在宅でもできるオンライン日本語教師とは?
ここ数年、SkypeやZoomのようなビデオ通話アプリを活用して語学レッスンをおこなうサービスが増加してきております。英語などの外国語をオンラインで学習している方もいるかもしれませんね。オンラインでレッスンをおこなう日本語教師も増えつつあり、「外出することなく自分のペースで働ける」という理由から人気です。そこで、ここではオンライン日本語教師になるメリット・デメリットを中心にご紹介します。
オンライン日本語教師とは
オンライン日本語教師は、Skypeやzoomを使用して、1コマ25〜45分程度の日本語授業をおこないます。生徒を集める方法は、オンライン日本語学校に教師として登録して、そこのプラットフォームを通して授業の申し込みを受けるのが一般的です。教える対象となるのは、日本に来ている外国人ビジネスマン、海外在住の日本語を学びたい外国人。また、日本に住んでいるけれど、きちんと日本語を勉強する機会が泣く、読み書きが苦手という方々、子供の小学校、中学校進学の際に日本語ができないことの不便さに悩まされます。学校からのプリントが読めない、先生とコミュニケーションが取れないなどが挙げられます。その解決策として、日本語を学ぶ必要があるけれど、まとまった時間が定期的に取ることが難しい方がオンラインレッスンの受講を決めるのです。
オンライン日本語教師のメリット
オンライン日本語教師のメリットは何といっても時間の融通が効くこと。24時間365日、自分の好きなタイミングで仕事ができます。また、オンライン日本語教師の場合、資格が不要なケースも少なくありません。出勤して授業をおこなう日本語学校に勤める場合には「文化庁指定の420時間の授業履修」を受けることが採用される必須項目であるケースがほとんどです。つまり、オンライン日本語教師は働き始めるうえでハードルが低いというメリットがあります。
オンライン日本語教師のデメリット
オンライン日本語教師として働くデメリットは、意外と準備に時間がかかることです。授業で使う教材の選定に加え、わかりやすく進めるために自分で教材を作る必要があります。日本語教師になったばかりの方は、実際の授業時間以上に教材の準備に時間がかかるでしょう。ただし、経験を積むことによってある程度は使い回しができるはずなので、デメリットは解消されます。また、集客に関しては自力で生徒を集めるのは難しいため、どこかのオンライン日本語スクールに登録することになります。その場合、手数料が引かれるため、報酬が少なくなります。
オンライン日本語教師の収入について
オンライン日本語教師の収入については働き方などによっても異なるため一概にはいえません。目安として紹介させて頂きますと、1時間換算で1,500〜5,000円程度の授業料を生徒が払うことが多くなっております。しかし、日本語学校側に払う手数料が20〜35%程度発生するため、45分の授業で2,000円だとすると、実際に日本語教師が受け取るのは1,200円程度というイメージです。
いかがでしたでしょうか。ここまでオンライン日本語教師について解説してきました。初心者の日本語教師がいきなり大きく稼ぐのは難しいかもしれません。しかし、継続して働くことで経験とノウハウが身につき、生徒数は増えるので報酬も上がっていきます。外国人とコミュニケーションをとるのが好きな方なら、楽しい仕事としてやりがいも感じやすいでしょう。また、開始するハードルが低いのも魅力の1つです。興味があればオンライン日本語教師として働くという選択肢も視野に入れてみてください。
もちろん、オンライン日本語教師としてステップアップしていくためには学ぶことはたくさんあります。日本語に関する知識はもちろんですが、同時に教えるスキルについても勉強しなければなりません。インターカルト日本語学校では、現場で活躍できる日本語教師の育成に力を入れています。詳しく知りたいという方はこちらのインターカルト日本語学校をチェックしてみてください。 また、インターカルト日本語学校ではオンラインホームステイプログラムで日本語を教えるための日本語ティーチャートレーニングコースがありますので、興味のある方はこちらもチェックしてみてください。