• 111月

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    急に冷え込んできた昨日、2023年度1月生の入学式。
    16の国と地域からの新入生が入学してきて、
    学校全体では47ヶ国になりました。みんな元気。

    2000年の10月に校長になって、
    それから春夏秋冬、年4回、数えたら昨日は94回めの入学式でした。

    多国籍の学生たちの国と地域を紹介するためにしていること。
    学生たちの出身地が戦地と化す事態が起こる前は、
    それぞれの故郷の建物や自然の写真を大写しにして、
    はい、どこどこから来た人!ということをしていたんですが、
    今は、写真をみんなの故郷の名物料理に変えました。悲しい変更。

    学校ができた47年前、インターカルトは今ほどではないけれど、
    それなりに多国籍でしたが、2000年の頃は、中国語と韓国語で
    全員と言葉が通じるという学生構成、ということで、
    全文、中国語と韓国語で挨拶したこともありました。
    チャレンジャーでした。

    インターカルトのロゴ、CCCは、

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    ですが、今の私の挨拶の締めは、

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    計算が間違っていなければ、
    来年10月、校長後⁉︎100回めの入学式です。・・・。

  • 091月

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    去年の暮れ、12月28日に公開された、
    「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の
    認定等に関する法律」の施行についての「説明会」のお知らせと、
    ①日本語学校、②養成講座、③日本語教師、申請の「手引き」。

    (説明会)
    ここに、それぞれの日程と参加申込締切日があります。

    (手引き)
    認定日本語教育機関の認定申請等の手引き
    登録実践研修機関及び登録日本語教員養成機関の登録申請等の手引き
    登録日本語教員の登録申請の手引き

    まずよく読んで、それから説明会に臨むというのがいいと思います。
    私もラインマーカー引いて、付箋貼って、読解してます。
    学校が①②、個人は③、それらすべてをしなければならないので。

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    なかなかに難解で、さらに、そうなの!?というような箇所もありで、
    往生したり、時にむっとする気持ちはわかるのですが、
    まずは冷静にじっくり読んで理解いたしましょう。

    我慢ならなくて、文科省や法務省や内閣府に問い合わせたんですけど
    よくわからないんです、という個人の方、既存校の方、そして、
    これから学校を作ろうと思っているという方などなど、
    なぜだか私たちの学校に電話やメールをくださるんですが、
    まずは読んで説明会に! よろしくお願いします。

    (写真:「資料」で検索したら引っかかった私のフォルダの1枚)

  • 041月
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    お正月早々、〜考なんて書かなくてもいいんですが。

    過去を振り返り、私の原動力の源は「怒り」だったという持論を、
    得意げにではないけれど、あちこちで言ったり書いたり。
    そうしたら、昨年末の日経新聞「春秋」欄に「6秒ルール」、
    心の中で6つ数えるうちに大抵の怒りは収まるとありました。
    アンガーマネジメントという感情を制御する心理療法だそうで、
    沸点低い私には有益な情報だと思ったのでした。

    お正月を過ごした実家には母ルール。
    ガスストーブがつくまでの三つの関門、テレビは二つの電源、
    物の置き場所や順番はもちろん、スピード感、きちんと感。
    大体できていればいい系の自分には・・・だけど、
    元気にルールを作って生きていることはありがたきこと。

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    こちらに戻る電車に乗る前の今日のお昼は、
    渡良瀬川に架かる中橋と向こうに広がる懐かしい風景を見ながら。
    足利にいるけれど会うのはいつも東京という人から聞いた、
    胸に深く響いたお話はちゃんと反芻、咀嚼してからいつか書きます。
    ルールに紐づけるとしたら、人生のルール。だったかも。

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    1月1日に起こった能登半島地震。
    自然災害にルールはないのですよね。だからいつも突然に。
    そして続いて起こった2日の航空機の事故。祈るしかないです。

