机の下に入って!
火を消して!
ドアを開けて!
といえば…そう、地震の時に取るべき行動ですね。
今日は、「地域の日本語教室」で、台東区に住むママさん達と、
防災のための活動を行いました。
「地震が来たら、まずどうする?」という問いに、
一番に出た答えは「ドアを開けます!」というものでした。
本当に一番はそれでいい?どうして?という話を皆でしつつ、
最後には皆で実際に机の下に入るところから、外に出るところまで、やってみました。
実は、先週課外活動として、本所防災館で地震の体験をしていたので
そこで学んだことを活かして活動に参加している人も。
それから、家に非常持出袋があるか、何を準備しておいたら良いのか、
カードを使いながら「自分にとって必要なもの」を確認しました。
最後は、実際に防災リュックを広げて、あれこれ触ってみました!
これは何?簡易トイレ?サランラップの使い方は?・・・などなど、質問も飛び交いました。
そして忘れてはいけないのが、避難場所の確認ですね。
上野公園近くに住んでいる人は、「どんな災害の時でも、まず上野公園に行きます!」
と言って帰っていきました。
「防災」は生活している外国人にとって、もちろん必要なトピックですが、
こうして皆で疑問を出し合っていると、日本人同士でも情報交換ができて
改めて「何が必要か」を考える機会になりました。
皆さんも、今お宅にある防災リュックを、もう一度見直す機会を作ってみてはいかがでしょうか?
田栗(たぐり)