICT技術を取り入れた日本語の授業スタイルをご紹介いただきました。講演を聞く前は「e-learningとかICTとか言われても、よくわからない」という方も中にはいらしたようですが、篠﨑大司先生は、メリット/デメリットも含めてわかりやすく丁寧にお話されました。講演が終わった後では「そんなに難しいものではないんですね」という声も聞かれました。これまでの対面授業のスタイルに縛られない、新しい時代の日本語教育について考えるきっかけになったのではないでしょうか。

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②研究発表は当校のベテラン教師、大村礼子、神本令子のWレイコ先生による「日本語能力試験 新傾向問題の分析と対策~N1・N2文法~」です。2010年より大きく変わった日本語能力試験が日本語学習者にどんな力を求めているのか、ということを出題例を挙げて、会場の参加者と一緒に分析しました。「(例に挙げた表現は)日本人がごく自然に使っているものなので、生の教材には数多く存在するはずである。それを逃さず取り上げていくのが教師の役割である」という結論に多くの方が頷いていらっしゃいました。

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③教育現場からの報告は当校の若手教師、田栗春菜先生の「生活者としての外国人が求めていることに対して日本語学校で何ができるか~文化庁委託事業『地域の日本語教室』の現場から~」です。本校が本事業の受託を開始して5年、これまでの経過を振り返り、今後地域の中で日本語学校はどのような役割を担うことができるのか。単なる報告ではなく、現場で学習者と向き合っているからこそ出てくる疑問や葛藤を交えての話がありました。発表後に「興味があるので今後かかわりたい」という方もいらっしゃったと聞いております。

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④最後は特別企画  「3.11被災地ボランティアをしている学生へのインタビュー」です。先日(4日前)当校を卒業したばかりの黄可為さんに日本語使用者の目を通して見た被災地ボランティアについて語ってもらいました。時折ユーモアを交えて自らの貴重な体験を語った彼の日本語は、完璧ではないものの確実に会場にいらした方の胸に届いた思います。後半は、インタビュアーとして当校の萩原秀樹先生が彼の活動と言葉から導かれた日本語教育観、あるいは教師観、学習者観といったものを提示しました。今後の日本語教育、日本語学校に貢献できるようないくつかの視点の見直し、捉え直し等を考える機会になったかと思います。

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以上で、プログラムは全て終了しました。どの発表も前述した総合テーマ「日本語教育の未来を見つめて」にふさわしく、これから日本語学校および日本語教育に携わっていく人にとって必要な内容、役に立つ内容だったと思います。閉会後も発表者のところへ行って質問している方、お互いに感想を話されている方などが見られましたが、時間が限られていたことが残念でした。

 

 

今回の研究発表会の内容はこちらをご覧くださ。

過去の研究発表会についてはこちらをご覧ください。

地域のお母さんの教室

 

文化庁の委託事業「生活者としての外国人」のための日本語教育事業として開始した地域のお母さんの日本語教室もですが今年度で5年が経ちました。

初年度は、子どもの教室からスタート。この時に来ていた子供たちは小学生でしたが、今は高校生、中学生になっています。

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次年度は、子供のお母さんたちのため教室をスタートしました。韓国のお母さんたちが多かったですね。とても勉強熱心でした。お母さんたちから学ぶことも多かったです。

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日本語の勉強もあり、日本の文化についての勉強もありで、浴衣の着付けもやりました。すごく楽しかったです。

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次の年は、幅広く募集をかけて、インドのお母さんたちが多く参加してくれるようになりました。この日のテーマは「防災」。防災グッズについて学びました。初めて、防災グッズを手にするお母さんもいました。

防災写真

新年の教室は書初めでスタートしました。いろんな思いが文字になり・・。

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今年度のお母さんの教室は、先週で終了しました。この教室を支えてくれているのは、全て当校の養成講座の修了生です。戸惑いながらの地域の教室でしたが、今では日本語学校として、地域の皆さんといっしょにいい形の教室作りができてきていると思います。もちろん、もっと。もっとなんでしょうね・・。修了生の皆さん、本当にありがとうございます!!!!!

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できた~!二題

 もう3月も後半。春めいてきましたね。今学期の授業もいよいよあと一日。24日までです。そして25日は卒業式。嬉しくもあり、寂しくもあり・・・。

 1月から3月まで、今学期の目的別(選択)授業で 「私の辞書」作り という科目を担当しました。学生一人ひとり、興味のある分野の辞書を作ってみよう、というクラスです。みんな頑張って、なかなか個性的な辞書ができました!

