• 099月

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    32から33にかけていた、
    インドネシアでの赴任を終えて帰ってくる時にもらった盾。
    家にしまってあったのをこの間見つけました。
    贈呈者のNUSYIRWAN氏はインターカルトインドネシア校が
    お願いしていた印刷屋さん(大統領でも大臣でも市長でもない)、
    私と事務のRimiさんは「printer」と呼んでいました。

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    あっちこっち飛んで歩いた3週間が明けて迎えた土曜日。
    9時半から、オンライン日本語クラス冒頭の会話練習パートに
    参加。勉強する皆さんはインドネシアと日本国内からで、
    インドネシア人の先生の下、JLPT/N3を目指す人たちです。

    先週から始まったクラス。
    インドネシアとの縁が切れてないことをまず喜んでます。

    9時半に出番終了。
    すぐにZOOMを切り替えて、文化庁の生活者初任研修に。
    第3回の今回は、京大の大木充先生との二本立てでの、
    CEFR、日本語教育の参照枠がテーマでした。

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    参照枠とこれからの日本語教育。
    日本語教育機関、日本語教師、そして日本語教師養成も。
    正直、まだ霧の中にいる感ありです。
    それを晴らしていく役割を背負っているのだと思うのですが…。
    どうだったでしょう。

    12時45分に今日の私のタスク終了。お昼を食べて、速攻昼寝。
    インドネシアで盾をもらった頃と同じだけの体力…ないです。

  • 039月
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    バンコク日本博、3日間に集まった人々は10万人を超えたみたいです。
    思いを確実に実現させている長谷川さん、スタッフのみんな、すごい。

    私はその間の正味42時間に、
    過去と未来と10月からの学生、養成講座を終えて先生をする人たち、
    そして他校の皆さん、・・・まあ、たくさんの人たちと会いました。

    ここ2週間のあっちこっち、インドネシア、マレーシア、北海道、タイ。
    コロナで止まっていた時間が動き出し、元のマグロに戻りました。
    (※マグロ:泳ぎを止めると酸欠状態で窒息死してしまう。)

    3年間のロスタイムを経たマグロのこれからの時間は、
    今までみたいに何でもかんでもしたい、できる、じゃないとわかって
    いるから、慎重にすること選ばなくちゃ、と思いながら、
    でも、新たな餌が現れると、前のようにぴくぴく、そして、ぱく。

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  • 308月

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    昨日から札幌です。いろいろしました。

    ポストコロナ時代の言語教育におけるオンライン授業と
    翻訳AI・生成AIへの対応に関する研究集会(北海道大学)。
    ・・・
    第3回登録実践研修機関及び登録日本語教員養成機関の
    登録手続きに関するワーキンググループ(ZOOM)。
    ・・・
    令和5年度文化庁普及事業「生活者としての外国人」に
    対する日本語教師【初任】研修北海道ブロックとのM。

    今回の来道/来札のきっかけを作ってくださった、
    CEFR/日本語教育の参照枠、AI時代の新たな教材開発で
    繋がっている/繋がろうとしている京都大学の大木充先生、
    そして文化庁の生活者や海外事業を共にしている/していた、
    北海道のドンの皆さんとの本当に充実した時間でした。

    北大での研究集会は、いやぁおもしろかった、だけでなく、
    私のモチベーションをぐうんと引き上げてくれました。
    ここのところ体力気力共に落ちたと自認…の私ですが、
    前代未聞という猛暑を乗り越えた北海道の爽やかな夜風に
    吹かれながら、単純にも復活を遂げそうな気配です。

    明日東京に帰ります。

  • 268月

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    土曜日。
    今日から文化庁委託の生活者初任研修スタート。
    6時前に起きてまもなく8時半に学校に到着予定です。
    いつもよりずっと早い。出張直後だというのに偉いな。
    (と、褒めないと眠気が覚めない。)

    写真は今年5月のです。
    今、隣の家は取り壊し済み、右端角の酒屋さんもまもなく。
    その、向かって右隣2軒の後方L字型に建っている学校には、
    黒いシートがかかり、今、壁面の修繕をしています。
    風景が変わりました。
    隣に新しい建物が建ったらまたもっと変わりますね。

    日本語教育を取り巻く色々も日々変わろうとしています。
    今年の6月に日本語教育機関認定法ができ、その省令案も
    先日出て、今、パブリックコメントの募集中です。
    現職の関係者も、これから携わろうとする人も、
    まず、自分事としてとらえることが大事だと思います。

    以下、ご参考に。

    日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の
    認定等に関する法律施行規則案、認定日本語教育機関認定基準案
    及び告示案に関するパブリックコメント(意見公募手続)の実施について

