• 015月

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    噛み砕き、こちらです。

    一昨日の土曜日、インターカルト日本語学校9連休の初日は、
    衆議院インターネット審議中継の聞き書き。
    かなり熟知しているつもりだったのだけれど、留学、就労、生活の、
    特に生活者の日本語教育を担う人のあたり、ああそうかというような
    ところもあって、日がな一日費やした甲斐がありました。

    聞き書きのまとめは、冒頭に書いたように「note」の、#003です。
    学校のHPの登録日本語教員の情報を更新しているページにも。

    日本語教師しようかなと思っている人からも、現役の先生たちからも、
    いろいろ、さまざま、質問をいただくのですが、すべてはこれから。
    今国会で新しい日本語教育の枠組みが決定したら、具体的なことが
    はっきりし始めるので、そうしたら霧が晴れていきますね。

    これ以外にも、日本語教育を取り巻くさまざまな動きが。
    岸田総理を議長とする教育未来創造会議がまとめた第二次提言、
    「未来を創造する若者の留学促進イニシアティブ(通称:J-MIRAI)」。
    それから、「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律案」、
    フリーランスで仕事をする人たちのための法律が成立したそうです。
    こちらに解説がありました。

    普段、仕事をしている日は、出退勤と移動で10,000歩超え。
    なのに、日がな一日聞き書きしていた休日初日は2,083歩だけでした。
    で、これじゃあいけないと、昨日は東に向かって8,702歩、
    そして今日は西に向かって16,320歩、がんばって歩きました〜。

  • 313月

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    マリップ・センブさんとカルダー淑子先生と、
    中川正春先生を訪ねました。

    マリップさんとカルダー先生、それぞれを知っている方、
    なぜこの二人が一緒に?は、
    それぞれにとっての「海外」を拠点にした、ことばの継承と活動。
    どうして中川先生と私?は、
    別々にこのお二人を知り、それぞれ支援や活動をしているから。

    お二人が背負うものは、
    過去と現在と未来。想い、責任。
    お二人の共通点は、
    切り拓く、突き進む、挑む、越える、超える。
    ひるまない、失速しない、諦めない、折れない。

    一昨年と去年、お二人にご登壇願った私たちの文化庁委託事業の
    セミナーのチラシの紹介文です。

    マリップさん。
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    カルダー先生。
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    海外に飛び立つ日本人の若者、日本に来る留学生、
    彼らは日本にとってのグローバル人材の卵と言われているけれど、
    複数の国の文化とことばを知る子どもたちもまた(彼らこそ)
    グローバル人材ではないですか、とカルダー先生はおっしゃいます。

    マリップさんとカルダー先生の、課題に対する共通語と
    社会の認識が難しすぎて、ああ、私はまだまだだなぁと。
    想いと責任は同じくらい背負っているつもりだけれど、
    昨日の私は、聞き役のおとなしい加藤でした^^

  • 253月

    いえ、来たのは昨日の夜。
    インターカルトの新年度に向けての教職員全員会議!の後、
    その余韻をまとったまま新幹線でびゅんと。

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    充実の今日の第一弾は、EdTechと言語哲学の恩師、岡田さんと。
    京都で韓国料理^^、その後、いちごのロールケーキを食べながらした
    「議論が楽しかった」と言ってもらえて光栄でした。深かった。

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    第二弾は、京都大学でのシンポジウム。
    「日本語教育の参照枠補遺版と複言語・複文化能力」。
    ここのところ結構な勢いで参照枠を吸収しようとしているのは、
    自己研鑽、だけじゃなく、日本語学校も養成講座もお尻に火が。

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    そして第三弾は、
    京都日本語学校の西原先生とカイ日本語スクールの山本先生と。
    1997年の日振協の箱根会議(第一回日本語教育セミナー)で、
    お二方はじめ日本語学校を代表する皆さんと初めて会いました。
    私は業界デビューが遅かったので、ほんと何もわかっていなかった。
    その時からずっと続いている縁での今日の久しぶりの女子会。
    四半世紀経てもまったく変わらぬエネルギー大発散の、
    西原先生と山本先生と、おそらく私も、なのかも。

  • 223月

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    今日は午後から、早稲田近くの肥後細川庭園でした。
    「日本語教師の専門性を考える」ワークショップ。

    春爛漫、桜満開。・・・の神田川。

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    お花見に行ったのではなく、ワークショップです。
    今の私のテーマのど真ん中、ドンピシャで、
    とっ散らかっていた想いの整理がついた気がします。

    昨日は、日本語教育学会のシリーズ動画、
    「日本語教育の参照枠とCEFR」と、
    「日本語教師の社会的・制度的な位置付けについて」、
    計7本を一気見。唐突に学びの日々です。

    というのもWBC。こんなに燃えて観たのは初めてで、
    「おりゃあああ!」と、断行する改革の後押しをして
    もらった感じの昨日と今日です。

    あくまでも爽やかな彼ら、ほんと素敵ですね。
    私も、あくまでも品よく、もうひと頑張り・・・。

  • 212月

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    さまざまなことをしているのですが、
    殊に、生活者としての外国人のための日本語教育に関しては、
    知って考える場を作ることが自分たちの役割だと思って
    今日まできています。

    「生活者としての外国人」のための日本語教師初任研修、
    写真は、対面+オンライン=総勢100名余でした報告会での、
    運営に携わった北海道、東北、南関東、東海ブロックの皆さん。

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    報告会で各ブロックの深く熱い発表を聞きながら、
    私、というか私たちの学校の仕事は、場づくりと、もう一つ、
    種まきだなととても思いました。

