日本の好きなところ

こんにちは

グローバルキャリア事業部の木戸です。

留学生と話をしていると思わぬところに日本の魅力を感じているんだな、と思うことがよくあります。

学生の話は置いておいて、今回は私が好きな日本らしいところを紹介します。

カップヌードルが日本発祥で、今や世界中で売られているのは有名な話(朝ドラにもなりましたね)ですが、今でも進化を続けていて、近頃ではプラごみを減らす観点から、蓋を止めるシールが無くなりました。
日清食品のニュースリリースによると「年間33トンのプラスチック原料を削減」だそうです。

これだけでは、まあ世界中で進んでいるSDGsの流れかなと思うのですが、カップヌードルはシールをやめる替わりに蓋を止めるタブを付けたのですが、こういうのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが、めくると猫の耳になっていることがあるのです!こんな風に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかもごく稀に猫じゃなくてチベットスナギツネのことがあるのです!(6%の確率でとってもレアだそうです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こういうことを思いつくのってすごいなと思いますし、私はチベットスナギツネのためにいそいそとカップヌードル2、3個を買ったので、日清食品の思うツボです。

こういう改良にもう一つプラスする要素が「カワイイ」であるところにとても日本を感じ、ビバ日本!と思う私です。

もう一つおまけの話、新宿東口にCGの3Dで飛び出す猫がいるのですが、

この3D街頭ビジョンの技術で他国では宇宙船が着陸したり、ライオンや牡牛が突進して来るそうですが、新宿の猫はただゴロゴロしてるんです!

そんなところも日本の良いところだなぁと思います。

今度写真が撮れたら追加しますね。

 

 

 

 

 

秋といえば

秋といえば・・・

秋刀魚、栗、柿、焼き芋(あ、食べ物ばかり・・・)、、、と食いしん坊丸出しの脳内ですが、学生に聞いたら、いい天気(涼しいからかな?)や、カボチャ(おそらく🎃ハロウィンのイメージ)などが出てきました。

へーっと聞いていたら、普段あんまりお花に興味がなさそうな学生がなんと彼岸花と言ってきて、ちょっとびっくりしました。 どうやらアパートの近くにたくさん咲いていて調べてみたので覚えていたそうです。

そうやって、興味をもって調べると覚えやすいんでしょうね。

そして、秋の花といえば、、、

最近暖かかったからか、庭で日当たりのいいところでは、わーっと咲いていました。

この小菊を見ると、いつも思い出す学生がいます。

その学生は介護福祉士候補生として来日していた学生達で、ある日教室にはいったら私の机の上に花束が置かれていて、よく見たら え??仏花じゃん、、、いじめか!!??と思ったら、なんかもじもじしながらこっちを見ている学生が、、、。そして、彼らがいつもありがとう💛と言っていたので、あ、プレゼントのつもりだったのねとわかり、ありがたくいただきましたが、一応施設で、高齢の利用者さんたちに同じことをしてしまったら大変なことになっちゃう!!と思い、学生たちに花についてのレクチャーをしました。懐かしいな。その中の何名かは見事国家試験にも受かり、今ではチームリーダーとして活躍している人たちもいます。素晴らしい!!!!

なかなか上達しないで、ストレスを抱えたり、落ち込んでいる学生たちもこの小菊のように、いつかぱあっと可憐に咲く日が来るといいな。

みずまる

 

 

 

 

 

 

 

 

東京の世田谷文学館で、「イラストレーター 安西水丸展」が開催中(9月20日まで)。安西さんの表紙で知られる村上春樹の作品の読者でも、安西さんの絵本で育ったのでもない私です。それでも、作品に接するたび、ふわりと漂ってくる明るさと温かさ、そしてどこかユーモアのある表現に惹かれます。

会場には、おそらく村上ファンと思われる50代前後の方のほか、絵本を読み聞かせ中なのかなと思える、そんな小さな子ども連れの30代くらいの若い夫婦もちらほらいて、全体では女性が過半を占めていました。

以前たまたま訪ねた仙台市文学館で、やはり偶然遭遇した安西さんの企画展は亡くなった(2014年)直後の開催だったのですが、その時よりも親近感が増した気がするのはどうしてでしょうか。

