フリーランスの日本語教師ってあり?
グローバル化が進む昨今、多くの外国人が日本に訪れています。そんな中、日本語教師の仕事は需要が高まってきています。今まさに日本語教師として働くことを検討している方もいるでしょう。日本語教師として働く場合、フリーランスという働き方があります。ここではそんなフリーランスの日本語教師について紹介します。
フリーランスの日本語教師って?
フリーランスの日本語教師とは、特定の企業や学校などに所属せず(または複数に所属して)、外国人に日本語を教えている教師のことです。例えば、昼はオンラインレッスン、夜はプライベートレッスンなどの多様な働き方ができます。また、非常勤をかけ持ちするという働き方もあります。フリーランスの日本語教師が活躍している場は企業や国際交流機関が多い傾向にあります。これは授業を実施する期間や回数が決められているため、授業がおこなわれるタイミングに合わせて契約するケースが多いことが理由です。
フリーランスで働くことのメリットについて
正社員ではなく、フリーランスという働き方を選ぶメリットにはどのようなものがあるでしょうか。まずは日本語教師としてスキルアップが期待できる点が挙げられます。日本語教師という仕事は働く現場によっては指導方針が異なるため、様々な現場で働いたほうが、経験値が増えていくのです。フリーランスとして働けば、複数の現場をかけ持ちして指導することが可能なため、日本語教師としてスキルアップしていけるでしょう。結果的に正社員として採用された方よりも高いスキルを持っているケースも多々あるのです。
また、フリーランスなので自分のペースで働くことができるという点も大きなメリットになります。例えば、子育て中の方であればフルタイムで仕事をするのは難しいでしょう。フリーランスなら副業としても、子育てや家事などと日本語教師を両立することができるのです。
フリーランスの日本語教師における1日の流れ
それでは、ここでフリーランスの日本語教師(主婦)における1日の流れを見ていきます。あくまでも一例になりますが、参考にしてみてください。
6:00 起床・家事
9:00 オンラインレッスン、開始。(1レッスン50分)
12:00 ランチ
15:00 留学生に日本語を教えるため学校に講師として出勤
17:00 留学生授業終了
18:00 帰宅
21:00 授業の資料作りなどの準備
23:00 就寝
フリーランス日本語教師って収入はどれくらい?
日本語教師における常勤講師(正社員)の場合、月給制になります。年収は300~400万円程度です。フリーランス、つまり非常勤の場合には月給制ではなく時給制になります。担当する授業のコマ数によって収入が変わり、授業1コマで1,500~2,000円ほどが平均です。例えば、1コマ2,000円の場合、1日4コマの授業をおこなえば日給は8,000円、それを週5日働いた場合には月収は約16万円となる計算です。ただし、プライベートレッスンをおこなうと、1時間あたり3,000円以上稼ぐことができますし、企業との契約では1コマ5,000円以上になることもあるので、働き方やスキルによっては正社員として働いている日本語教師よりも稼いでいます。
いかがでしたでしょうか。ここまで、日本語教師におけるフリーランスという働き方について見てきました。どんな働き方が合うかは人それぞれです。まずは自分に合う働き方を模索してみてください。ただし、どのような働き方をするのであっても大事になるのが日本語教師としての基礎的なスキルです。インターカルト日本語学校では、現場で活躍できる日本語教師の育成に力を入れています。就職率は95%。就職先の中にはインターカルト日本語学校や海外提携校もあります。また、20年以上の経験を持つベテラン講師が合格のお手伝いをします。詳しく知りたいという方はこちらのインターカルト日本語学校をチェックしてみてください。