• 227月

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    水上温泉で泊まった部屋の窓下に川がありました。
    昨日と一昨日は、日本語学校の一泊旅行。コロナ禍を経て3年ぶり。
    大昔の進学課程のスキー旅行から数えたら、40余年続く旅行です。

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    ※私のスマホの中の写真を並べてみました。
     公式写真集は週明けに学校のFB等にあがると思います。完全版はそちらで。

    ここ20年の大人気、富士急ハイランドと石和温泉のセットは、
    御用達⁉︎の旅館がコロナ中に家族用の仕様に改装したため、
    団体で入り切るのが無理になり、担当スタッフと旅行会社の皆さんが、
    考えに考えて決めたのが、今回の東武動物公園と水上温泉のセットでした。
    バス9台連ねていざ出発。

    いやぁどうだろうと若干の不安ありでしたが、結果は大いにオーライ。
    上記予定にプラスαの企画地は地上の熱さを忘れさせてくれる涼やかさで、
    初日宴会と二日目車中での学生たちの「楽しかったー!」の声、信じます。

    学生たちとはもとより、普段話す機会の少ない非常勤の先生や専任の先生、
    スタッフの皆と、あちこちでちょこちょこと話せたこともまた、
    私にとっては心穏やかにさせてくれる二日間でした。
    時を経ても、自由の中に規律ある学生たちは変わらずでした。

    ※プラスαの一つの、お昼をかけての道の駅では、一人木陰に座って、
     今、審議中の認定日本語教育機関のワーキンググループの様子を
     視聴いたしましたよ^^ちゃんと。

    鴨長明が「方丈記」に、
    ゆく川の流れは絶えずして しかももとの水にあらず
    淀みに浮かぶうたかたは かつ消えかつ結びて
    久しくとどまりたるためしなし
    世の中にある人とすみかと またかくのごとし
    と。

    ※翌土曜日。
     頼まれ仕事をしに学校に。家ではおそらくだらんとして終わらないから。

  • 097月

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    しもしないで無理とは言わない。
    ・・・は私の主義だけれど、やっぱりこりゃあ無理だと思うこと。

    万葉仮名の書道。

    書道教員の免許を取ったときに受けた教職課程の実技の授業で、
    万葉仮名の真似ごとをして魅せられ、いつかこれをするぞと。
    いつかの想定は老後なのだけれど、暇があればできるものではない。

    知り合いに万葉仮名の達人がいて、書道展の度に知らせてくれます。
    その度に行って、見ては撃沈。無理。

    今日は午前中美容院、その後六本木の国立新美術館の書道展。
    その後高田馬場に移動して、夕方から戸塚地域センター。
    スマホの画面にぴろんと熱中症警報アラート。
    でも、日曜日に歩く歩く歩く。

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    高田馬場は、在日ミャンマー人コミュニティ、NPO法人PEACEの、
    来週から始まる日本語教室、その説明会とプレースメントテスト。
    インターカルトはそのサポーター、私はオブザーバーのような役割です。

    理事長のマリップさんはじめ、理事の皆さんは、
    正真正銘の、することをして無理の壁を乗り越えてきた皆さんです。
    その姿に学び学んでかれこれ10年近くになります。

    本日14,563歩。明日は普通に月曜日(*_*;

  • 087月
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    辻調理師専門学校が東京に開校〈予定〉で、お呼ばれしてきました。
    府中駅→国分寺駅、乗り換えて、→学芸大正門、所要時間40分ほど。
    バス2台乗り継いで行ったそこは、いろんな意味で素敵でした。

    実は辻調さん、初ではなく、大阪の本校を訪ねたことがあります。
    記録によると2015年4月16日。
    この年、インターカルトの台湾の学生が確か6人、大阪の辻調に進学!
    ということが突然あり、これはどういうところか見に行かなくちゃと、
    朝4時起きで大阪まで日帰りで行ったと記録に。
    とても丁寧に、東京校の数倍ある学校中を案内していただきました。

    この日の記録、日本一というタイトルの記事に書いています。

    2015年といったら8年前。
    タフと無茶、私はどっちなんだろう…で結んでいますが、
    この大阪行きに限らず、ん?と心に引っかかったら、まず行ってみる、
    見てみる、会ってみる、してみる、食べてみる。(私)
    そういう性格はいくつになっても変わらない。タフ過ぎ、無茶過ぎ。

  • 067月
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    昨日の夜は、
    東京SUGOI花火 2023「Yuming 50th Anniversary ~真夏の夜の夢~」。
    東京競馬場で。うちの南側のベランダの真正面。

    ユーミンの曲ひとつひとつに思い出いろいろ。
    ♪中央フリーウェイ 右に見える競馬場 左にビール工場
    は、ここに越してきてからの思い出。早28年。

    花火の思い出もいろいろ。
    でもやっぱり、花火は足利の渡良瀬川の花火。
    自分の原点。
    離れて月日が経った分だけ、
    さらにもっと心がそこに戻りますよね。

