Archive for 行事・日本語学校の毎日

続 「駅からハイキング」に、はまっています。

「駅からハイキング」は、駅から駅まで歩くイベントです。JR東日本が企画・運営しています。

2000年に始まって、今年で17年目です。私は、昨年の秋から参加しています。特に準備は必要ありません。参加費は無料です。駅で、参加賞のバッジ1個と地図を受け取って、スタートします。

しっかり歩いて、四季折々のいろいろな景色に出会って、気分スッキリ! … こんな出会いがあります。

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【 2月 】
渋谷駅 コース (7.5 km)
(2017年2月10日~19日開催)
「移り変わる渋谷界隈と
今話題の奥渋谷を歩く」

※ 渋谷区 鍋島松涛公園 の水車です。

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【 3月 】
四谷駅 コース (8.5 km)
(2017年3月17日~31日開催)
「上智大生が考えた
春のおさんぽコース」

※ 上智大学の隣にある聖イグナチオ教会のステンドグラスです。

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【 4月 (1) 】
平井駅→葛西臨海公園駅 コース (11 .0 km)
(2017年4月1日~9日開催)
「東京江戸川区さくら名所巡り~
小松川・新川の千本桜と
平成庭園のしだれ桜」

※ 江戸川区 小松川 の千本桜です。

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【 4月 (2) 】
千駄ヶ谷駅 コース (7.5 km)
(2017年4月7日~16日開催)
「春色に染まる千駄ヶ谷の旬めぐり」

※ 神宮外苑のイチョウ並木です。

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【 5月 】
吉祥寺駅 コース (7.0 km)
(2017年5月1日~28日開催)
「祝 井の頭恩賜公園開園100周年
井の頭公園と吉祥寺散策」

※ 三鷹の森ジブリ美術館のトトロです。

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【 6月 】
大井町駅→大森駅 コース (11 km)
(2017年6月8日~18日開催)
「あじさいを愛で(めで)、
東海七福神をめぐる」

※ しながわ中央公園のあじさいです。

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「駅からハイキング」
 参加賞のバッジ。
 20個集まりました!

※ 東京メトロのバッジが
 1個混じっていました。

関東のおすすめスポット

こんにちは、3階スタッフの大阿久です。

先週末で春学期が終わりました。みなさんは、この学期休みにどこへ行きますか?以前、東京タワーにあるマニアックな水族館を紹介しましたが、今回は足を延ばして、関東のおすすめスポットを紹介します。暑くなるこれからの時期にピッタリです。休みを利用して行ってみてはいかがでしょうか。

 

1. 大谷資料館(おおや しりょうかん)・大谷石地下採掘場跡(おおやいしちかさいく        つじょうあと)・・・栃木県(とちぎけん)

1919年から1986年までの約70年間、大谷石を採掘していた地下空間です。大谷石とは、建築に利用される石です。一歩入ると、まさにそこは「ドラクエ」のような世界が広がり、冒険気分を味わえます。また、色々なドラマやミュージックビデオの撮影に使用されています。暑い夏でも中はひんやりしているので、長袖のシャツを持って行ったほうがいいでしょう。ちなみに、私が行った5月28日は8℃!Tシャツ一枚で頑張りました(笑)。

交通:JR宇都宮線(うつのみやせん)宇都宮駅からバスに乗り、大谷・立岩バス停まで約30分。

切り立った崖は見る者を圧倒します!

「ドラクエ」のBGMが聞こえてきそうです。

すぐ近くには大仏が立っています。

 

2.勝浦海中公園(かつうらかいちゅうこうえん)・・・千葉県(ちばけん)

日本にはたくさんの水族館がありますが、全国でも珍しい、海の中にある水族館です。水槽ではない、自然の海で泳ぐ魚の姿を間近に見ることができます。荒波に流されている魚もいて楽しいです。

交通:JR東京駅から特急わかしお号で勝浦駅まで約90分。勝浦駅からタクシーで約7分。

あれが水族館!?

 

この荒波の中、どんな魚がいるのでしょうか。

 

3.武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)・・・東京都(とうきょうと)

東京都西部にある「御嶽山(みたけざん)」。高さは929mあります。
その頂上にあるのが、武蔵御嶽神社。神話の時代に建てられたと言われている神社です。ケーブルカーに乗ってふもとの御岳山駅に行き、そこからただひたすら山道を歩きます。

はっきり言って、全然涼しくないです!日差しが痛いくらいです。しかし、静かな山道もあれば、「どうやって建てたんだろう?」と思わせる商店や宿もあり、景色の変化を楽しめます。

そして、「まだあんのかあ~~(゜△゜;)」と思わず言ってしまうくらい、容赦(ようしゃ)ない階段を上った先には神社が! 何とも言えない達成感がこみ上げてきます。ちなみに、縁結びの神社のようなので、デートにぴったりです!?