    そして、2024年4月の試行に向けて、さらに進んだ詳細を話し合う
    ワーキンググループが今月末から開かれ、YouTubeでライブ配信。
    以下から視聴申し込みできます。
    2は日本語学校、3は日本語教師養成と現職日本語教師関係です。

    ●ワーキンググループ2
    「認定日本語教育機関の認定基準等の検討に関するWG」
     2023年8月29日(火)15時~17時 →傍聴申し込み

    ●ワーキンググループ3
    「登録実践研修機関及び登録日本語教員養成機関の登録に関するWG」
     2023年8月30日(水)10時~12時 →傍聴申し込み

  • 238月
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    ジャカルタの国際線の空港が超近代的になっていました。

    インドネシア入国、マレーシア入国、
    どちらも事前にスマホでオンライン申請。
    そうしたら入国審査がとてもスムーズでした。
    もちろん外国人のレーンには並ぶのだけれど。

    日本に帰って来るときも、事前にVisit Japanというアプリで、
    自分の情報と、今まで税関の書類に手書きしていたことを入力。
    そうしたら、帰国後の手続きはあっという間に完了です。
    もちろんレーンから出てくる荷物は待つのだけれど。

    昨日は、飛行機の到着が夜の10時過ぎで、
    荷物を手に取ったのが10時50分。
    府中行きの最終のリムジンバスの発車が10時55分、ダッシュ。
    もちろん家に帰ったら日付が変わっていて、さすがに疲れた…。

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    私が長年親しんだジャカルタのスカルノハッタ空港はこれ。

    コロナ前に行って、またすぐ来るからとそのまま持っていた
    インドネシアルピアの札束があるのに、今回さらにまた両替え。
    しかし、食べるのも飲むのもほとんどがカード払いで、
    お金を使う場面にほぼ遭遇せず、で、札束2倍に。

    どこぞの国では、物乞いをする方にもチャリンではなく、
    なんとかペイみたいなのを使ってスマホ間でお金を移動する
    のだそうですね。いやはや。

    コロナ禍を経て、私も今はほとんどお財布からお金を出すこと
    なく、Apple Watchかざして支払いしてるのですが、でも、
    全般的にはオンライン化、遅れているような気がします。日本。

    と思う一方、登録でも申請でも、最近は何でもかんでもスマホ。
    慣れない人、使えない人、老眼で画面の文字が見えにくい人、
    大変な時代になっちゃいましたよね。大丈夫かな、です。

  • 218月
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    ジャカルタから飛行機で2時間、クアラルンプールに来ました。
    昔、インドネシアに駐在していたとき、マレーシア兼務でした。
    世間には、アジア統括やヨーロッパ支社長という人もいるけれど、
    当時、実際に両国間を月一で行き来しながら、
    なんという大胆な人事なんだと32才の私は思っていました。

    クアラルンプールでは、当時の私よりさらにずっと若い年齢で、
    AtoZ Language Centreを創った西尾さんと、元気な皆さんと。
    AtoZは私たちの姉妹校であり、養成サテライト校です。

    AtoZの意味は、初めから終わりまで、何から何まで、すべて。
    私は、すべてのうちの何%あたりのところにいるのだろうとふと。
    ・・・思って、明日帰ります。

  • 218月
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    今回の“Team Intercult” @Jakarta、
    ナミラさんとエディスさん、最強のサポーターでした。

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    インドネシアで活躍する、日本語教師養成講座の修了生たち。
    2019年、福島サテライト修了の佐藤さん、

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    1991年、早稲田校時代に修了の川原さん、僭越ながら教え子。
    これからの日本の労働人口問題に関わる有益な話を聞きました。

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    リミさんは、かつてあったインターカルトインドネシア校、
    私の時代の事務経理担当で、私にインドネシアのことばと習慣、
    すべてを教えてくれた人です。
    インターカルトの撤退後、川原さんと同じところに30年勤務、
    縁が縁を呼んで、他の◯さん△さんたちもインドネシアで繋がってました。

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    コンビニ、ショッピングモール、高層ビルの脇に、
    30年前とまったく同じ、たばこや雑貨を売る屋台が普通にある不思議。

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    30年待って、日本留学がようやく本気で動き出しそうだと思えた一方で、
    日本がいつまで選ばれる国でい続けられるのかと、改めて考えさせられた
    ジャカルタでの三日間でもありました。

  • 198月
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    空港に着いたときの匂い、渋滞、人々が話すことば。
    ジャカルタはすべてが懐かしい。

