こんにちは!教務の米山です。
インターカルト日本語学校は台東区にあり、最寄り駅は地下鉄の新御徒町駅です。
A2出口を出ると正面に春日通り。右に曲がると”日本で2番目に古い商店街”の佐竹商店街があります。
でも今回ご紹介するワンダーストリートは、左に曲がった一本脇の裏通りです。ちなみにここは私の通勤路です。
それでは、あなたもミステリーハンターになって一緒に歩いてみましょう。
ミステリースポット① 謎のステレオスピーカー
看板には〇〇株式会社、〇〇研究所とあります。学校がこの地に移って来た時から気になっていました。広い玄関上がってすぐのところにオーディオファン垂涎の大型スピーカーがドーンと2台置かれています。部屋側を向いていますが、なぜ玄関に?いつどんな時に聞くのでしょうか。
ミステリースポット② 謎のアンティーク&リサイクルショップ
看板からして、水木しげるの妖怪漫画のような雰囲気が漂っています。アンティーク好きの私は興味津々なのですが、普通の民家を使っているため入り口で靴を脱ぐことになります。文字通り敷居が高くて、まだ入ったことはありません。それよりタイムスリップして別の世界に行ってしまいそうで、まだ入る勇気がありません。
ミステリースポット③ 謎の看板
この喫茶店には週1、2度ランチを食べに行きます。店内も年季が入った感じですが、それ以上にこの看板はいつの時代のものなんでしょうか?ヴァンダイクと言えば17世紀の画家が有名ですが、店内にそれ風の絵はなく(インド土産のような絵はありますが)、よく国会中継とメジャーリーグのテレビがついています。
ミステリースポット④ 謎の箱
住宅の間にちょこんと鎮座していている(佐竹)秋葉神社。秋葉原の地名の由来にも関係あるらしいですが、私が注目したのは賽銭箱の右の白い箱。AEDの文字が見えます。インターカルトも2018年からAEDを設置していますが、それよりずっと前から置かれているようです。万が一の時の駆け込み寺ならぬ、駆け込み神社ですね。
ミステリースポット⑤ 謎のエレキギター
店の手前に白いエレキベース、壁には赤いエレキギターがかかっています。でも音楽は聞こえません。奥では白髪ロン毛を後ろで束ねた初老の男性が黙々と作業をしています。小さなショウウィンドウを見るとベルトのバックルやライターがあり、メタル細工のアクセサリーの工房のようです。ROCKが聞こえます♪
ミステリースポット⑥ 謎のプチ竹林
春は桜が咲き、私もお弁当を買ってお一人様で花見をする竹町公園。でも正面口左の小さな竹林は最近まで気が付きませんでした。なぜここに竹林?なぜ入り口の柱にフクロウ?なるほど、表通りの佐竹商店街を見てわかりました。
ミステリースポット⑦ 謎の門柱
今時見られない立派な医院の玄関。今は閉院されているようですが、泣く子も黙る威厳があります。特に目を引くのは膨らみを持たせた円柱です。これはギリシャのパルテノン神殿で知られるエンタシスの技法です。世界史の授業で聞いた憶えがありますが、こんなご近所ででお目にかかれるとは。
そしてこの通りを抜けると、すぐ正面がインターカルト日本語学校です。350メートルほどの通りにこれだけのミステリースポットが集中しているなんて奇跡です。おかげで毎日楽しく通勤しています。
でも、ひょっとすると一番ミステリアスでワンダーなスポットはここかもしれません。