• 301月

    スリーエーネットワークの「Ja-Net」。
    その巻頭寄稿、松岡和美先生の「日本手話ってどんな言語?」
    の真ん中あたりに大きな文字で書かれているのがこれです。

    目で見ようと耳で聞こうと言語であることは変わらない

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    先週の土曜日に今年度の最終回を迎えた、
    「生活者としての外国人」に対する日本語教師初任研修
    今年度の受講生50人のうち4人が、聾者の日本語の先生でした。

    一方的な講義ではなく、グループに分かれての活動もたくさんある、
    完全オンラインでの研修に問題なく入っていただけるだろうかと、
    運営委員の皆さんはとてもとても心配していました。

    が、先生たちが所属する一般社団法人撫子寄合の皆さん、
    写真左上の「日本手話」と表示された手話通訳の方々、
    各回の講座担当の講師の先生たち、4人の受講生、他の受講生たち、
    運営委員たちが、当たり前に進めてくださったおかげで無事終了。

    2月25日(土)の午後、オンラインでの研修報告会があります。
    よかったら覗いてみてください。改めてお知らせがあると思います。

    手で話す人々描く物語言葉教える人が訳せり

    きらめく拍手の音』イギル・ボラ 著 矢澤浩子 訳

    訳者の矢澤さんは、インターカルトの元先生、
    誇るべき私の教え子、共に韓国のビジネスマン向け研修をした人。

  • 291月
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    腹立てて啖呵を切りて始まりしインドネシアと私の人生

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    久しぶりの新宿サザンテラス。
    日振協が代々木にあった頃、よく通った道です。

    今日は一日中外で仕事で、終わってからここ、
    久しぶりの下川原さん。

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    33年前の1992年、インターカルトジャカルタ校での
    単身赴任時代、そこにいたことがきっかけで、
    たくさんの人たちとつながりました。

    その方たちの今。
    日本語教育の試験、技能実習生送り出し、劇団、
    日系企業の幹部、漫画家、落語家、ドイツで社長、
    司会者、フリーアナウンサー、声楽家、指揮者。
    そして下川原さんは今、
    インターカルトもお世話になっている社労士さん。

    ひょんなことから腹を立て、それがきっかけで、
    「私が行きます」と手を挙げて行ったインドネシア。
    そこで「学校をする」とか「営業をする」経験を
    しなかったら、そのまま日本語の先生だけしていたら、
    今の自分はなかったと思います。

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    おまけ。帰国間際の私のクラス。

  • 281月
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    いくとせも時を知らせしこの腕に時代が与う未知なる力

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    決断力? 突然そんなことを言われても。
    私の何かの言葉に反応して唐突に出てきます。
    しかも喋るので、びっくりしたり恥ずかしかったり。

    自分に関して言えば、
    決断力、瞬発力、行動力はおそらく大丈夫。
    しかし、思慮深さ、冷静沈着さは、ふう、まだまだ。

  • 271月
    Categories: tanka, 雑感 Comments: 0

    羽田に着きました。
    あとまだ少し旅は続きます。

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    冬空に東京タワーの輝きて今朝までいたる南国想う

  • 261月
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    ブースには、インターカルトに入学手続きをしてくれた、
    今年4月新入生たちも何人か来てくれました。

    うち一人の、日本語まだまだこれからの女子は男の人と一緒に。
    「お兄さんですか?」という私の問いに、
    質問の意味はわかった、でも答えの日本語がわからないという様子。
    目の前にいる通訳の人に聞いてもいいのに、じっと考え続け、
    あ、閃いたぞ!という表情の後、隣に座っている男の人を指して、
    「愛しています」と。
    思わずのけぞって笑ってしまったけれど、素晴らしき答え。
    夏目漱石の、I love you=月がきれいですね、的な、違うか。
    ・・・4月の来日を楽しみに待ってますね。

    そしてこちらは、
    二人が夫婦だということを、今日知ってびっくりした卒業生の二人。
    フェアの主催者Jeducationのスタッフ、マイさんと、
    インターカルトから東放学園の放送芸術科に進学したキュウさん。

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    おそらくは出会うことなき二人なりインターカルトを選ばざりせば

  • 251月
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    今日は、日本に向けての講座講師から始まりました。
    去年の8月から始まった文科省の現職日本語教師初任者研修、
    毎週土曜日、一緒に走り抜けた皆さん、お疲れ様でした!