交通:JR青梅線(おうめせん) 御嶽駅(みたけえき)からバスで約10分(終点下車)。

名物のお団子。

いく段もの階段を上った先にある神社。「お犬さま」を祭っています。

 

以上、関東のおすすめスポット紹介でした。行くときは、必ずホームページで確認してくださいね。くれぐれも、怪我や事故のないように。それでは、夏学期、元気な姿でお会いしましょう!

出会い、別れ、そしてHAPPY♪

こんにちは。
いよいよ桜も満開の時期を迎えましたね。
今週学校近くの竹町公園にてお花見を計画中の田栗です。

この桜のシーズン、インターカルトからも多くの学生が巣立っていきました。

長期コースの卒業式

 

3/31修了のウィークリーの学生達(在校生も一緒に撮影!)

3/16修了の「台東区の地域のお母さんの日本語教室」の皆さん

 

インターカルトは、この一つの校舎の中で実に様々なバックグラウンド、様々な学習目的の人たちが学んでいます。
修了後は、進学・就職・会社での本格的業務の開始・旅行・帰国・日本での今後の生活…と別々の道に進んでいきます。

そんな皆さんの人生の一時期ここで出会えて、少しでも共に学べたことは本当に幸せなことだと感じるのが、この3月という桜の季節なのです。

 

そんな私たちの「ハッピー」を伝えるべく、こんなムービーを作りました。
https://www.facebook.com/inculnihongo/videos/1648244425191292/

卒業式で卒業生に向けて上映したムービーですが、実はこれ、構想に1年以上かかってやっと実現したものなのです!

卒業生はもちろん、在校生、過去から現在に至るまでの先生方、近所でお世話になっているお店の皆さま…と、この学校に関わる様々な方に見ていただきたく、今の学校の一番「ハッピー!」な笑顔を集めました。

授業後の撮影となることが多かった先生方ですが、そこはやはりパフォーマンスのプロ、カメラを回すとほぼ一発であの笑顔!撮影時は爆笑の連続でした。
学生が去るのと同様、先生の中にもこの3月で学校を離れる方がいらっしゃいます。別れは寂しいものですが、この学校で過ごしたハッピーな思い出が少しでも残るよう、感謝の気持ちも込めて作成しました。

また、以前加藤校長のブログでも記載がありましたが
(こちら→http://www.incul.com/blog/kato/2017/03/24/8673/
このムービーは、地域の皆さまにもご協力いただいて完成した作品です。
「どうしたら地域の方と一緒に何かできるだろうか?」「どんな仕掛けを作ったら楽しめるだろうか?」と色々模索してお願いした結果、ノリノリで参加してくださったお店の方々です。

学生も教職員も皆お世話になっているお店、せっかくなのでちょっとだけご紹介したいと思います。(ビデオ出演順)

①ヤキタテピザ佐野 新御徒町店さん

②インドカレー PRASIDHAさん

③ローソン台東三丁目さん

④新川酒店さん

こんな無茶なお願いに快く応じてくださった皆様、本当にありがとうございました!
そして最後に…このビデオは、この方なくしては語れません。

構想・企画・撮影・編集(これが一番重い…)の全てを担ったTさんの「HAPPY」スマイル!

 

 

このムービーを通して、少しでも皆さまに「HAPPY」が届きますように・・・

 

「駅からハイキング」に、はまっています。

「駅からハイキング」とは、駅を起点、終点としたウォーキング・イベント。駅から駅まで歩く行事です。JR東日本が、企画・運営。2000年 (平成12年) に始まって、今年で17年目です。参加費は無料。

特に準備は必要ありません。駅の受付に行きます。はじめて参加する人は、駅の受付で会員カードをもらいます。会員カードに「出発」を記録したら、地図と参加賞のバッジを受け取ってスタートします。

お金はほとんどかからず、からだを動かして気分スッキリ!いろいろな日本の景色に出会うことができます。

 

・信濃町 駅 コース (8.5 km) (2016年11月25日~12月4日開催)
「創建90年を迎えた明治神宮外苑いちょう並木と周辺散策」

 

・浜松町 駅 コース (14.5 km)  (2016年12月9日~18日開催)
「五感で味わう”粋”な『江戸』×『東京』古地図めぐり」

 

・御茶ノ水 駅 コース (10.5 km)  (2017年1月13日~22日開催)
「昭和の名建築・ロマンが残る風景めぐり」

 