  • 017月

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    2023年、半分終わりました。
    そして、私たちが今の校舎がある台東区に移転してきてから15年たちました。
    写真は学校の隣の酒屋さんの店内です。以下、その酒屋さんに送った手紙。

    ・・・

    今日の日まで本当にお世話になりました。
    学校からのメッセージの色紙を準備していますが、
    それとは別にお礼を申し上げたいと思い、ここに記したいと思います。

    15年前の2008年の春に転居してきたときは、これからどのように
    この地に根ざすことができるだろうかという心配が大きくありました。
    それで、区役所や教育委員会を訪ねたりもしたのですが、
    なかなかぴたっとする感覚を持つことができなかった中で、
    新川屋さんがいつも私たちのそばに寄り添い、
    時に盾にもなっていただけたことに、
    私たちは心から感謝しながら今日までまいりました。
    本当にありがとうございました。

    そして何より、国を離れて日本にやって来ている学生たちにとって、
    新川屋さんのご夫妻は、お父さん、お母さんのような存在で、
    お店の中で、路上で、彼ら彼女らと温かい交流をしてくださったことは
    本当にありがたいことでした。

    写真は、私が地域における日本語教育に関する講座を委託されたときの
    資料の中に入れてきたものです。
    新川屋さんのレジカウンターに、いつの頃からか置かれた地球儀です。
    これに初めて気づいたとき、とても嬉しく思ったことを覚えています。

    私がどうしてこの写真を地域の日本語教育に携わる人たちに見せてきたか。
    それは、日本語を母語としない外国の人たちにとって重要なことは、
    日本語の学習だけでなく、日本人、日本社会との相互理解、つながりなのだ
    ということを言いたいためでした。
    この地球儀を見ながら自分の国の場所を指して自分の国のことを語り、
    やりとりすることがいかに有意義であるかということの象徴でした。
    この写真は、これからも私の話の中に登場していくことになると思います。
      :
    ・・・

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    酒屋さんはお店を畳んで、昨日、6月30日に引っ越して行かれました。
    インターカルトに来てくださった方の中には、学校の入り口の脇の、
    飲料水の自動販売機と並んであった、このお酒の!! 記憶にあるかも。

    でも、これももうありません。でもでも、思い出と縁は永遠。
    そして、時代は一つ一つ終わっていく。

  • 306月

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    6月2日に日本語教育機関認定法が成立しました。
    これは、私たちが国の中に位置付けられたということです。
    文部科学省という教育を所管するところに身を置くことは、
    今までとは違う動きにくさもあるかもしれませんが、
    それ以上に、私たちにとって意義ある歴史的な大きな出来事、
    だと思っています。

    法律の成立に伴い、日本語学校と養成講座に係る様々な細則を
    検討するためのワーキンググループが動き始めました。
    私も、登録実践研修機関と登録日本語教員養成機関のグループで、
    多くの大学の先生たちに混じって議論に加わっているのですが、
    私たち420時間の養成講座の文脈では一瞬理解できないような
    筋立てや書き振りに遭遇しては、ふうっ…と。
    これは日本語学校の議論も同様で、そもそも語学学校とは、
    というところでの理解を含め、ふうっ、そうじゃなくて!と。

    もう何十年も言い続けてきたけれど、でもまだまだというのは、
    こちらがまだまだちゃんと伝えきれていないからとも考えて、
    これからも丁寧に、エビデンスも示しながら伝えていきます。

    写真左は、1977年にインターカルト日本語学校を創った、
    山内庸生氏のことを書いた本です。(1987年刊)
    右は、1989年にインターカルト日本語学校の母体が窮地に
    陥ったときに経営に参画してくださった今野康裕氏の本です。
    (1993年刊)

    この間、その今野さんがふらっと現れたことがきっかけで、
    この2冊を並べるに至ったのですが、改めて読んでみたところ…。

    1987年の「はじめに」
    国際間の理解は口でいうほど簡単なものではない。
    いま、日本の新聞や雑誌には、国際化とか国際人とかいう言葉が
    しきりに使われているけれども、それは言葉だけが踊っているので
    あって、日本や日本人が国際的になっているわけでは決してない。

    1993年の「まえがき」
    日本語学校の経営に携わっていて痛切に感じさせられることがある。
    日本人の大半が日本語学校およびそこで勉学に励む外国人学生の
    存在を知らないということだ。

    あれから36年と、あれから30年の、今2023年。
    日本の国際化も、日本語学校の認知も、ほとんど変わっていない、
    ということなのだなと。
    でも、今度の法律が変えてくれる。じゃない。
    法律で変える。これから真のプレイヤーとなる私たちが。

