• 283月
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    新制度の下で始まった「登録実践研修課程 45単位時間教壇実習コース」、
    その記念すべき第1期生の一人は、マレーシアのAtoZ Language Centre
    校長の西尾亜希子さんでした。
    西尾さんは、インターカルトの教師養成修了後マレーシアへ。学校設立。
    AtoZは、インターカルトの文化庁受理養成講座のマレーシアサテライト。

    海外で教える教師には経過措置がないので、試験ルートでの受講でした。
    去年11月の日本語教員試験の基礎試験と応用試験(合格率8.7%)に合格、
    だけでも偉いのに、コースを受けるためにマレーシアから来てくれました。
    でも、来なかったら国家資格取れない、登録日本語教員になれないのだから。

    前にも書きましたが、お初のものは“まず私が”のマイルール。
    現職日本語教師、それも20年以上の経験という人たちに向けての授業は、
    担当した私たちの方こそ“勉強になりました”でした。

    そういうことをしながら、祝日も土曜日も日曜日も返上して。
    西尾さんたち、登録日本語教員、おめでとうございます!
    お疲れ様でしたー! 受講ありがとうございました。

    コースが終わったと思ったら、すぐにISOの定期審査受審。
    ふう。ということで、
    私は、無事駆け抜けましたでしょう!で、いろいろ振り返りながら、
    いろんな人に会いにあちこちに行ってきまーす。

  • 263月
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    時は春。春は異動の季節。

    慣れ親しんだ人が次のところに動いていく。
    こちらから見ると、忽然と消えていく。
    組織を硬直させず、組織として発展させていくためには
    仕方がない、というか、当然のことなのかもしれない。
    馴れ合いや癒着を起こさないためにも。
    しかし、こちらから見ると、今まで築き上げてきた
    共通の思いや仕事の仕方、関係が突然切れるのだから困る。
    でも、そうなのだから仕方ない。

    小さな組織だったら、異動だってたかが知れてるし、
    大きな変化はないから、一つの思いをもって、
    その役割だったり使命に向かっていける。・・・のだろうか。
    硬直化は?発展は?

    昨日3月25日。
    何人かの仕事つながりの方たちから、
    異動のお知らせメールが届きました。
    そしてさっき、
    新宿西口の地下道でばったり会った仕事つながりの人が、
    私、異動かもしれなくてと。
    おそらく、かもしれない、ではないです。
    すごく仕事ができる、さらに感じのいい働き盛りの年齢の女性。

    地下鉄に乗ったら(空いていたので優先席に座ったら)、
    トーマスが目の前にいました。

    私はどうしていくのかなと思いながら、次で降ります。
    今日も一日元気に。

    ・・・と、今朝の地下鉄の中で書きました。今は帰りの電車の中。

  • 253月

    漫画の中に、深い意味のことばがたくさんあります。
    昨日、卒業生たちに向けて話した、“贈ることば“の中で…

    ●できるかじゃねぇ、やるんだよ!!
    (『呪術廻戦』〜伏黒恵)

    ●おれは、助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!
    (『ONE PEACE』〜ルフィ)

    ●お天気の日はお天気のように。雨の日は雨のように。
     天地の通りにおやりになったらよろしい。
     そのほうが道が開けましょうなあ。
    (『浮浪雲』〜渋沢先生)

    漫画なんてと侮ってはいけないのです。
    卒業生のみんなには、インターカルトで勉強してくれて
    ありがとう❤️…それだけです。

  • 223月


    日本語教育機関認定法で定められた「登録実践研修」の
    第一回集中コースが進行中です。
    受講生は、去年の11月に行われた、第一回の日本語教員試験、
    基礎試験と応用試験に合格した、国内と海外の告示校以外での
    現職教師の皆さん。

    どこの何でも、初めてするプログラムやコースの第一回は、
    基本、自分も担当する、というのが“私ルール”なので、
    今は、中上級実習担当の先生をしています。
    ……おかげで、20日の祝日もこの土日も出勤^^

    このコースの次の開講は、来月4月15日から、土曜日10回です。
    事前の講座説明会では、
    国家資格について/日本語教師の需要/就職のこと、
    講座内容、受講方法のご説明/お仕事や学業のご都合にあった
    受講計画のアドバイス、そして学校見学も。

    以上、「旅サラダ」を見ながら紹介させていただきました。
    今日の私の担当は14:10-18:15。
    いよいよ、外国人学習者対象の教壇実習です。頑張れ皆さん。

  • 203月
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    今朝降りた電車が「回送」になったのを見て。

    例えば、「積雪のため、列車の運行を見合わせます」と言われて、
    「ん?見合わせるって何? え?運転しないってことなの?」
    (じゃあ、はっきりそう言ってよ!)と、
    おそらく日本語話者でない人が思うであろうことと同じように、
    この「回送」というのも「何?」って思うのではないかな?と思って、
    通勤の長い車中、ネット上をあっちこっち。(本日も出勤なり。)