地図と参加賞のバッジです。

入学式からお笑いまで

少し遅くなりましたが、新年最初のインターカルトブログ更新です。

 

 

今日は冬学期の入学式がありました。

 

しかし、

 

写真は新入生ではなく、在校生です。

インターカルトの入学式では在校生が通訳として活躍してくれています。

入学式では日本へ来たばかりの初々しい新入生が主役ですが、

今日は上の写真に写っている在校生のスピーチを聞き、

「あれっ、この学生って日本語でこんないいことが言えるんだ」

という発見がありました。

 

また、このことから私が時々考える「留学の主役は学生」という言葉が

再び頭に浮かびました。

普段の授業で今日のスピーチのような学生の良い一面を発見することが

できないのは、授業でこちらが言わせたいことばかりを想定して

授業を作っているからだと思うことが最近あります。

とはいっても、授業の準備をする際には、どうしても主観的にならざるを得ません。

時々、今日のような経験を通じて、学生の良い一面を発見できるような授業が

行えればと思います。

 

さて、このブログをご覧の皆様は、お正月をどのように過ごされたでしょうか。

正月といえば、箱根駅伝、高校サッカーなど色々なものありますが、

私の場合は「お笑い」です。

 

去年、学校の目的別授業で「テレビで音読」という科目を担当し、

その授業の中でコントを学生に見せました。

言葉だけで理解する漫才は、学生にとってハードルが高いですが、

芝居の要素があるコントは、言葉だけでなく動きで場面を理解することができます。

そんな目的別授業を締めくくる最後の日に、去年の正月(1年前)に見た

下のリンクにある映像を恐る恐る見せてみました。

3分弱の映像なので、よろしければご覧ください。

 

https://www.youtube.com/watch?v=JqY-LAYAGwI

 

ご覧くださった方は、なぜ私が恐る恐るこの動画を学生に見せたのか

お分かりになったのではないでしょうか。

 

そうです。

流れに関連性がなく、特に意味のないネタのため、好き勝手がはっきり別れるのです。

しかし、私はこのようなリズムネタも好きで、一回聞いたら

「絹江にパンパン」のフレーズが脳裏に焼き付いて離れなくなってしまいました。

 

さて、3ヶ月の目的別授業を締めくくる最終日の最後の5分に、この動画を恐る恐る

再生した私の運命はどうなったでしょうか。

 

大爆笑でした。(どや顔)

 

どや顔は嘘で、内心ほっとしていました。

また、このような笑いが学生にも理解できるのだという発見は、自分にとって

収穫になりました。

この動画を見て、日本語学習の面で何が学生のためになったのかと言われれば、

正直返す言葉がありませんが、初中級の学生たちが対象だったので、

「先生、品切れは何ですか」と質問した学生がいたので良しとしてください。

 

ということで、今年も正月にお笑いを見て、学生が笑えるようなネタはないかと

授業に関連付けてテレビを見てしまった私でした。

今年はこんなネタはどうでしょうか。

 

https://www.youtube.com/watch?v=eImUQoTVNlc

 

 

最後に学校の教室の写真です。

インターカルトでは全教室に薄型テレビが設置してあり、またタブレットや

それをテレビにつなぐコードも常備しているので、これらを使って

色々な授業を行うことができます。学校内にはWi-fiも通っています。

 

新しいツールや新しい取り組みを実現しやすい環境、それが教える側にとって

インターカルトの魅力の一つでもあると思います。

私は他にも月1回のペースでバスケットボールやフットサルのイベントも

行っています。

インターカルトでは日本語教育において新しいチャレンジを行いたいという

先生をお待ちしております。

 

以上、まとまりのない文章でしたが、皆様、本年もよろしくお願いいたします。

 

 

インターカルト日本語学校の 2016年 「今年の漢字」

毎年恒例の漢検主催の「今年の漢字」は「金」でした。リオオリンピックで日本の選手が12個の「金」メダルを含む、史上最多のメダルを獲得し、たくさんの感動を与えてくれましたね。インターカルト日本語学校では外国人学生はもちろん教職員一同、「今年の漢字」の応募に協力しています。

さて、当校では漢検に応募した漢字の中からインターカルト日本語学校の「今年の漢字」を発表しようということになりました。12/13にライブ中継で発表を行いましたがご覧になりましたか。

インターカルト日本語学校の「今年の漢字」は「変」

理由として、世界の変化から、留学生活で自分の生活に変化があったことなどいろいろとありました。

他にもいろいろな「今年の漢字」をちょっと見てみましょう!!