今回あらためて強く印象に残ったのは、説明過多にならない作品の数々。語りすぎず、かといって説明不足にもならず、すべてこちらに任せられ、ぽんと放り出されてしまう感覚は、決して不快なものではありません。心なしか揺らぎのある線で描かれた画からはそよ風が流れてくるようで、観る側は穏やかな時間を手にすることができます。コロナウィルスをはじめ何かと殺伐としがちなこの時代にこそ、求められてよいのかもしれません。

あまりの心地よさに立ち去りがたく、館内をしばらくうろうろしていた私でしたが、併設のカフェでしばしの休憩ののち、小さなポスターを手に帰途につきました。

こんな私ですが、安西さんと一つだけ共通点があるとすれば、それは千葉の千倉町(具体的な内容は秘密)。安西さんが描いた千倉の海のポストカードは、仙台以来、自宅の書棚に飾ってあります。

この文学館は足を運ぶには少し不便な立地ですが、過去にも萩原朔太郎展や大岡信展のほか、井上ひさし展やクラフト・エヴィング商會展、あるいは石ノ森章太郎展、安野モヨコ展などを、目配りの利いた、実に多彩な内容で開催。さらには小松左京展や筒井康隆展といったSF小説ファンにはたまらない展示も手掛けていて、相当に企画力の高い、目利きの、優れた学芸員がそろっていると感じます。ちなみに次回は漫画家・谷口ジロー展だそう。

深夜ドラマ「孤独のグルメ」の原作でも知られる方ですが、それ以前の作品も大好きでサイン会に足を運んだ私、この秋、絶対に行かねばなりません。

養成講座通信コース開講記念 第4弾オンライン講座『教師のためのボイストレーニング』

2021年8月21日にオンライン講座「教師のためのボイストレーニング」を開催します。

学習者に伝わらない?
それ、教え方じゃなくて、「声」の問題かもしれません。
「学習者に届く声」を出していますか。声を磨き、声の出し方と表現をブラッシュアップしましょう。

講座では声の大きさだけでなく、表情のつけ方など、ちょっとしたコツを交え、トレーニングをします。
これから教壇に立つ方も日本語学校などの採用試験の際に役立つ内容です。

インターカルト日本語学校日本語教師養成講座でボイストレーニングを担当するフリーアナウンサーの大迫ゆかりが、アナウンサーならではの声を磨くテクニックを伝授いたします。

定員20名限定の特別講座ですので、お申し込みはお早めに!

こちらからどうぞ

 

通信コース開講記念「継承日本語」終了しました

今年1月に「インターカルト日本語学校 日本語教師養成講座・通信コース」が開講し
現在、開講記念講座を行っている。

第1弾は「日本語教師のためのcan-do statements“3W1H”ブラッシュアップセミナー」と名づけて、3月4月に4回行った。

第2弾の講座は「継承日本語」をテーマに行ってきたが今日が4回目、最終回だった。
初めは「継承日本語」という言葉さえよく知らなかったが、毎回とても充実していて
この一連の講座が終わるのがなんとなく寂しく感じた。

この講座をすることになったきっかけは、インターカルト日本語学校のイタリアの
提携校の先生(国際結婚をし、イタリアで子育てをしている方)だった。
「海外に住んでいるからといって、子供がそんなに簡単にバイリンガルになれると
いうものではない」という話から「継承日本語」という言葉を知った。

私たち自身が学びたいという気持ちが高まり、色々なつてをたどり
今回の講座の先生方と繋がることになった。

1回目は、ギリシャ、イタリア、ベトナムで国際結婚をし
子育てをしている方が、食卓での家族の会話などを見せてくださり、
現在の悩みや将来について、ざっくばらんに話してくださった。
海外在住のセミナー受講者の方は共感なさることも多かったようだが
私たちは初めて具体的に「継承日本語」について考える機会になった。

2回目は、海外に住み続ける子供たちには、日本の国語の教科書も
外国語としての日本語の教科書も合わない、ということから
『おひさま』というテキストを作られた山本絵美先生のお話。
インターカルト日本語学校でも、この講座の後、多くの先生が
興味を持ち『おひさま』を手に取っていた。