ひたすら数学で使う言葉や公式を書いていたJさん。アニメのキャラクターの性格分析をしていたGさん。「ねずみを気持ち悪いという人が多いけど、ホントはかわいいんです。みんなにネズミのいいところを伝えたいんです」と頑張ったMさん。モルモットからどぶねずみまで、いろいろな種類のねずみの情報を載せてくれました。ロマンス系ゲームについての辞書を作っていたTYさん(男性)は「はずかしい~」と言ってなかなか日本語のチェックをさせてくれず・・。読んでみて、Tさんの乙女チック、いえロマンチックな文になるほど、これは照れるよね~と納得!?Iさんの辞書はロリータファッション。皆さん、「こどな」って知っていましたか?おかげまで私も新しい言葉をたくさん覚えました。Yさんの辞書はバイクとl車。そしてその関係の専門学校に進学します。Yさん頑張れ~!Rさんはスポーツ機器や人の体の構造について。将来の夢はスポーツインストラクター。夢が叶うといいですね。Sさんは乗馬大好き!馬の絵もすご~く上手でしたが、ずっと馬の絵を描いている日もあり。あの~、日本語を書いてほしいんですけど・・・。できあがって、みんな本当に嬉しそうでした。

私の辞書作り 写真P3130526

そして、こちらは上級クラスで日本人の方にインタビューさせていただいたことをまとめた新聞?の完成です。インタビューのときは、どのグループも1時間ずっと話していました。入学したときは「こんにちは」も知らない学生もいたのに・・。みんな、すごい!そしてインタビューに協力してくださった皆さん、ありがとうごございました。J6a 仕事のインタビュー 2014.3.19.P3190531

どちらの作品も学校の4階に掲示してあります。皆様、よかったらぜひ、見に来てくださいませ。

ああ、卒業式にはまた泣いてしまうでしょうか、私・・・。このクラスの担任、後藤でした。

お寿司を作りました!

本日、人生初めてお寿司を作ってみました!!

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プロの職人に教えてもらいました!!

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アジアはもちろん欧米でも大人気だそうです!!

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よくできたのではないでしょうか?美味しそう!!

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プチ自慢

上級クラスで高校の国語教科書を使っています。

三省堂発行の『国語総合 現代文編』。25KouKoukokugoSogo1

採用にあたっては、老舗の明治図書とか筑摩書房もながめましたが、正直言って、どれも似たり寄ったり。 いわゆる定番教材的なものがずらりと並んでいます。 もちろん、芥川龍之介「羅生門」や太宰治「富岳百景」に代表される定番のそれが悪いわけでは決してありません。 でも、せっかくだから学生の関心をもう少し引くような、比較的新しめのものに接する機会を・・・ ということで、この一冊に。

収録作品は私の好きな 川上弘美「神様」のほか、文章の美しい 福岡伸一「生物と無生物のあいだ」。そして 思想家の内田樹、科学者の池田清彦、作家の多和田葉子といった論客。 いずれも各界で活躍中の方々ですね。もちろん、鈴木孝夫、山崎正和といった長年採用の大家もはずしていません。

ですが、そうした作品に勝るとも劣らず、ポイントになったのは、装丁。 なかなかしゃれている。本文のデザインも地味ながらセンスがいい。 だれの手になるものなのかなぁ・・・と思って奥付を見たら、 「クラフト・エヴィング商會」とありました。 近年、装丁に限らず、さまざまな分野で活躍中の夫婦によるユニット名。 この教科書の巻末にも、ウィットに富んだステキな文章をさりげなく寄せています。目下、世田谷文学館では初の展覧会が開催中。

今週の授業では、村上春樹訳のティム・オブライエン「待ち伏せ」を読み、その訳文の巧みさに、学生ともども感心していたしだいです。この作品も定番教材のよう。 また、中村安希「インパラの朝」は筆者が執筆当時20代だったことに学生は驚き、その内容にも共鳴した人は文庫本を買い求めていました。作品の力ですね。

そんなこんなで、学生にも比較的評判のいい教科書なのですが、協働しているほかの先生からも、「これはいい選択だった」とお褒めのことばをいただきました。 つまり、私の眼力もまんざらではないということで。プチ自慢。 萩原でした。

みんな大はしゃぎ

島崎です。

先週も降りましたね、雪。asakusa

1年に2回もこんなに大雪になるなんて、きっと何十年ぶりになるんでしょうね。
学生達には寄り道しないで早く帰ったほうがいいと話すぐらいで、授業は通常通り行われホッとしました。休校になってしまうと、授業のスケジュールもずれてしまいます。日本語教師の授業の準備はみなさんが思うよりずっと大変なので、ずれてしまうと、まあ無駄になる訳ではありませんが、もう一度新しい担当項目の準備を急いでしなければならなくなり、あたふたしてしまいます。←特にわたしの場合。

今年の雪はどちらも週末だったので、そんな心配をする必要もなく、わたし自身もちょっとはしゃいだ気持ちになりました。

学校には台湾やタイなど、雪が降らない国から来ている学生達も多く、週末のfacebookには、雪景色&雪といっしょにポーズをとる姿一色。本当にそれ一色。
そんな中、スウェーデンから来た学生Aさんは、「雪が降っただけでしょう?しかも、大雪というほどの量じゃない。何でみんなこんなに雪の写真ばかりアップするのか!意味がわからない。」とコメント。

ええ、ええ、おっしゃる通りですよ。その通りですよ。
ただ、わたしも写真を何枚も撮ってしまった一人なので、浮かれる気持ちわかるんだけどなぁ。

みなさんは、どのように週末を過ごしましたか?