まずは、外国人学生が応募した「今年の漢字」ラインナップ・・・

乱、進、驚、丼、雪、金、楽、変、女、新、犬、恐、夢、頑、疲、生、友、哀、恋、年、

青、欅、自信、響、美、祈、冬、復、慣、興、花、凹、光、毎日、機、学、安、茜、選

森、深、震、寂、謙、茨、死、日、面、逆、成、凪、雨、解、怒、越、鬱、曜、婚、二

化、瞬、一、難、扉、好、晴、運、突、科、高、和、静、卒、始、国、悪、字、時、能

揺、縁、鞄、理、勇、陽、泰、狂、神、波、友

 

同じ漢字でも理由は様々で、おもしろいです。

少し紹介しましょう。どの漢字かわかりますか。

《コメント》

・毎日、お金を使いますから。一番大切と思います。

・勉強がたのしい。

・日本で新しい生活を始めた。

・日本に来てから生活は楽しいですけど、大変です。

・簡単でカタカナも同じです。

・今年はN3合格を目指し、日本語の勉強を頑張った。

・すき家の牛丼はとてもおいしい。毎日食べに行く。

・日本に来たときは友達がいなかったが、今は違う。辛いときにそばにいてくれる友達がいる。など

学生にとって、留学生活がまさしく今を表す「今年の漢字」になのでしょう。

 

さて、教職員の「今年の漢字」を見てみましょう。

動、選、辛、赤、問、非、鯉、倫、変、驚、金、虚、飛、守、揺、転、離、解、逆、整、怒、移、迷

《コメント》

・天災、大事件、大事故「転がる」ようにいろいろと起きた年だった。

・高齢ドライバーの逆走事故多発。

・SMAP解散

・今年は25年ぶりに広島東洋カープが優勝。感動した。など

 

一人ひとりの思いが漢字一文字に表われる、「今年の漢字」

来年はどんな漢字が選ばれるでしょうか・・・。

新たな出会い

あっという間に夏も過ぎ、金木犀の匂いとともに秋が来てしまいました。

ちょっと振り返ってみると、夏はリオのオリンピックで日本も世界中も大賑わいでしたね。私も日本人としてやっぱり毎日のメダルなどを楽しみにしていた一人です。また、今年は改めてパラリンピックというものを大きく意識をした年でもありました。ブラジルの水泳選手があんなにも人気でびっくりし、素晴らしいと思いました。皆さんそれぞれ病気や事故で手や足、そして視力などを失いながらも、ものすごい力で能力を発揮されているのをみて、今まで出来なかったことを可能にしていく能力とその気持ちに感動をした夏でした。継続は力なりということをよく言いますが、これはそれをもっと超えたもの。だからこそ、感動を与えてくれたのだと思いました。この週末もアイススケートの羽生選手が始めての4回転ループを成功させ、新たな可能性に挑戦をされていました。

そして、学校にも新たに10月生が夢を持って入学をしてきます。今日も新たに何人かが来日しました。飛行機での長旅で疲れてはいましたが、目はキラキラしていていました。今は、まだたどたどしい日本語ですが、日本語が出来るようになったらもっともっと自信が出来て、夢を実現に変えることが出来ると思います。

今の目標は日本語が上手になることでしょうけれど、ゴールは日本語ではないでしょう、それに加わる更なる可能性をめざして、頑張ってほしいと思います。

新入生

 

 

 

9月といえば・・・

みなさん、こんにちは、3階スタッフの大阿久(おおあく)です。インターカルトでは、毎月イベントが行われますが、そのイベントの企画、運営を行っています。7月は柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん)へ行き、8月は学校で夏祭りをしました。では、9月は何をするでしょう?

9月といえば……「お月見」です。特に旧暦8月15日(現在の9月15日ごろ)の月が一番きれいに見えるそうで、その夜を「十五夜(じゅうごや)」といい、十五夜に見る月を「中秋(ちゅうしゅう)の名月(めいげつ)」といいます。まだ残暑が厳しく、秋が始まったばかりなのに、なぜ、「秋の中」なのでしょう?昔の人々は、現在の7月から9月を秋と考えていました。8月は秋の真ん中であることから、この時期のきれいな月を「中秋の名月」と呼ぶようになりました。

日本では、月も神様の一人と考えられています。昔の人は、月見団子と、稲に似たススキを飾って、月の神様に秋の豊作を祈りました。その風習が現在でも「お月見」として、続いています。

月を見ていると、黒い影が見えますね。みなさん、あれは何に見えますか?日本では、あの黒い部分はうさぎだと考えられています。みなさんは、「月のうさぎ」というお話を聞いたことがありますか?