    2024年もよろしくお願いいたします。

  • 3012月
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    年末まで仕事していて、ふう、ようやく休み、と思う間なく、
    家の大掃除ってほんと大変…と思いながらぐずぐずやってます。
    昨日の晩、夫が何だか突然38℃越えの熱を出し(コロナは陰性)、
    さらに貧乏くじ引いた感じで。元々、嫌いだし苦手なので…。

    でも、昔はもっと自分に課していたのでした。
    年賀状何百枚も書いて、お蕎麦打って、三段重ねのお節料理作って。
    偉かった。

    50才になったとき、四捨五入したら100才と言った人がいると
    この間聞きました。なるほど。
    物だけでなく、事も、人も、断捨離が必要な年なんだと思うと、
    この間同じ年の人に言われました。これも、なるほど。

    めまぐるしい世の中の動きにしがみつき、しがみつき損ねたり
    しながらの一年でした。法律、業界、学校、みんな、自分自身。
    沸点低いから、ほとほと・・・・。

    写真。
    井の中の蛙ならぬ、百合の中の蛙。妹が家の庭で撮ったそうです。
    (今年もここに載せた植物系の写真はかなりそのルートです^^ )

  • 2512月
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    新卒で勤めた職場の先輩で、自称親バカの”作者の父”から
    連絡もらった18=80のこのシリーズ最終巻
    (”父”の写真入れちゃいました。)
    竜子さんのファンなので速攻で買って読んで読んで読んで、3回。

    18…………………………………………私……………80才。
    18と80の間の私の位置です。いつの間にこんなことに。

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    そして、20年前に入学してきた、私の“教え子の甥っ子”。
    頑強だった叔母と違い、まだ10代で、ホームシックでべそかいてた子が、
    今は立派な二児の父です。

    「前提を疑え。不合理な前提を変えさせる説得力と行動力」と言った
    私の父は、36年前、肺を患って58才で亡くなりました。
    父の方がずっと激しかったけれど、でも、
    年を重ね、何かにつけて父と同じ血を感じるようになりました。
    まあしょうがないよって言えない血。結構濃い^^;

  • 2312月
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    サンタクロースに先んじて、来年のカレンダーが海外にも。
    加藤さんからじゃなく、インターカルトからです^^

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    年末の人待ち。

    コロナ禍がほぼ収束して、いろんなことで周辺が賑やかになってきて、
    オンラインじゃなく対面でという機会もぐんと増えたこともあり、
    一日の中で数か所の移動というのも珍しくなくなりました。

    なのに、天性のお節介気質でさらにあちこち。
    今年いっぱいで退職するというよその会社の人との食事。
    その前は、悩み多きよそのところの先生の話を聞きに空飛んで。

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    わたしゃ一体何してるんだろうと思わないこともない年の暮れ。
    千代の富士が言った、
    「体力の限界!気力もなくなり、引退することになりました」
    ということばが時々ちらちら頭に浮かびます。

    もう少し若い時は、私の人生もうひと舞台と本気で思っていたのですが、
    まあ、それはないですよね、さすがに。たとえば今からバレリーナとか。
    とりあえず今の舞台。・・・土曜6時、コナン始まりました。

  • 1912月

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    時々ここに登場するこの写真。
    12年前の今より少し前の時期に行ったイタリアでのジャパンフェスタ、
    Lucca Comics & Gamesで一緒にブースで仕事した彼は今、何処。

    で、こういうことも私のハンドルのあそびかも。

    急ハンドルや急ブレーキ、そんな時にもいきなり車が方向を変えたり
    急停止しない。そのためのゆとりが「あそび」ですよね。
    あそびは絶対に重要。必要。

    「仕事」は英語では“Business”で、その語源は“Busy”なのだそうです。
    “Busy”は「忙しい」で、漢字では「忙」、「心を亡くす」と書く。
    じゃあ、ビジネスマンは心のゆとりを亡くした人?? では悲しい。

    先々週、先週と、週末に日本列島の南に行って、北に行って。
    実は今日は休みにしたのだけれど、ありがたいことに!?新しいお仕事に
    つながるかもしれないオンラインでのミーティングが二つ。
    話していてものすごく楽しいので、その入り口も言ってみればあそびかも。

