先週、6月6日は満月でした。
しかし今回は天気があまり良くなかったため、残念ながら見ることができませんでした。
(ほぼ)毎月見られる満月ですが、アメリカではそれぞれ名前があるそうです。
1月はWolf Moon(狼月)
2月はSnow Moon(雪月)
3月はWorm Moon(芋虫月)
・・・
ちなみに6月はStrawberry Moon(苺月)というそうですが、これは6月に野いちごの収穫が行われることからそう呼ばれるようになったということです。
月に呼び名があるのはアメリカだけではありません。
日本にも、月の満ち欠けによってさまざまな呼び名があります。
新月から始まり、繊月、三日月、上弦の月…。
特に好きな呼び名が、「十六夜(いざよい)の月」です。
これは、十五夜の満月の翌晩(十六夜)は月の出がやや遅くなるため、月が「猶予う(いざよう)=ためらう」ように見える、ということからきているそうです。
見ている月は同じでも、文化や習慣によってさまざまな呼び名があるのですね。
次の満月は7月5日。
お天気になることを願っています。
Archive for 矢口
月の名前
人間とAIの可能性
こんにちは。インターカルト日本語学校EdTechセンターの矢口です。
インターカルトにはEdTechセンターという、主に日本語eラーニング教材の開発などを行う部署があります。
まだ立ち上がって間もない部署なので、これまでほぼわたしひとりの状態でした。
そのEdTechセンターに今年、新メンバーが2人増えました!
二人ともとっても優秀で、このままではわたしの仕事がなくなるんじゃ…と思うほどです。
ちょっと焦りも感じつつ、ふと思いました。
「これってAI(人工知能)と人間の関係に似ているのでは?」と。
第3次ブームを迎えたAIが注目される昨今、「人間の仕事がAIに奪われるんじゃないか」と言われることがあります。
たしかに、AIはある部分においては人間よりもずっと優秀な能力を持っています。
いま人間がしている仕事の一部を、AIが担うこともあるでしょう。
そこで何が起きるのか。
人間の仕事がAIに奪われる?
いいえ、「人間が人間にしかできないこと」ができるようになるのです。
それぞれの良さを活かし、人間とAIがうまく役割分担をしていくことで、いろんなことがもっともっと良くなっていくのです。
それってすごくいいことだ!
…ということを考えたときに、EdTechセンターに新しいメンバーが増えたことで、いろんな可能性が広がったことに気づきました。
新メンバーには新メンバーにしかできないことを。
わたしはわたしにしかできないことを。
そうしてみんなで力を合わせることで、EdTechセンターを、インターカルトをもっともっとよくしていけるんだ!
ということで、新メンバーのお二人、これからもどうぞよろしくお願いします。
進化する日本語教師!Finger Board inインターカルト日本語教師養成講座
インターカルトの養成講座では、理論系や実践系などさまざまな講座を受講することができますが、
その中のひとつとしてFinger Boardを使った電子教材の作り方、使い方についても学ぶことができます。
第1回目、第2回目では電子教材についての講義や作成方法について学び、
第3回目となる本日は、課題として自分で作成したり考えたりした教材をみんなの前で発表してもらいました!
文法や漢字の授業を想定したもの。
紙の絵教材を電子教材にしたらどうなるか。
地域のボランティア教室におけるFinger Boardの可能性の考察…。
などなど、みなさんそれぞれの視点で電子教材について考えてくれました。
個々のアイデアはなるほどと思うことも多く、私も勉強になることが多かったのですが、
今回私が驚いたのはみなさんの電子教材・端末への適応の早さ!
いつもはiPadを持っていない方には学校の端末をお貸ししているのですが、
今回の発表ではそれぞれご自分の端末を使って教材を作成したり発表したりしてくれました。
操作もとてもスムーズで、こうした電子教材を「あたりまえのもの」として受け入れる土壌ができてきていることを実感しました。
みなさんがそれぞれ現場に立った時、きっとうまく電子教材を取り入れていってくれるのではないかと思います。
そしてこの講座がその一歩になればいいな、と思いました。
みなさんも、ぜひインターカルトの養成講座で電子教材を使いこなすスーパー先生を目指しませんか!
矢口