一年が終わっていきます。

振り返ってみれば、想定外の一年でした。
でも、本来の私らしい一年だったかもとも思います。
若い頃は(という言い方は嫌だけど)、
想定も何も、勘と勢いで、これ!と思った方向に走る日々でした。
それが歳を重ねて(もっと嫌な言い方)、
思慮とか遠慮とか気力の問題で、
そんな刺激から遠ざかっていたように思います。
なので、2025年は、
良い年だったと総括しようと思った12月18日、朝の都営大江戸線。
おはようございます。
今日は午前中、学校で登録日本語教員の実践研修の最終日。
終わったらすぐに飛び出てタクシーで東京駅前の会場に。
かつての大晦日の、レコード大賞から紅白に移動する歌手みたい、
と今朝思ったけれど、それを知る人は今もう少ない。
なんであれ、お座敷がかかるうちが花です。

いつも週明けに見に行く、私が唯一信じる占いサイトを、
今週は週末の今日まで見るのを忘れていました。
「ここ最近のあなたは「目に見えないリスク管理」をずっとやっていた」
「色々なことから脱走したくなって当たり前なのです」
とあり、ほっと胸を撫で下ろす今朝。
土曜日の朝はライナーがないので、そこそこに人がいる特急の、
すみませんが、年齢制限内なので、車両のすみの青いマークの席に。

昨日の夕方にした、学校での学生たちの忘年会イベント。
元気が一番。みんなにありがとうです。
今朝の天気予報が、
「北日本と東日本の日本海側は雪」と言っていました。

ノースポールという、白い小菊の芽です。
黄色と赤のチューリップの球根と一緒に妹にもらいました。
春になったら、三つのプランターに二色のチューリップが咲いて、
そのまわりを白い小菊が覆う予定。

今朝の富士山。冬の青空。

そしてこれは、登録実践研修の対学生実習。
昨日と先週の、一人45分の実習の二回目、中級実習。
国家資格取得を目指す、知と品と愛すべき個性を備えた、
熟女の手前年齢の皆さんと大学院生の、春に開花のクラスです。
35年くらい日本語教師養成の授業を担当してきた中で、
本当にたっくさんの人たちと出会いました。
日本語教育界で大活躍している人たちも多くいて、
国内外のあちこちで、あー!と再会することもしばしば。
来週の振り返りで、この回の実習は終了。
その後の担当はしばらくお休みかな・・・と。


折々に思わぬ凸凹に出会いながら、
それでも、日々は静かに流れていきます。
三連休初日は、日本語教員を目指す人の登録実践研修の授業。
同性でも憧れるユニークで素敵な女性たちのクラスで、
1人45分の実習の2回目、皆さん、中級の授業に挑むべく準備中です。
世は、富山での日本語教育学会。私は行けず、行かず。
会場で初お披露目という『現代日本語教育ハンドブック』の
第二部第二節に私も。お声がけいただいたこと、ありがたきかな。
そして、

12月13日、実践研修の最終日、授業を終えたらすぐに飛び出して、
東京駅駅前の会場に行って、このフォーラムで話します。
こういう機会をいただけること、ありがたきかな。
でも、どれもこれも、本当におこがましきかななのです。
三連休二日目は、月に一度の母と一緒の鍼灸と、妹合流のランチ。
明日の三日目は、本気で休みます。

出雲大社。神楽殿の大しめ縄。
仙田さんが連れて行ってくれました。
下の写真は、
おおくにぬしのみこと(大国主大神)と仙田さん、と私。

しまね国際センターの仙田武司さん。
インターカルト日本語教師養成講座の誇るべき修了生。
30年前、私は仙田さんの先生でした。
そして今は、仙田さん率いる部隊からお呼びがかかり、
この講座をさせていただいています。で、私も島根に。
(でも、今日から仙田さんはこれのために浜松に。)

今日はその授業見学。
担当は、養成講座修了後にインターカルトの講師になり、
2年前から故郷鳥取で日本語教育活動をする杵村正子さん。

主催者が教え子、講師も教え子。
まさに出藍の誉で、教師冥利に尽きるというものですね。
たった一日しかいない島根なのだけれど、
見て聞いて感じた「島根の底力」。
静かさの中に潜む持久力。派手には語らないのだけれど、
確かな文化と技で人を育て続ける土地の力。
全国の神々が出雲大社にお集まりになる“出雲神在”、
今年は11月29日(土)から12月6日(土)だそうです。

とにかく眠くて眠くて、たくさん寝られるのです。
そういうことを言うと、その年でと羨ましがられますが、
家に帰ってご飯を食べた後、場合によっては帰宅した途端、
バタっと倒れるように。週末は当然、8時間超えのことも。
これまで、日々3時間程度しか寝てこなかったので、
そりゃあびっくりです。
身近な人々は、疲れてるからと案じてくれるのですが、
これ、どういうこと??と検索したら、
高齢者が寝てばかりいる(傾眠傾向)のは、
老衰の前兆の1つと言えます。 と。
老衰の前兆????? 老衰がいきなり身近になりました。
写真は、鍼灸院の本棚にあった本。思わずkindle版を購入。
年齢と共に悩みは変化するのですね。
30代までは見向きもしなかったタイトル。
それより、ちょい太超えてますよね、今もう。涙涙涙。