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    インターカルトで日本語を教え始めた時のオリジナルテキストの名前は、
    『楽しく学ぶ日本語』でした。辛くちゃいけない。
    「辛」の漢字に一本横棒足したら「幸」、だったら絶対に一本足したい。
    年の瀬に、学ぶのも教えるのも仕事するのも、楽しくないと…と本気で。

    線路は続くよどこまでも。私の線路よ何処に向かう。

  • 1212月

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    水戸黄門が「朝日の立ち昇る様は領内随一」と言ったことから
    名付けられたという茨城県の日立に行きました。
    ガラス張りの駅舎。薄曇りの向こうに海がありました。

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    松浦校長先生が、私のことを師匠の師匠と呼んでくれる理由は、
    新人での着任校で教えを乞うたのが、今、ヒューストンで活躍の
    井上とも子さんで、その井上さんをインターカルトの養成講座で
    教えたというかなんというかなのが私、という縁からです。

    松浦先生自慢の学生たち、先生たち、事務の人たちががいる、
    日立さくら日本語学校は、まさに松浦先生。
    それぞれがそれぞれを大好きで、大事に思っているというのが、
    ふぁあっと伝わってきました。これ、すごく大事。

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    「いつでも夢を」の作曲家、吉田正さんの音楽記念館で、
    海を眺めながら、今までのこと、これからのことをあれやこれやと。
    星よりひそかに、雨よりやさしく〜♪
    往復3時間、滞在3時間半、特急ひたちに飛び乗ってのとんぼ返り。
    時間の濃さは時間の長さじゃないのですよ…。

  • 1012月

    去年、日本語教師養成講座/久留米サテライトで教育実習を受け、
    今、日本語教師として活躍しているお二人。
    タイのサテライト校、Jセンターの先生になった中野さんと、
    実習校の久留米ゼミナールに採用されて日本語を教える栁さん。

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    「これからの日本語教師の可能性と展望〜令和6年4月、国家資格〜」
    と題されたセミナーで、それぞれの“今”を話してくださいました。

    日本語の先生としてだけでなくタイ中に日本と日本語を広める活動
    長年続けた仕事の後の新たな人生での選択。そこからさらに描く夢。

    人生30年と、×2の人生の転機で日本語教師を選んだお二人の話は、
    私が、インターカルト日本語学校のスピーチ大会や、
    温泉での一泊旅行の大宴会場にずらっと並ぶ学生たちを見ながら
    毎年毎年抱く、この仕事をしてよかったと思うのと同じ気持ち。

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    これからの日本語教師はやりがいだけではダメ。日本語教師を、
    仕事ではなく職業に。と、タイの中野さん×2+αの私は、強く。
    そのために目指すのは、オンリーワンのレアな人材になること、
    そういう人材を育てること。令和6年から日本語教師が国家資格に。
    オンリーワンのレア度の高い日本語教師を養成していかなくちゃと。

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    12月とは思えない暖かさ、の日本列島。堂々の20℃超え。
    北半球のクリスマスには似合わない。
    法律施行後に行われる新たな日本語教員試験の施行試験が、
    12月10日、ここ福岡でも。

  • 0812月

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    サンタクロースの背中が見えてきました。あと17日。
    博多駅前。午後、来ました。

    午前中は、文京学院大学交換留学生の日本語発表会。
    プログラムの中の日本語授業を担当して17-8年、
    最終日の発表会にはできるだけ参加するようにしています。

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    学生たちだけでなく、先生たちの成果を見たいなと思って。
    そこから、羽田空港。

    福岡では、日本語教師養成講座、久留米サテライトでの
    セミナーと、文化庁委託事業の地域におけるDX研修。
    そして、久留米と、周南公立大学内サテライトとの、
    来年度に向けての打ち合わせ、などなど。

    今日は、学校でもクリスマスの準備だったみたいです。

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    いろいろいろいろに翻弄されながらの年の瀬。
    なかなかに、なかなか。人生長くなるってそういうこと。
    と理解。昔々はサンタがいると信じてましたよね、皆さまも。

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