    で、そういうあっちこっちを今「ネットサーフィン」と言ったら、
    古めかしい言葉、もしくは死語と言われてしまうのかもとも。
    AI氏によると「今の若者は「スマホで調べる」「SNSを見る」など、
    具体的な行動を表す言葉が好まれる傾向」と。
    なんだか言葉の世界も、あっちに行ったりこっちに来たりですねぇ。

    は、ともかくとして「回送」。
    この場合の回送は、電車やバスなどを、空車で他の場所に動かすこと。
    そうか、中を空にしてって、つまり一旦リセットしてってこと。
    そうか、そうだなと思いながら学校に向かった今朝でした。

  • 193月
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    3月半ば過ぎの今朝の雪、なごり雪とも言うんですね。
    春になっても残っている雪という意味ではなく、
    春がきてから降る雪という意味。つまり春雪。
    激しく雷も鳴っていましたよね。春雪と春雷。

    イルカの「なごり雪」の歌詞は、ちゃんと、春雪の意味ですね。
    ♪…なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで…♪
    降る時を知り、という歌詞がいいなと思います。

    祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
    沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
    奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。(平家物語)

    春よこい、早くこい、です。

  • 173月
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    (illust AC)

    週末にあった懇親会の三次会!で歌ったばかりです。
    ブルー・ライト・ヨコハマ。
    昭和のおじさまたちが懐かしがった、いしだあゆみさん逝去。
    若い頃を知らない人たちは、カラオケの画面に映る顔を見て、
    すごく綺麗だったんだねーと言っていました。

    生者必滅。

    三十くらいまで、地球が滅びても、自分だけは生き残りたいと、
    本気で思い、人に言っていました。・・・何考えてたんだか。
    でも、百くらいまでは生きる気がするので、
    あとこれから、何しようかなと。

  • 153月
    Categories: 雑感 Comments: 0

    この間2日続けて行った渋谷で何台も見たこれ。
    スーパーマリオみたいな格好をした外国の人たちが
    公道をビュンビュン飛ばしていました。

    これ、違法じゃないのか。
    と思ったのだけれど、合法だそうですね。
    国際免許があれば乗車できる。マナー講習30分。
    40分~1時間のコースが1万2千~1万4千円ほど。
    しかし、当然のことながら事故や苦情多し。→詳細

    で、渋谷の道のど真ん中、
    このマリオたちの脇をキックボードに乗っている、
    こちらは日本人たちが飛ばして通り過ぎるのだけれど、
    やっぱり、危ないったらありゃしないと思った、
    渋谷でのおのぼりさん=私でした。

  • 143月
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    足利大学の佐々木節さんが、3月11日にご逝去という知らせが、
    翌12日に突然届きました。私の故郷、足利つながりで。呆然。

    写真は去年のお正月、
    渡良瀬川の中橋を見下ろすホテルのレストランで。
    食事をしながら、今日に至るまでのお互いの人生の話をし、
    仕事に就いてから行った先が中国とインドネシアと国は違うけれど、
    それが人生の転機になったのは似てるよねとか。

    そして、箸袋に「人走茶凉」という文字を書いて、
    佐々木さんにも私にも待ち受ける、これからについての話をして
    くださいました。
    これは、中国のことわざで、直訳すると、人が去るとお茶も冷める。
    去った人への関心はすぐに冷める、疎遠になる、というような意味。
    いつも、留学生をはじめたくさんの人に囲まれていた佐々木さん、
    仕事を離れて少したったころで、胸が詰まりました。

    じゃあまたと言って別れた、またの日の昨年末。
    車を運転して、私の実家まで迎えに来てくださいました。
    杖をついて歩いていらした、それが、会った最後です。

    悲しい、寂しい、辛い、切ないことが続いています。
    今日は、インターカルトがとてもお世話になった弁護士、
    今井健夫先生のご葬儀。たくさんの懐かしい方々に会いました。
    気持ちが2、30年前に戻り、それがまた本当に切なかっです。
  • 133月
    Categories: 雑感 Comments: 0

    振り返ってみると、たくさんの人に背中を押してもらって
    ここまできたなと思います。
    そして、いつもおんぶに抱っこで背中を預けきってきた人の
    背中が、突然、この世からなくなったり。

    ということが一人、二人・・・と続いて、
    ちょっとめげているここ数日です。なんですが、
    その背中のためにももうひと踏ん張りしなければなのです。
    光を失ってもなお、光り輝いている人もいるので。

    私が生まれる前に亡くなった祖母が、
    この世は苦娑婆だと言っていたと、亡き父がよく。
    今、おばあちゃんの孫は、苦娑婆の意味がわかるのですよ。

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