3回目は、幼稚園の先生でもある深本明見先生が
シュタイナー教育をもとに行う「継承日本語」の活動を
たっぷり見せてくださった。
工夫された教育に、何度もうなずきながら聞いた。
海外で子育てをしている方が、温かい言葉に涙が出たと
感想を寄せてくださった。

4回目の今日は、集大成。
カルダー淑子先生が登壇してくださった。
海外で「継承語教育」に苦労されている方のために
日本語教育推進法の改定を求め、立ち上がった方だ。
専門家の立場から「未来に向けた継承日本語」と題して
継承語をどのように伝えるか、どうやって日本語を伸ばしていくか、
教室でのカリキュラム、小中高校生の継承語の授業の例などを
柔らかく、力強く語ってくださった。

大変興味深く、こういうのを海外と日本で分かれることなく、
一緒に何かできるとおもしろいのではないか、
私たち日本語学校がどう関わっていけるか、
次への一歩を踏み出したいと思う講座だった。

7月は第3弾「JLPT」を、8月は第4弾「音声」をテーマに講座を行う予定。
(日本語教員養成研究所 椿)

ティッシュ論争

こんにちは。

3Fスタッフの田村です。

 

日本語学校で働いていると、日々日本語や他の言語について疑問が湧いてきます。

今日は「ティッシュ」について。

 

みなさんはローマ字で「ティッシュ」をどのように書きますか。

 

ローマ字は今ではかなりあちらこちらで見かけますが、大きく分けてヘボン式と訓令式という2種類があります。

ヘボン式は英語の発音に近い表記法です。パスポートなどの公的な身分証明書で使われています。

訓令式は単純に日本語をアルファベットで表しているもので、英語の発音に近いかどうかはあまり考えられていません。

 

主旨が違うこともあり、同じ単語をローマ字表記にした場合も違いがあります。

例えば、「新橋(しんばし)」。

ヘボン式は「SHIMBASHI」-英語話者の場合N→BよりもM→Bのほうが読みやすいです。

訓令式は「SINBASI」-日本語話者はN→Bでもあまり気にしない?

 

では、「ティッシュ」はどのように表記するのでしょうか。外来語、かつ和語にはない「ティ」があるので難易度高めに感じます。しかも「ティ」の後に「ッ」もあることで、さらに難しい…

 

ローマ字の表を基に書いてみました。

ヘボン式は「TEISSHU」

訓令式は「THISSYU」

 

へえ~。なるほど。

 

でもこれって、「TEISSHU」は「ていっしゅ」、「THISSHU」は「でぃっしゅ」と読めなくもないような?

 

しかし!

とある本を見たら「TISSHU」と書いてありました。

 

いろんなウェブサイトを見てみたところ、特に「どれが正しい」というのはないのだそうです。

 

一番肝心なのは、それを見て日本語に近い音で読めることですよね。

機会があればインターカルトの学生に読んでもらって、どれが一番日本語の「ティッシュ」に近いか聞いてみたいと思います。

 

余談ですが、パソコンに「ティッシュ」とタイプするときはどうしますか?

私は「TELISSHU」です。

 

以上、ティッシュ論争でした。

語意の拡大化現象番付 (平成・令和版)

語の意味の中の、不当に軽い用法、拡大用法は、

今、巷にはびこりつつあります。
実は、8年前にこの誌上で扱ったのですが、確実に勢力を確固たるものにしているので、
令和3年現在の、番付を発表したいと思います。私 神本選です。

横綱  大丈夫
大関  号泣
関脇  秘境
小結  ヤバい
小結  こだわる
前頭  担保する
(新入幕)

 

「大丈夫」は、本来の「具合悪そうですね。一人で帰れますか?」

「えぇ、大丈夫…」の用法も、もちろん使われていますが、何かを断るときの使い方は、若者に限らず超高齢の方以外の人々に、広く使われています。
ファミレスで、長く談笑している席に、水をつぎに来たウェイターに

