「千と千尋の神隠し」(2001)
学生にも人気のアニメ映画。
先日、映画館のスクリーンで初めて観ました。
おおっ。いいねぇ。
今まではDVDでしか観たことがなかったので、新鮮でした。
このアニメ、とっても奥が深く、単なる娯楽作品として片づけてしまうには、あまりにもったいない。
そう考え、毎年授業で取り上げています。
その一つが、タイトル。
なぜ「千と千尋」なのか。
これは、この作品のポイントであり、ズバリ答えでもあります。
それは最後にくっきりとわかるのですが、途中までなかなか見えてこないことです。
学生がすぐに気づくことは、相当に難しいでしょう。
ちなみに、私の名前とも微妙に関連しているので、学生はふうん…と言ってくれます。
もう一つは、大勢出てくる神様たち。
楽しいです。かわいいです。不思議です。
でも、すべてが監督・宮崎駿氏の空想の産物ではなく、その多くにはきちんと意味があり、オリジナル(原型)があります。
それを読み解いていくのも、授業のおもしろさ。
ほかにも、ほかにも…。
さて、この授業、今年はできるでしょうか。
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