日本語教師のアルバイトにはどのような仕事がある?
日本語教師には、主に正社員として働く「常勤講師」、アルバイトとして働く「非常勤講師」などがあり、日本語教師のほとんどは、アルバイト勤務で働く人がほとんどのようです。授業方針やカリキュラム等を決める常勤講師と違い、アルバイト勤務にはどのような仕事があるのでしょうか。仕事内容を紹介すると共に、気になる給与についても紹介します。
日本語教師のアルバイトとは
現在、国内の日本語学校で働く日本語教師の雇用形態には、「正社員」、「契約社員」、「派遣社員」、「アルバイト」などに分けられます。日本語教師の中には、学校と直接雇用契約を結ぶ正社員(常勤講師)もいますが、実際のところはアルバイトとして働く非常勤講師がほとんどです。 日本語教師は経験が求められるため非常勤講師からスタートし、徐々に指導経験を積みながら、常勤講師にステップアップするケースが一般的です。
アルバイトの仕事内容
アルバイト勤務であっても、日本語を教える点では、常勤講師と同じですので、基本的には常勤講師も非常勤講師も、仕事内容に変わりはありません。学校によって若干の仕事内容の違いはありますが、一般的には常勤講師が教育方針や指導目標、カリキュラムを作り、それに従って、非常勤講師が授業を行う形になるので、非常勤講師はその分、授業にのみに集中できます。また、授業以外のその他の仕事には、以下のようなものがあります。
・授業の準備
・個別相談
・進路指導
・テスト問題作成
・採点
・課題の採点
・宿題の採点 など
アルバイトの給与や待遇について
アルバイト勤務の給与は、「1コマ」つまり、1授業あたりで計算されることが多く、時給換算すると1,800~2,500円の相場のようです。当然ですが、時給は経験や能力によって変わります。担当する授業数が多いほど、給与も上がりますが、他のアルバイト勤務の講師との兼ね合いもあるので、1日に2コマ程度、週で2~3日の勤務が一般的のようです。
日本語教師の非常勤講師に求められる条件
常勤講師も非常勤講師も、仕事内容が大きく変わることはありませんので、非常勤講師の採用条件として、(1)420時間の日本語教師養成講座を修了していること、(2)日本語教育能力検定試験に合格していること、が求められるケースがほとんどです。日本語教育に関する知識がない状態で、非常勤講師で採用されることは、まずないと考えて良いでしょう。 常勤講師でも非常勤講師でもプロの教師であることは変わりありません。
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