「大丈夫です」を連呼しているお客たちがいます。それが、60代後半ぐらいのグループで、びっくりしたことがあります。ここまで来たかと‥

また、笑っちゃうのがありました。秋葉原駅の昭和通り口近くに、ひとかたまりのいわゆる風俗店があって、呼び込みのスタッフの

「お兄さん、キャバクラいかがですか~?」に

「ダイジョブで~す!」と、とてもリズムよく声をそろえた、                              若い男子三人組。
「僕たちに、そんなキャバクラの心配してくれなくても、                                  気にしてくれなくても大丈夫」
と言っているようで、笑っちゃった。
ことほどさように、広く、各世代に浸透していて、もう大横綱の貫禄です。

「号泣」は、甲子園球児が試合に負けて、特にエラーをした選手が、

ワ~ワ~大声をあげて仲間に抱きかかえながら、去っていく様を表す言葉なのに、
「美人女優、号泣!」というタイトルで、ただ涙ぐんでいるだけのシーンをテレビなどで見ます。

数年前に、兵庫県の県議がカラ出張を疑われ、「私は知りません~ワ~ワ~」と号泣して、疑惑を否定している会見が報道されていました。大人が、県会議員という偉い人が、人目もはばからず、見苦しい泣き場面をせっかく見せてくれたので、おかげで「号泣」の誤用ともいうべき拡大用法は、  姿を一時消したと思われました。それがまた、盛んにやられている。みんな、特にテレビ局の人は記憶力が悪いんですね。               結局、「涙ぐむ」とか、「涙する」という雰囲気のある言葉が消えていくのでしょうか。

関脇の「秘境」は、今やただ単に交通の不便な山奥を、センセーショナルに言っているだけの言葉になっています。

しかし、今、広い世界のいずこかはいざ知らず、日本には、秘境はないと言えるのではないでしょうか。
死語は、例えば「アベック」、見ばが悪いの「見ば」のように、実体はあっても「古くさい」感じを与えるもの以外に、実体がないために死語になったものがあります。「ポケベル」「ブルマー」のような語です。

今や「秘境」は、「ポケベル」と同じ運命なのでしょう。しかし、「秘境」という字面から来る神秘性によるのか、拡大用法がまかり通っているのかもしれません。

小結の二語については、息が長いおなじみのものなので、説明は割愛。

 

新入幕の「担保する」は、今回、番付を作ろうと思ったきっかけの語ですが、

ここ1~2年でしょうか。ビジネスの世界で、見かけるようになりました。

・安全性を担保する(医薬品メーカー)
・公平性を担保する
・経営の独立性を担保する
などなど。
初めて耳にしたとき、「おや!」と感じましたが、

要は、安全性を保証する/保障するの意味。

担保というと、「借金のかたに、家屋敷を取られる」の「かた」の意味で、やや古い感が否めないのですが、

「安全性を担保する」というと、保証するより物々しい感じ。
意味も強度アップです。
それで、いつの間にか、市民権を得つつある用法になったのかもしれません。

これは、使い慣れた語には、従来あったインパクトがだんだん薄れ、

より衝撃が強い新しいものが求められることになるということでしょうか。

皆さんはテレビのCMで、Y倉R嬢が濃いピンクと赤を組み合わせたスーツで、元気に叫んでいるのをご覧になったことがありますか。私はあれを見て、実はとても衝撃を受けました。もともと、赤とピンクの組み合わせは、合わない組み合わせだと長く思っていたものだったのに、その違和感が、 とてもかっこいいと思ったのです。新奇なるものが持つパワーでしょうか。「マゼンタ色と赤」の新しさ。新奇なるものは、語意拡大化の要因の一つだと言えると思います。

語彙は、カタカナ語を中心に、新しい言葉が増え、また、意味の拡大化現象も、多く見られます。言葉は生きているとつくづく思います。

今回は、長期コース教師の神本令子でした。

マゼンタと赤

キャンディー問題

来週から春学期がスタートします。

3月下旬、例年なら冬学期の最後には、学校からも歩ける距離にある上野公園でのお花見をおすすめしたりしてきましたが、今年は言及せず。それどころか、冬休み中あまり出かけないように注意して終わる、という異例の春休みでした。

私はここしばらく中級を担当することが多かったのですが、先学期は久しぶりに、一番下のレベル、その中でも一番下のクラス、つまりは本当にゼロから勉強を始める学生のクラスの担任になりました。そして、ひさしぶりに欧米の学生相手にカタカナの授業をしてみて、これまた久しぶりに思い出しました、「キャンディー」問題。

