ニュース記事詳細
2024.04.22
「リ〜」としての日本語教師
当社ウェブサイトのすべての機能をご利用するには、クリックしてコンテンツに移動することでクッキーの使用に同意することができます。クッキーについての詳細をご希望の場合、またはクッキーの設定変更をご希望の場合は、当社の クッキーポリシーをご覧ください。
If you would like to receive all the functionalities of our websites, you can accept these cookies by clicking through to further content on our webpages.
If you want to know about the details of these cookies, or wish to change your cookie settings, please go to our Cookie Policy
■最近の「リ〜」
ここ数年、私がよく、目にも耳にもする言葉が、リカレントとリスキリング。
リカレント(教育)は、
学校教育からいったん離れたあとも、それぞれのタイミングで学び直し、仕事で求められる能力を磨き続けること。このための社会人の学びをリカレント教育と呼ぶ(厚生労働省HP)
リスキリングは、
新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること(経済産業省HP)
これらの言葉に接するたびに、今、私たちの講座で学んでいる方たちの顔を思い浮かべ、つくづく、これは日本語教師もだなぁと思っています。
受講生は多様、様々なバックグラウンドを持つ人たちが学んでいます。
私が養成講座の学生だった37年前の同期も、20代から60代までまんべんなくいて、私は5年の仕事経験を経ての20代。年齢や性別に関係なくいるクラスメートは、まさに老若男女の集まりだなと思いました。
■「生涯学習」分科会
先日、文部科学省に設置された中央教育審議会生涯学習分科会の今年度第一回の会議があり、私もその委員を委嘱されたので出席しました。
「生涯学び続ける社会の実現及びすべての人のウェルビーイングを目指したリカレント教育」「すべての人のウェルビーイングにつながる地域コミュニティを支える社会教育人材のあり方」についてとりまとめるとのことです。
資料の中に「【リカレント教育】職業経験から導かれた問題意識や仮説を自らの意思で学び、成果を社会に還元するための仕事と学びの好循環」とあります。
■では、私が!
という方、大歓迎。ようこそ日本語教育に!です。
日本語教育機関認定法の施行により、これから日本語教師は、登録日本語教員という国家資格の職業になります。
国家資格とは、「国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力、知識が判定され、特定の職業に従事すると証明される資格。法律によって一定の社会的地位が保証されるので、社会からの信頼は高い。」(文部科学省)
以上、「リ〜」としての日本語教師について書きました。
「リ」がつく言葉、もう一つくらいないかな…と考えて、あ、リサイクル!と閃いたのですが、これはちょっと、でした。
ではまた書きます。