昔々、さるときつねとうさぎが仲良く暮らしていました。 ある日、三匹は倒れているおじいさんを見つけました。おじいさんは言いました。「お腹がすいてもう動けない。助けてください」
すると、さるは木の実を、きつねはお供え物の団子を持ってきて、おじいさんにあげました。しかし、うさぎは何も持ってくることができませんでした。自分はさるのように器用でもない、きつねのように知恵が働くわけでもない。力が強いわけでもない。でも、何とかおじいさんを助けたい。そこで、うさぎはなんと、「私を食べてください!」と言って、火の中に飛び込んでしまいました。

おじいさんは、うさぎの姿を見て、とても感動します。実はおじいさんは「帝釈天(たいしゃくてん)」という神様でした。「自分を犠牲にしてまで、私を助けようとするとは、なんて勇敢なうさぎなんだ!私はうさぎにかわいそうなことをしてしまった。もし、今度生まれ変わったら人間にしてやろう。みなのもの、月が明るい夜には空を見上げてこのうさぎを忘れないようにしよう」と言い、煙になったうさぎを月に映してやりました。

みなさんの国では、月についてどういう言い伝えがありますか? 今週金曜日に1階ラウンジで「お月見」をします。和菓子を食べながら、みなさんの国の月を話してみてはどうでしょう。

秋は「食欲の秋」といい、食べ物がおいしい季節です。「お月見」を通して、食べ物への感謝の気持ちを新たにしましょう。

去年の模様です。

P9170074

江戸時代にタイムスリップ?

タイムスリップ

サマーコースの引率で30年ぶり?に本川越に行ってきました。男子学生から行く前の電車の中での質問 『そこは車は走っていますか?』学生はどんな昔の街を想像したのかちょっとびっくりしました。説明が悪かったか?(昔の江戸の街並みが少し残っている所と説明していたが・・・)道路がコンクリートではなく砂利道とかだったらもっと江戸を感じることができるけど~人力車も明治時代からなので江戸時代にはまだないですね。学生はちょっとがっかりしたのか、していないのか。どんな風にに思ったのか途中で別れたので聞いていませんが会ったら感想を聞いてみようと思います。

この一角は本当に古い家や蔵とかが残っていてなかなかいい所です。昔と現代の融合~ただ今は完全に観光地となっていて途中に今流行の美味しいのもとか売っているお店も沢山あるので逆にちょっと残念・・・・・!でも、みなさん是非行ってみてください。

散策コースも時間によっていくつかありますので本川越駅の観光案内でパンフレットを貰って散策を楽しんでみてはいかがですか。今の季節は浴衣や着物も安くレンタルできるお店もあるので閉店の5時までに返せば1日着て散策もできますよ。

木原

 

 

 

在留資格認定証明書

スタッフの高橋です。最近、毎朝早くから書類と格闘しています。入学希望の皆さまから頂いた書類をチェックしながら、「在留資格認定証明書」の交付申請書を作成する作業です。

「在留資格認定証明書」とは、入国を希望する外国人が日本で行おうとする活動が虚偽のものでなく、かつ、入管法に定める「在留資格」のいずれかに該当していることを、あらかじめ法務大臣が認定したことを証明する文書です。

長期コースで勉強する方は、原則として留学ビザが必要ですが、この証明書を添えて、在外公館(大使館・領事館)に申請すると、迅速に留学ビザが発給されます。

証明書がない場合は、在外公館から外務省、外務省から法務省、法務省から入国管理局へ連絡、入国管理局が関係者に事情聴取、という流れになります。そして、入国管理局→法務省→外務省→在外公館と、逆ルートで回答が戻り、ようやくビザをもらえることになります。しかし、この証明書があれば、在外公館のみの判断でビザを発給できるので、大幅な時間短縮となります。

学校では、入学希望の皆さまに代わって、この証明書の交付を一括申請します。今週は、2016年10月入学希望の皆さまの申請準備が、ピークを迎えています。

皆さまが作成された入学願書、経費支弁書、留学同意書。添付された卒業証明書、職業証明書、収入証明書等。ひとつひとつ、丁寧に目を通しながら、正確性、妥当性、整合性を検証します。なぜ日本語を学びたいのか、日本語を学んで何を実現したいのか、おひとりおひとりの想い、夢を確認します。

まもなく、入国管理局へ一括申請。8月下旬に一括交付。入学式は10月上旬です。書類上で出会った皆さまと笑顔で対面できること、そして、皆さまの夢の実現を支援できることを楽しみに… 書類と格闘する日々です。

在留資格認定証明書