みなさんが「キャンディー」と聞いて頭に浮かぶのはどんなものでしょうか。両端をキュッとねじって包んである いわゆる「あめ」とか、大きい渦巻のペロペロキャンディーとか。とにかくきっと硬くて舌でレロレロしないと溶けて小さくなっていかないものを想像するのではないかと思います。

これが、特に英語圏(アメリカ?)の学生には、スムーズに伝わらない。なぜなら、彼らにはチョコレートもキャラメルもグミもガムもcandyだからです。アメリカ人だと、スニッカーズなんかもcandyでいいそうです。どうやら粉を使わない甘いお菓子?

日本語の「キャンディー」を教えるたびに、あれはキャンディーか、これはどうだ?となかなか先に進まないので、今回は過去の経験を踏まえ、私たちが考える「あめ」を数種類用意することにしました。コーヒーキャンディーとフルーツキャンディー、そして日本人なら…「カンロ飴」!ちょっと醤油の味もしたりして日本っぽいし、みんなに紹介するのにいいかもと思い、週末スーパーで調達していき、授業当日みんなに見せました。

せっかくなので、1つあげるよ、と言うと、コーヒーキャンディーかカンロ飴を選ぶ人が多かったです。私は子どものころから「カンロ飴」が大好きなので、彼らの反応を楽しみにしていたのですが…。

二人のフランス人がカンロ飴を手に取りました。一人はワインやチーズが好きなイメージ通りのフランス人。もう一人は納豆大好きで毎朝食べているフランス人。納豆大好きフランス人は、「おいしい!とてもおいしい!」満面の笑みでした。しかし、もう一人には口に入れて、右⇒左と口の中で移動した直後、オエっと吐き出されてしまい。そこまで嫌われるなんて…カンロ飴ラバーの私は、学生の前では笑いましたが、正直ちょっと悲しかったです。

同じ言葉を教える授業でも、学生が違うといろいろな反応や意見が違って、本当に興味深いです。

余談ですが、今回「あめ」のパッケージをいろいろ見てみて、新しい発見がありました。どのパッケージの裏を見ても、名称は「キャンディー」じゃなくて、「キャンデー」でした。社会的には、そちらが正しいんでしょうか?「キャンディー」で教えている身としては、ちょっと複雑な気持ちです。

 

 

 

 

 

 

教務の島崎でした。

「駅からハイキング」レポート

「駅(えき)からハイキング」は、
JR東日本(ひがしにほん)のイベントです。

 

みんなで、駅(えき)から駅(えき)まで
歩(ある)きます。無料(むりょう)です。

2000年に始(はじ)まりました。
私(わたし)は2016年の秋(あき)から
参加(さんか)しています。

 

駅(えき)で、
「参加賞」(さんかしょう)のバッジ(badge)と
地図(ちず)を 受(う)け取(と)って、歩(ある)きます。

最近(さいきん)は、
手指(てゆび)を消毒(しょうどく)して、
マスクをして、人(ひと)から 離(はな)れて、
静(しず)かに 歩(ある)きます。

 

たくさん歩(ある)いて、
いろいろな景色(けしき)に出会(であ)って、
すばらしい気分(きぶん)になります。

最近(さいきん)は、
こんな出会(であ)いがありました。

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【 10月 】

恵比寿(えびす) 駅→
原宿(はらじゅく) 駅コース

「大都会(だいとかい)の中心(ちゅうしん)で
小さな(ちいさな)秋(あき)を見(み)つける
街並(まちな)み散策(さんさく)」

(10 km)
(2020年10月10日~10月16日開催(かいさい))

※恵比寿駅(えびすえき)西口(にしぐち)の恵比寿像 (えびすぞう)。
満面(まんめん)の微笑(ほほえみ)で
出迎(でむか)えてくれるえびす様(さま)です。

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【 11月 】

蒲田(かまた) 駅→
東京(とうきょう)モノレール 天空橋(てんくうばし) 駅コース

「 電車(でんしゃ)も!飛行機(ひこうき)も!
下町(したまち)のにぎわい商店街(しょうてんがい)から
空(そら)の玄関口(げんかんぐち)羽田(はねだ)エリアへ」

