会期を終えたばかりの「大妖怪展」@江戸東京博物館。
先月上旬に引率したのは、
選択授業「怪(カイ)の日本語」を受講している20名余の学生です。
平安・鎌倉時代の地獄絵から、室町時代の絵巻、江戸自体の浮世絵など、
国宝・重要文化財を多数含む日本美術の名品が一堂に会していて、
最後は縄文時代のの遮光土偶、そして現代の妖怪ウォッチで締めくくられています。
早々に会場を出てくる人もいれば、じっくり見てくる人もいます。
でも、多くがあげていたのが、昭和初期に描かれた「雪女」をはじめとする幽霊画。
あるいは、江戸時代の妖怪図や六道図。地獄絵にも興味があるようです。
イタリアの大学で紹介されていた、歌川国芳の「相馬の古内裏」の実物を見て
感動している人もいました。
次回は「怪しい絵本」「こわい絵本」を取り上げます。
一人2冊、図書館から借り出してくるのが課題。
どんなものを選んでくるのでしょうか。