「加藤さん!」と声をかけた人は、
国分寺街道沿いの葉桜を眺めながら通り過ぎる私に、
おそらく「おいおい」と思った、行く先の美容院の人。
道を間違える、数字の桁が違う、すること忘れる等々、
なんだかずっこけてることがよくあって、恥ずかしいです。
道を歩いていると、あちこちに春の花々で嬉しいです。
歩いているときに、国に帰った昔の学生から、
日本で就職が決まったので間もなく行きますと連絡がきたのは、
さらに嬉しいニュースで、うきうきに拍車がかかります。
今、色々なことを同時進行でしているんですが、
その中の一つが、来月の日本語教育学会の春季大会、
賛助会員ブースでの発表の準備(※オンライン開催)。
去年したのは「脱・日本語学校」でしたが、今年は、
「日本語教育でも国語教育でもない海外における継承日本語」
をテーマにします。詳細は追って教育学会から。
上の写真は、私たちがこのテーマに関心を持つきっかけを
作ってくれたロドス島(ギリシャ)のズルディス一家。
Mr.ソティさんはインターカルトの卒業生、
Ms.ともこさんはインターカルトの元先生。
そして息子のしんじ君。
その一家が今、一時帰国中で、昨日学校を訪ねてくれました。
しんじ君への日本語継承が、私たちのテーマ、
日本人が数人しかいない、おばあちゃんも皆もギリシャ語だけという
ロドス島で育っているしんじ君、普通に日本語を話していました。
でも、今、ギリシャ語だけの幼稚園に通い始めて、彼のことばはどう
変化していくのか。さらに、課題の提起はイタリアからも。
日本語教育学会でも、そして新たに始まる文化庁委託の普及事業でも
このテーマを追いかけていくつもりです。よかったらご参加を!
・・・それより何より、
ともこさん、ソティさん、しんじ君、来てくれてありがとう。
2年ぶりの新入生受け入れです。
今日は、2022年4月の入学式でしたが、
本当は2020年4月に新入生だったはずの人たちも。
入学おめでとう!と言うより、入学ありがとう!
すでに入国している人たち、これから来日する人たち、
28ヶ国から270人余りの新入生たちです。
私の挨拶のとき、毎回、それぞれの国の有名な建物や自然と共に
新入生の出身国・地域の紹介をしてきたのですが、
戦場と化している国からの学生もいる中、それはできず。
今のこの状況下、そもそも国の紹介をするべきか否か皆に相談。
スタッフの皆は、いやいや今まで通りにするのがいいという意見。
で、それを入れつつ考えに考えて、写真を料理に替えてしました。
写真を拡大して見ていただけたらおわかりのように様々な国から。
でも、ここにいるのは国ではなく、一人一人の人です。
インターカルトは小さな地球という話を今日の入学式でもしました。
昨日の明るくない気持ちが尾を引いて、
彷徨(さまよ)ったり、脅しのメールがきたりという、
とんでもない夢を見て目覚めた今朝でした。
けれど、今日は久しぶりに午前も午後も外回り。
おそらく2年ぶりで、やっと戻った日常を実感しました。
朝、家を出てエレベーターに乗ったら、途中の階から
乗ってきたよその旦那さんが市の大きなピンクのゴミ袋を
片手に、スマホを見ながら乗ってきました。
一緒に一階で降りて、その人が先に外に。
私は立ち止まって毎朝晩の母への電話をするべく、
スマホを見ていたら、先に歩き出していたその男性が
こちらに向かって戻ってきました。ん???と見たら、
手に大きなピンクのゴミ袋。スマホに気を取られて、
ゴミ持ったまま駅に向かって行っちゃったんですね。
笑笑笑笑笑!でも私は、気を遣って気づかないふり^^
そんなこんなで今夜は楽しい夢を見られそうです。
いつもより早めに学校を出て、つくばエクスプレスで秋葉原に。
熱っぽいのではないかと思ったけれど、ヨドバシカメラの入口の
自動体温計測器の数字は35.7℃。単に厚着によるかったるさか。