    と言って、zoomを切って、ホテルを飛び出し、BTSに乗って、
    サイアムパラゴンへ。「PM2.5」という理由で乗車券が無料!

    会場に着くと、東放学園さんとのコラボプログラム、
    日本から配信の、動画作成のワークショップが始まっていました。
    事前予約した皆さんが食い入るように視聴していてびっくり。

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    そして、我らのブースの今回のメンバー。
    いつものトールさんと卒業生のナットさん、辻本さん、遊軍加藤。

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    前にお仕事をご一緒し、今はアサンプション大学にいらっしゃる、
    上原先生と久しぶりに再会いたしました。

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    こうしてJeducationフェアの初日終了。参加校の懇親会。
    見回してみれば、古株というか最長老というかで、乾杯の音頭^^;
    2002年に始まったフェア、今年で23年め!継続は力なりですね。
    で、プーパッポンカリーと、カオニャオマムアン。美味しすぎたー。

    バンコクでも口々に我聞かれるは「認定申請もうされましたか」

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    という一日でした。
    辻本さんとスーパーに寄ってふらふら見て、買い物して、
    ホテルに戻ったら、恒例のソファでうたた寝をしての今です。

  • 241月
    Categories: tanka, 海外 Comments: 0

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    夕方、32℃のバンコクに着きました。
    明日の会場のサイアムパラゴンに行って、
    主催者の長谷川さんやゲイさんに挨拶して、
    タイ料理をたらふく食べて、
    ホテルに戻ったら、ソファでそのままうたた寝、
    顔だけ洗って寝ちゃおうかと思っている今です。

    夏物を一月にも着るバンコクはPM2.5の白き空なり

  • 231月

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    37年前の香港の卒業生たちにもらった「私」。
    2016年に彼らの日本留学30周年記念同窓会が香港であり、
    一緒に行った落合先生共々、この私たちを模した人形を。

    あの頃、私はまだ20代、学生たちとほとんど年が変わらず、
    カラオケに、飲みに、お花見に、ボーリングにと、
    本当によく一緒に遊んでいました。

    ニッポンに留学したから会えた人日本語教師となりて会えた人

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    この彼らが昨日香港で集まり、来年の6月に皆で日本に来て、
    日本で留学40周年記念同窓会をすることを決めたそうです。
    「2026年6月の先生達の都合は如何ですか。」
    というメッセージが今日きました。

    私は明日からタイ。これから日本に留学する人たちに会いに。

  • 221月

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    若い時にものすごく年上だと思っていた人っていませんか。
    実は自分よりちょっとしか上ではなかった人。

    それがまさに韓国のHEDの宋さん。
    1990年、日本語教師2年目の初めての海外出張、行き先は韓国で、
    中村壽子校長先生の後ろにくっついていたひよっこの私に、
    韓国のこと、海外で学生募集をするということ、等々、
    教えてくれたのが韓国事務所の宋さんでした。

    今、インターカルトのウィークリーコースに団体で来ている、
    韓国人高校生たちの送り元で、その引率での大阪、東京、札幌。
    で、今日、会いましょうかと突然決まったのは昨日です。

    数えてみたら35年も前になる、ひよっこ気分に戻っての
    お寿司を食べながらのひと時は、なんとも心地のよいものでした。

    ときどきは鎧を脱いで休みたいつっぱることに疲れたときは

  • 211月
    Categories: tanka, 雑感 Comments: 0

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    自分にお酒を注いでくれようとする人に対して、
    コップを手のひらで塞ぐような無粋なことはしない。
    ・・・を信条にしてきましたが、最近は年相応に。

    ふにゃふにゃと力が抜けるようなことがあった日に、
    ひれ酒をひっかけて帰りました。いや、フグも食べました。

    ひれ酒は、戦後の昭和初期に物資が不足していた時代に、
    漁師たちが焼いた魚のヒレで酒をかき混ぜたことがきっかけで
    誕生したと言われています。
    ヒレの旨味が酒に移り、日本酒の味わいを深めるのが特徴です。
    ひれ酒は、日本酒の良し悪しに関わらず、
    風味や味わいを格段にアップさせる飲み方として、
    現在でもその地位を確立しています。
    ・・・と、検索したらありました。

    安酒にヒレ入れたれば極上酒それ本物と呼ぶか呼ばぬか

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