2週間前の木曜日、「民華」という御徒町駅近くの老舗の中華料理店で火の手が上がりました。
客席数は20ほどですが、雑誌等で取り上げられていたほどの名店。
どちらかと言うと質素な店構えで、昔ながらの4本脚のテーブルと素っ気ないビニール張りの椅子。
決して低価格ではありませんが、味に惹かれてか、お客さんは途絶えることはありません。
今は帰国している、担当クラスの学生がしばらくアルバイトをしていたこともあり、その際は何回か足を運びました。
ただ麺類、ご飯物とも、あいにく私好みの味ではありません。
それより、お齢を召した女将さんがばっちり仕切っていて、そのアルバイト学生の動きが鈍いと見るや
すぐさま指示が飛んでいたことが、肝心の料理より印象に残っています
そういえば、学生は女将さんの厳しさには不平を漏らすことはありませんでした。
そうそう、産経新聞とどこかのスポーツ新聞が常にテーブルに置いてありました。
今も付近を通ると、焼け跡の焦げ臭いにおいがかすかに漂っています。
いまだに無残な姿をさらしている民華。怪我人こそ出なかったようでしたが、再建は…おそらくかなわないでしょう。
メニューの写真にあった、大ぶりのあの餃子を食べておけばよかった
餃子好きな私は今になって後悔するのでした。
コメントを残す