    そして今日はその事業評価委員会だったのですが、
    評価委員の西原鈴子先生と伊東祐郎先生に同席いただいて、
    そこで各ブロックの委員一人一人の思いと振り返りを聞きながら、
    場を作って種をまく仕事だけれど、そうか、種はこうやって
    もらうものなのだと、私は何者?感をさらに払拭できた今日でした。

    ところで本日、日本語教育機関に関する法律案が閣議決定。
    文部科学省ホームページ。

  • 192月

    聖徳太子のようなところがあり(と言ったら聖徳太子に失礼)、
    一度に何人もの声が聞ける、いろんなことができる、したい、
    ・・・ので、毎日あれこれ違うことをしているような。

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    この間、学校を訪ねてくださったマリップさんと宗田先生。
    今年度の文化庁長官表彰を受けられたマリップさんの賞状を手に。
    主宰していらっしゃるNPO法人PEACEの日本語教室に、かれこれ
    もう足掛け8年関わらせていただき日本語の先生を送っています。

    何やら新しいことが始まりそうな予感。
    ではなく、今日の午後、第一歩。きっと次は二歩、三歩。
    2022年度の色々の報告書やら何やら、まだ残ってはいるけれど、
    勝手に一区切りつけちゃった感じで、一人明後日の方に。

  • 291月

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    2022年度文化庁普及事業「海外に赴く日本語教師初任研修」、
    各ブロックが企画・運営を担当した公開セミナーの最終回@札幌。
    昨日は、対面、オンライン合わせて200名の皆さんとの共創でした。

    北海道ブロックの対木さんと佐藤先生が、最後、キメてくれました。
    つつがなく。

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    講師の山田先生、平田先生、副田先生、ありがとうございました。
    「これから海外で教えるあなたへ」、最終回に相応しいテーマでした。
    先生方お一人お一人からの「今、求められるスキル・資質・心得」に、
    私もまた海外でチャレンジしたくなりました。

    2022年度の私たち、札幌、名古屋、久留米、東京、各ブロックからなる
    文化庁海外事業チームが刻んだ共創の記録、記憶。

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    昨日の最後の最後には、文化庁委託「生活者」普及事業、北海道ブロックの
    大井先生、阿部先生、そして旧知の富田先生まで合流、賑やかな打ち上げに。
    広がれ輪と和。これからも続く縁に、乾杯!

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    お昼過ぎの便で東京に戻ります。
    皆々皆さま、ありがとうございました♪

  • 281月

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    昨日の午後、鬼滅の刃のANA機で札幌に来ました。
    (※ 離陸時と着陸時の機内挨拶は、副操縦士、竈門炭治郎でした!)

    もし飛行機が飛ばなかったらどうしようと自分のこと以上に心配した、
    福岡からの山田先生が無事札幌入り、まずは第一関門突破の昨夜でした。

    その登壇の先生方との懇親会の様子は、今回のセミナー担当の北海道ブロック、
    佐藤先生の投稿が、まさにこれ!だったので、以下スクリーンショットで。

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    ここにある、福岡の話題の主は山田先生ではなく、
    私と一緒に前日入りした九州ブロックリーダー徳安さん。

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    価値観というのか、郷土愛の表し方色々だなと思った昨晩でもありました。
    正面切って愛を全身で表す福岡博多人、
    歴史が違うからと控えめな北海道人、
    郷土愛は深くても全国区ではない感の強い私みたいな北関東人。

    価値観は、実は鬼滅の刃の飛行機、私自身には感動はほとんどなく、
    東京にいるインターカルト養成講座チーム=鬼滅の刃チームの皆々に
    見せようと、ヘッドレストのカバーの写真撮ったり、
    竈門炭治郎の名前を聞き取ってメモしたりしたのでした。

    以上、長々と。
    恐れていた気温、マイナス10℃超えの脅威の数値の昨晩でしたが、
    風がないために(という説明あり)寒さは特段感じず。
    セミナーまであと3時間。私はホテルの部屋でぐうたら過ごしています。
    ぐうたら大好きなので^^

  • 251月

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    去年の暮れ、遊びに行った台湾で、
    突然することになったオンラインミーティング。
    事務所でいれてもらったお茶のカップが、懐かしい、
    25周年記念のでした。「おかげさまで25周年」

    あれから、早くも21年。あと4年で創立50周年。
    25周年の時は、ちゃんと引き継ぎます宣言、
    30周年の時は、私たちはこう進んでいきます宣言、
    そして、いろんなことを経てした40周年記念は、
    国内外の卒業生たちに声をかけての大同窓会。

    2027年、50周年には、何を宣言しちゃうのか。

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    ところで今日は、長い名前の有識者会議でした。
    背負った色々が重いなあと思いながら、でもそれが
    責任を果たすってことだよなあと思いながら、
    年を重ねる、年をとるって、そういうことだよなと。

  • 211月

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    文化庁 日本語教育人材の研修プログラム普及事業、
    公開セミナー開催のため、福岡に来ました。
    講師は、是川夕先生(国立社会保障・人口問題研究所)。

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    コロナを経て、世界は、日本は、日本語教育は、
    どうなるのか、どこに向かうのか。
    ・結構変わるんじゃない?
    ・いや、そんなに変わらないよ。
    ・すごく変わると思うよ。
    結構とか、そんなにとか、すごくとか、
    なんとも曖昧な未来予想。日本語を生業にしてるのに。

    是川先生は、それをデータで示してくださいました。
    私たちは、なんと意味のない固定観念に縛られて、
    それを決定的な事実のように思って生きているのか。
    ・・・嬉しい未来予想。
    じゃあ、私はどうするか。私たちは、学校は。