    ・・・と思いながら、昭和の時代からインターカルトで36年、
    こんな立場になって23年の私、もうひと踏ん張り。

  • 236月
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    たとえば電話。
    一人一台どころか一家に一台なかった時代に生まれた人は、
    今のこの状況になるまでを経験しているのだからわかるはず、
    なのに、何を恐れているのか。
    わからない言葉、昔は辞書で調べなければ意味がわからなかった。
    けれど、今は、歴史でも料理でも病気でもなんでもかんでも、
    一人一台(以上)のスマホ一つで、一瞬にしてすべてがわかる。
    それを当たり前にしている人が、なぜ手をこまねくのか。

    そんな人は置いておいて、でもこれからの人たちは数年後には、
    当たり前にAIを使っている、もっと進化するであろうChatGPT
    のようなものを別のことのために道具として使っている。
    今という今は、そんな未来に繋がっている今なのに。

    その未来と今の繋ぎの役割を一番ちゃんとしなければならない
    教育現場が、夏休みの宿題を生成AIに作らせるのは不正だから
    禁止せよとかなんとか。(ニュースで言ってます。)

    相手(AI)がそう来るなら、その先を行けばいいと思うのだけど。
    作文書いて、先生が添削して、ってそういう今までの前提を
    取り払って、じゃあどうするって考えるの、わくわくしません?

    こういうことを考える過程で、意外にも、今まさにのCEFR、
    私たちにとっての日本語教育の参照枠の考え方と交わる部分も
    見えてきて、ますますわくわくしています。

    今、一番一生懸命にしていること。
    それは、この間成立した日本語教育機関認定法に係る色々で、
    本当の本当に今一番重要な時なのだけれど、
    それが一段落したら、上に書いたような新しい道を見つける、
    おこがましいけれど道を作ることに一生懸命になれたらいいなと、
    徒然なるままに。

    以上、十日間のご無沙汰でした。
    ちょっとあちこちした後にコロナにかかり、ぐずぐずしています。
    非常に軽症のようなのでまもなく復活。
    オンライン上ではすでに少々しゃがれた声で復活してるんですが。

    ※写真は2017年に行ったアメリカです。
     オースティンであったEdTechのイベントにFingerBoadの
     都築さんたちと。オースティン在住の卒業生ピーターさんと
     息子くん、そしてヒューストンから来てくれた井上さんと。
     →スマホの写真フォルダを「AI」で検索したら出てきた一枚。
     写真右下の成田で買ったお土産の袋の「AIRPORT」の文字、
     そこの頭2つの「AI」で拾ったのですね。ふーむ。

  • 136月
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    頑張ってるねーみたいなことを言われるけれど、
    したいことをしているだけです。
    したいことと、生業とすることが被ったのは、
    私の人生にとってはラッキーなことでした。

    怠らないことは何だろうか。
    人生を通してってことはないと思う。
    でも、ここ数ヶ月、数日単位では、
    毎朝毎晩のベランダに出て野菜の生育を眺める時間、
    毎朝の体重と体脂肪測定と毎朝昼晩の食事記録は90日め。
    そしてこのblogは2003年からだから20年め!

    仕事もレコーディングダイエットもblogも、
    したいからしてる。だけ。頑張ってはいないなと思います。
    昨日からよもぎの酵素を飲み始めました。懲りない奴。

  • 096月
    Categories: 雑感 Comments: 0

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    子どもの頃の「明治」の感覚が、
    今の子たちの「昭和」ですよね。なんてこと!

    昭和生まれしかいなくても、
    64年もあったので、それなりの時代差を感じます。
    この間(今週)も行った、
    会議の後の二次会の食事の後のカラオケ。流れたメロディを、
    懐かしいと言う人と、聞いたことあるかもと言う人。
    仕事上共通に起こった様々なことの記憶も一人一人違う。
    でも、がんがんカラオケして、帰ったら日にちが変わっていても、
    まあこれもありだなと思えるのが昭和人かも。

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    わずか1ヶ月前に買ったこの可愛い苗たちが今、
    上の写真のように鬱蒼と成長しています。インゲンは収穫5本済み。

    成長と言っていいかどうかわからないけれど、
    いろんな意味での過渡期と思える時代を経験できたので、
    私は次は良き肥やしを目指すのだなと、学校の中の皆々を、
    手前味噌だけれど結構頼もしく思って見ながら。

  • 056月
    Categories: 雑感 Comments: 0

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    日曜日はミュージカル。
    ファインディング・ネバーランド」、新国立劇場。

    小山ゆうなさん演出の舞台はいつも、
    その向こうのゆうなさんがしている仕事を、ある意味、
    客観的に見に行くようなところがあるのだけれど、
    昨日は違いました。

    本気で一体感。
    目の前の登場人物一人一人と、それを演じる俳優さんたち、
    演じる子供たち、そして演じる犬と、
    自分自身が同じ世界の中に、いました。

    こんな日があるのはいいなと、一人、道々思いながら
    初台から笹塚で乗り換えて府中に帰ってきました。

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    思わず買った、主人公が持っていたレザーノート。
    白紙のページに絵を描こうかなあと。
    今、手帳もノートもすべての機能はiPad上に、なので。

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