たった一駅で着く終点の秋葉原までのつくばエクスプレス。
空いていたので窓に映る自分を撮ったら、虹がありました。
色々色々で珍しくモチベーションが低下していたので、
虹の出現はちょっと嬉しかったです。
めったに行かない秋葉原、ヨドバシカメラ。
でも、ある会の記念品を、私が買いにと申し出たための買い物。
(いつもあれこれ引き受けがち。)
エスカレーターを彩る絵や写真が、いかにも秋葉原らしく、
その階の商品のイメージで楽しかったです。
だらだらと降る冷たい雨のせいですよね。
明日は20℃超えだそうです。
ぽかぽかと暖かい春に、さっさとなってください。
5年前の2017年は、インターカルトの創立40周年で、
1年間、さまざまな記念行事をしました。
登場してくださった、がーまるちょば(のケッチ)、
春風亭小柳さん、吉野家の安部会長、
神吉先生、石井先生、皆さんとの縁は今もこれからも。
45周年最後の記念行事は、大同窓会でした。
日本語学校と日本語教師養成講座。
海外から海を越えて参加してくれた卒業生たち、
創設当初の先生たち、職員の皆さん、創設者の奥様も
いらしてくださいました。
で、気づいたら今年はあれから5年。なので創立45周年。
大きな行事はしないと思いますが、感謝の何かは。
そして、あと5年たったら創立50周年、なんと半世紀!!
その年の想像、できるような、できないような。。
4月1日から、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
「自分は大人だと思うか」
日本財団が、6か国の18歳前後の若者たちにした調査の結果が、
ニュースになっています。
「自分は大人だと思う」と答えた人の割合。
イギリス86%、アメリカ86%、インド84%、中国71%、韓国47%、
日本は27%、だったそうです。
私が18歳だったとき、つまり大学に入ったばかりのとき、
私と同じ年の人が言ったことに対して、年上の人が、
「いい大人が何言ってんの」と言ったのを聞いて、私は、
「え!? 私も大人なの??」と本当にびっくりしたのでした。
自分を子どもだとも思っていなかったと思うけれど、
大人だとは、全然思っていませんでした。
その後、自分を特別に大人だと認識したことがあったかどうかは
はっきり覚えていないけれど、最近の自分ときたら、
大人を飛ばして、自ら進んで自分の老いを話題にし、吹聴し、
何かあるとそのせいにしている…かも。
※お医者さんが、加齢だの年相応のだのと言うことも原因だと思う。
もう年のことは言うまい。年を理由にブレーキはかけるまい。
「NHK NEWS WEB」にニュースの全文があります。
日本の若者は、「自分の将来が楽しみだ」とか「多少のリスクを
伴っても新しいことにたくさん挑戦したい」といった質問でも、
6か国中、YESと答えた人が最も少なかったそうです。
これ心配。少年も少女も大人も皆、大志でも夢でも何でも抱け!
目は複眼、耳は聖徳太子、口は機関銃が、自慢ではないけれど、
自負しているところではあります。
迷惑かけてる皆さまには申し訳ないですが。
様々な事業を組織を超えたチームで協業する楽しさを
日々感じながらきたここ数年、それが今年もまたいくつか。
始まってしまえば、ゴールのさらに向こう目指して
突っ走るだけなのだけれど、よーいドンの前は、
その整理がつかなくて、ええい!もうどうにでもなれ!
という気分になったり、ならなかったり。
頭が混乱しているから、スケジュールも滅茶苦茶になって、
今日は、明日の2時からのオンライン会議の画面の前で、
しばらく始まるのを待っていました。
その上がりの学校近くの商店街にあるカレー屋さん。
レバニラ炒めの中華屋さんと一瞬迷ってカレーにしました。
愚痴りたくないけど、ふう。
頭冷やして一人で食べるカレー、美味しです。