旅の美術館

主に日本国内を旅します。でも、旅先では観光地にはほとんど寄りません。そんな私ですが、タイミングを合わせ、できるだけ寄るところがあります。

それは、美術館、ときどき博物館。
もう一つは、図書館。
それぞれに、その土地、その土地の個性を見せてくれる場合も多いですし、建物が魅力的なものもあります。

ここ数か月の間に訪ねた、旅先の美術館。そこで観たものは…

福島県立美術館「東日本大震災復興祈念 伊藤若冲」
動植物の細密画は少なめでしたが、数々の墨画に心がひかれました。東京の時と違い観客はあまりいなくて、じっくり鑑賞できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

宮城県立美術館「横山華山」
繊細で豪快な屏風絵もありました。全体ではとっても落ち着いていましたけれど、う~ん、私には今ひとつ印象に残りませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

アーツ前橋「岡本太郎と『今日の芸術』」
空前絶後、驚天動地の作品世界にとっぷり浸ることができました。彼は文章も魅力的で、読む側は思考の幅が広がりそうです。この時、お客さんはほぼゼロ。私が作品を1時間以上独占しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

静岡県立美術館「屏風爛漫」
思いがけず楽しめた、バラエティに富む屏風絵ばかりでした。ここはいつも個性的な展示を工夫しています。併設のロダン館には彫刻の大作が集まっています。じっくり観て、ゆっくり過ごせて、お得。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沖縄県立美術館「ホキ美術館 名品展」
ここもお気に入りのところで、今回は好きな美術館の特別展でした。現代日本の写実画の名品ぞろいで、とにかく圧倒され続け、感動。まるで写真のよう、ではなく、写真を超えてぐっと迫るものがあり、飽きません。作品の前からしばらく動けませんでした。私の部屋にもほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各地の図書館については、また半年後、お伝えしたいなと思います。

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