• 122月

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    日本語教育学会や日振協の日本語学校教育研究大会などで、
    そのさわりの部分の発表、お披露目を重ねている、
    当校の名物教師、萩原秀樹が、満を侍しての所属校での登場です。
    字がとても小さいのですが、チラシをお読みいただけましたら幸甚です。

    学生たちから絶大な支持を得ている、当校目的別授業での氏の授業の体験、
    オンラインでも対面でも、ご自身の日本語教育観の今とこれからを考え、
    日本語教師同士の意見交換の機会になるのではないかと思っています。

    お申込みは、上のチラシ内のQRコード、またはこちらから。

    インターカルト日本語教員養成研究所の、登録日本語教員養成課程
    開講記念セミナー、萩原秀樹のセミナー第一弾のあと、
    第二弾、伊東祐郎先生、第三弾、山田智久先生と続きます。

  • 112月

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    2018年2月9日。バンコクの美しき渋滞。
    物は言い様、考え様。

    渋滞のことを、
    ドイツでは「Elefantenrennen」(ゾウのレース)、
    フランスでは「Bouchon」(コルク栓) 、
    アメリカのスラングでは 「Car-mageddon」(車の終末)、
    と言うそうです。

    今日は火曜日だけれど建国記念日で休み。
    今日中にしなければならないことが三つもあります。
    いわば、祝日の渋滞。そのうちの一つ、
    登録の経過措置に乗る条件は揃ったのだけれど、
    私の楽しみと学校の人の補完?のため継続中の授業の準備。
    明日のテーマは「渋滞」で、そこからうろうろ寄り道しています。

    渋滞は、時には人生にも必要かなと思います。
    仕方なくでもなんでも、立ち止まって考える時間という意味で。

  • 102月

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    今日は一日、文科省。
    午前中は、5年ぶりの対面開催という日本語教育大会、
    午後は、日本語教師養成・研修推進拠点整備事業の全国協議会。
    大講堂で一堂に会した、何年ぶりかに会った懐かしい方、
    オンラインでしか会ったことのなかった方、
    …コロナ前はこんなだったなと、妙な感慨でした。

    国家資格となった登録日本語教員の活躍の場への期待が
    語られました。心からそれを願いたいです。
    と、同時に思い起こす。
    日本語教育推進法曰く、そのための能力と資質の向上、そして、
    見逃してはならない処遇の改善。

    【日本語教育の推進に関する法律(令和元年法律第四十八号)】
    (日本語教育に従事する者の能力及び資質の向上等)
    第二十一条 国は、日本語教育に従事する者の能力及び資質の向上
    並びに処遇の改善が図られるよう
    、(略)国内における日本語教師
    (略)の資格に関する仕組みの整備(略)を講ずるものとする。

    日本語教師を「職業」にしなければ。
    大学卒業後の就職先として選ばれる企業と同じように、
    日本語教員という仕事が、それらと遜色ない条件での選択肢と
    ならなければ。

    コロナビールは今日ではありません。
    対面の大会に戻ってコロナ前を思い出し、その条件反射で。

  • 092月
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    「教育とは、火を灯すことであり、器を満たすことではない。」
    と、ソクラテスは言ったそうです。
    “Education is the kindling of a flame,
    not the filling of a vessel.”

    テストの点が悪いとか、宿題やってこないとか、
    授業中にスマホ見てるとか、母語で話してるとか、寝てるとか。
    そういう声を、内外問わず時々耳にするのだけれど、
    それって、学生のせいなんだろうか。

    よそのセミナーに参加していて、思わずこっくりしてしまうこと、
    あります。でも、その時思うのは、話がおもしろくないから。
    スマホは今や、わからないことを調べる時の必需品。
    母語で話しているのは、今先生が言ったことの意味教えて…では?
    学生にちゃんと理解させて、いい成績とれるように教えているか、
    やってちゃんと力がつく、する意味のある宿題を出しているか。

    「自律的な学び」は今、日本語教育でもキーワードの一つです。
    火を灯すというのは「学び方」や「考え方」を教えるということで、
    1から10まで教え込むってことじゃない。
    学び方がわかったら、おそらく俄然楽しくなって、そこから自然と
    主体的、自律的に身につけていけるようになるのではないか。

    紀元前470年生まれの人が言ったことに、今頃「御意」と言うのは、
    なんだけれど、本当にその通りだと思ったので書きました。

    写真は、今日もまた2015年の、これは台湾での留学フェア。
    私が話しているのは、サマーコース参加の、確かゴさん。
    ブースに遊びに来て、そのまま手伝ってくれたのだったか。
    台湾事務所の孫さんも、若いです。