    到着したホテルに甲斐切さんが来てくれました。
    30年前のインターカルトのジャカルタ校、
    Widhia Pratama Intercult Indonesiaから
    今に続く縁。

    ホテルの人に、写真を撮ってと頼んだら、
    ここに座って撮ったらいいよと、言われるままに。

    停滞は後退、挑戦は当たり前、自分ならではのこだわり、
    似た物差しを持つ人との話はノンストップで、
    ラッパ飲みしたビンタンビールが心身に染みました。

    ジャカルタ初日、良好。

  • 168月

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    本日、人間ドック。
    お盆の最中にする人は少ないみたいで空いていました。
    が、一連の色々から麻酔をしての胃カメラまで、
    いい加減くたびれました。(くたびれた=草臥れた。)
    家に帰ってきてから、夜と同じくらいの睡眠。

    この、tiredを表す言葉、子供のころ私は、
    疲れたは大人の言葉で、子どもはくたびれたと言うのが正しい、
    と自分で勝手に思っていたので、遠足の後なんかに疲れたねなんて
    言う子がいると、子どもなのに変じゃない?と。

    写真は昨日までの2泊3日@足利。
    10代の頃の友だちと、記憶、気持ち、幼稚園時代にも遡り…。
    でも一番長かったのは、母と喋りまくっていた時間。
    なので、ちょろんと一枚写真を追加しました。
    ※@足利は、草臥れた…じゃありません。

    「疲れた」をインドネシア語ではチャペ(capek)と言います。
    1992年、当時ジャカルタにあったインターカルトに赴任したとき、
    かなり最初のころ覚えた言葉がチャペでした。

    明後日からの久しぶりのジャカルタは、留学フェアです。

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    帰りに、マレーシアにも寄ってきます。コロナ後の本格始動。
    ようやく動き出したので、草臥れてる暇はない、ということで。

  • 148月
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    小木曽先生へのお断りなく、小木曽先生のお写真を載せます。
    小木曽友先生、昨日8月13日の午前中にご逝去されたそうです。
    前アジア学生文化協会理事長が大きな肩書きでいらっしゃいますが、
    私にとっては、私を短歌の会「心の花」に引き入れた、まさに友であり、
    そしてもちろん、日本語学校界での深き恩ある方です。

    写真は、2015年1月24日、NHKの短歌俳句大会の短歌の部で、
    先生が佳作を受賞された、表彰式のときの写真です。
    受賞の知らせと共に、ぜひ一緒にとお声がけいただき行きました。
    (今、実家にいるためその受賞作を見つけることができません。
    後でご紹介します。)

    心の花の東京歌会には毎月一度、中野サンプラザの会場で一緒に座り、
    佐佐木幸綱先生の講評を聞き(小木曽先生はよく質問や発言もされ)、
    終了後には隣接するイタリアンレストランに寄ってお話ししました。
    小木曽先生がお住まいを群馬県高崎にある美心会の施設に移されたのを
    機に、小木曽先生と一緒に私も東京での歌会から足が遠のきました。

    その後、一度、高崎を訪ねたのが先生とお目にかかる最後となりました。
    今度は、小木曽先生と仲のよかった日振協の佐藤理事長と一緒に、
    と言っている間にコロナ禍となり、結局その約束を果たすことができず。
    ここのところ具合がよくなく、施設内の病院にいらっしゃること、
    そして昨日亡くなられたことも、先生がそのときに紹介してくださった、
    先生の旧知の高崎に住む方が知らせてくださいました。

    心の花の東京歌会に参加していた頃のメールのやり取りを見返しました。
    「心の花」2月号に載った私の歌。
    ・半世紀過ぎて鏡に言いたきは〈馬鹿正直はほどほどにせよ〉
    それに対しての小木曽先生からのメール。
    ⭐︎それでも馬鹿正直をやめられない。そんな先生が好きで、尊敬しています。
     馬鹿は死ななきゃなおらない。

    そして続けて今度は小木曽先生の掲載歌。
    ・「曲がりますから五十円ください」車掌の声に慌てる留学生
    小木曽先生の解説。
    ⭐︎その昔、インドの留学生からほんとに聞いた話です。
     バスが曲がるたびに「ご注意ください」というのが、
     「五十円ください」ときこえ、五十円、百円と数えたそうです。
     いつか一度だけ使おうと温めておいた「留学生の日本語」を今月は
     使ってみました。
    ・普洱(プーアール)茶黒褐色の鏡餅削れば遠き雲南の夢
    ⭐︎これからもgoing my wayで、すべての事柄をアジア学生文化会館、
     留学生に引きつけて歌っていくつもりです。

    小木曽先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。
    小木曽先生、本当にありがとうございました。

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