(7.5 km)
(2020年11月5日~11月11日開催(かいさい))

※西六郷公園(にしろくごうこうえん)。
古(ふる)いタイヤを利用(りよう)した
親子(おやこ)怪獣(かいじゅう)です。

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【 12月 】

四ツ谷(よつや) 駅→
四ツ谷(よつや)駅コース

「明治神宮外苑(めいじじんぐうがいえん)の
散策(さんさく)と文化施設巡り(ぶんかしせつめぐり)」

(7.5 km)
(2020年12月4日~12月10日開催(かいさい))

明治神宮外苑(めいじじんぐうがいえん)の
いちょう並木(なみき)です。

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【 1月 】

佐倉(さくら) 駅→
佐倉(さくら) 駅コース

「歴史(れきし)の地(ち)さくら
佐倉市(さくらし)ゆかりの偉人(いじん)を
感(かん)じる名所(めいしょ)めぐり」

(10 km)
(2021年1月7日~3月19日開催(かいさい))

※サムライの古径(こみち)「ひよどり坂(ざか)」。
美(うつく)しい竹林(たけばやし)に囲(かこ)まれています。

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【 2月 】
2月の「駅(えき)からハイキング」は、
中止(ちゅうし)になりました。

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【 3月 】

目黒(めぐろ) 駅→
高輪(たかなわ)ゲートウェイ駅コース

「目黒川(めぐろがわ)の桜(さくら)を
見(み)ながら高輪(たかなわ)ゲートウェイ駅へ」

(9 km)
(2021年3月25日~3月31日開催(かいさい))

※目黒川(めぐろがわ)の桜(さくら)ソメイヨシノです

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東京(とうきょう)周辺(しゅうへん)の
「駅(えき)からハイキング」は、
また、しばらく中止(ちゅうし)になるようです。

新(あたら)しい時代(じだい)に向(む)けて、
チャレンジングな日々(ひび)が続(つづ)きますが、
がんばります。

皆(みな)さまもどうかご自愛(じあい)ください。

3階スタッフの高橋(たかはし)でした。

想い出とともに咲く花

この花は「クリスマスローズ」といいます。

春に咲くのにどうしてクリスマスローズなのかと不思議ですが、原種がクリスマスのころに咲き、バラに似ている花だからこの名前だそうです。我が家では毎年2月末ごろには咲き始め、結構長い間ずっと咲いています。まだしばらく楽しめそうです。

この写真のクリスマスローズは、6年前の3月中旬、当時担任をしていたクラスの学生と一緒に箱根へ行った時に買って帰ったものです。

日帰りでしたが卒業ミニ旅行のようなもので、計画自体は学生が全部立ててくれ、私はついて行っただけでした。大涌谷で黒たまごを食べたり、芦ノ湖の遊覧船に乗ったり、日本人の私ですが、その旅行がファースト箱根でした。

昼ご飯を食べたお店の近くにきれいに花で飾られた大きい公園があって、食後腹ごなしに散歩をしました。一角に花の苗を売っている場所があり、母がこの花が好きだったのを思い出して、お土産に買って帰ることにしました。自宅の庭にもクリスマスローズがあるのですが、それとは色も形も全然違って母もとても喜んでくれました。

当時はひょろ~っと長くて細い一本の茎の上に花が一つだけ咲いていて、確か800円ぐらいだったと思います。ですが、6年経った今、株が大きくなり茎もこんなにニョキニョキ増え、種が落ちたところからまた新しい芽が出て、株も3つに増えました。

咲き始めはくすんだピンクですが、日が経つとだんだん色が薄くなっていき、花自体が緑色になります。不思議ですね。

毎年この花が咲くと、一緒に箱根へ行った彼らのことを思い出します。5人の学生と私の6人旅行でしたが、この中の香港人の男の子と女の子はその後結婚し、今は子供と3人幸せのようです。タイ人の男の子も数年前に国へ帰って結婚し、こちらも去年お子さんが生まれたとSNSで知りました。

変わらないのは私だけかもしれません。あ、白髪と体重が増えた以外は(笑)。

教務の島崎でした。