  • 082月
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    昨日書いた、学生たちが座右の銘だと教えてくれた、
    アニメの登場人物たちのセリフ。その中の、
    「無理だったのかもしれない、無茶だったのかもしれない、
    でも無駄じゃなかった。」
    これを言った(阿良々木暦)は(あららぎこよみ)と読むそうで、
    『化物語』の主人公とのこと。

    無理も無茶も無駄じゃない。って、
    ここのところ、疲れた疲れた言ってる自分にはありがたい。

    写真は2015年、10年前のタイでの長谷川さんとこのフェア。
    トールさん、坂本さん、エッグさん、ヤヤさんと。
    着物着ないんですね、と言う人が最近はいなくなった。
    私たちが着物を着ていたことを知っている人がいなくなった、
    ってこと。どこも代替わりして、おそらく。

  • 072月
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    (福島県須賀川市のウルトラマン)

    好きなのはアニメとマンガ、ゲームです 留学生の定番フレーズ

    今となっては懐かしい、令和3年度の補正予算事業、
    「ウィズコロナにおけるオンライン日本語教育実証事業」で、
    私が担当したオンラインでの反転授業のクラスの学生たちに、
    座右の銘、大事にしていることばは何?と聞いた時、
    皆がすらすらっとチャットに書いて送ってきたことば。

    ・俺を諦めるのをやめろ!(ナルト)
    ・無理だったのかもしれない、無茶だったのかもしれない、
     でも無駄じゃなかった。(阿良々木暦)
    ・特別な人間になれなくても、誰かの特別にはなれるでしょ。
     (戦場ヶ原ひたぎ)
    ・大いなる力には、大いなる責任が伴う。
     (スパイダーマン/スタン・リー)
    ・この世に偶然なんてないわ。あるのは、必然だけ。
     (xxxHolic 壱原侑子)

    まず驚いたのは、アジア、欧州、南米出身の彼らの座右の銘が、
    生まれ育った自分の国の、例えば偉人のなどではなく、
    日本のアニメの登場人物のことばだったこと。

    そして、それよりもっと驚いたのは、
    私の知らないところで、日本のアニメの登場人物たちは、
    こんな含蓄のある人生訓を言い放っていたのだということ。
    一生の不覚、みくびっていました。シュワッチ!

  • 062月
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    昭和3年生まれだった父は正真正銘の昭和の父で、
    父がいる時の家の空気は父の機嫌の良し悪しと正比例。
    そして、なのか、でもなのか、変な組み合わせなのだけれど、
    受験の願書や就職する時の履歴書の「尊敬する人」という欄に、
    私は「ヘレンケラー、父」と書いていました。

    昭和62年の今日、父は肺気腫で亡くなりました。
    母が父と知り合った頃、父は結構かっこよかったみたいです。
    でも私が物心ついてからはとても太っていて、晩年は痩せました。

    そして今仏壇の父は若返り我らが知らぬ凛々しき頃の

  • 052月
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    忙しぶるってほんと、みっともないと思うのです。が、
    加藤先生大丈夫?と非常勤の先生が心配してくださっていたという話を、
    さっき、風の噂に聞き、ああ、そう見えちゃってるなと思っている今です。
    (先生方、ありがとうございます!)

    今、日本語学校の授業もしているんですが、これがもうものすごく楽しくて、
    でも日本語の先生って、授業の前後、特に前の準備がものすごく大変で、
    その他あちこちの諸々の仕事の中での優先順位をちゃんとつけなくてはなと
    思ってもいる今です。あと、何でもかんでも引き受けないとか。

    無理と無茶話題にしません金輪際心に誓う二月吉日

    決意です^^;
    写真は、いろんな年の楽しかった今日、2月5日。
    ・2017年:ヒューストン、豆まき、タイ
    ・2019年:久留米の餃子

  • 042月
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    この間「今日は決断力があまりありません」(→この間
    と言った私の時計の今回は、
    「このApple Watchではそのお手伝いはできません」。

    一体私は何を頼んだのだったか。
    いや、私が誰かに言ったのかもしれない言葉を、
    すかさずキャッチして答えた。のだと思う。

    腕首の愛おしくさえ思う君多忙の手伝い我もかなわず

  • 032月
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    ホッピーとポテトフライが好きらしい同じ時代を生きてきた人

    初対面の人でも、同じ年、同級生とわかった瞬間に、
    なんだかわからないけれど、いきなり親近感が湧くものだと、
    え?同じ年?という人が目の前に現れる度に思います。

    ラジオの深夜放送、セイヤングとかパックインミュージックとか、
    何曜日のどのパーソナリティが好きだったとか、
    飲んだお酒、歌った歌、世の中で起こったこと、等等等。

    日本の高度成長期に育ってきた自分の世代の人たちには、
    一様に、やればできるという自信のようなものがあって、
    後ろを振り向かない。前に進む。猪突猛進。…が多い気がする。

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