• 084月

    インターカルトの今週の「Weekly FUN PLUS」は、
    人気YouTuber「Ryuuu TVとお勉強!スペシャル」。
    たとえば彼らの番組「學日文看日本」(日本語を学んで日本を見る)は、
    チャンネル登録者数182万人!182万人て??
    私が教室を覗いたとき、プログラムの参加者(=ファン)たちは、
    ハイテンション、かつ真面目に人生について語り合っていました。

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    そして本日、2023年度4月生入学式。
    ノリのよかった新入生たち、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、
    イタリア、インド、エジプト、オーストラリア、オランダ、カナダ、
    サウジアラビア、シンガポール、スウェーデン、スペイン、タイ、
    チリ、ドイツ、フィンランド、ブラジル、フランス、ペルー、
    マレーシア、ロシア、台湾、中国、香港、日本。

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    夜は、養成同期のK先生と学校近くのおでん屋さん、大月に。
    おでんもシメサバもアスパラガスのなんだかも、皆おいしかった。
    ちなみに大月は私の旧姓ですが、このお店との関係は、なしです。

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    で、実は今、私の左手はこんな。

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    骨挫傷だそうです。2/8につまずいて左手ついたのが原因かと。
    今頃こんなに。まいったまいったマイケルジャクソンです。
    皆さんは、痛いと思ったら、放っておかないでぜひすぐ病院に。

  • 313月

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    マリップ・センブさんとカルダー淑子先生と、
    中川正春先生を訪ねました。

    マリップさんとカルダー先生、それぞれを知っている方、
    なぜこの二人が一緒に?は、
    それぞれにとっての「海外」を拠点にした、ことばの継承と活動。
    どうして中川先生と私?は、
    別々にこのお二人を知り、それぞれ支援や活動をしているから。

    お二人が背負うものは、
    過去と現在と未来。想い、責任。
    お二人の共通点は、
    切り拓く、突き進む、挑む、越える、超える。
    ひるまない、失速しない、諦めない、折れない。

    一昨年と去年、お二人にご登壇願った私たちの文化庁委託事業の
    セミナーのチラシの紹介文です。

    マリップさん。
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    カルダー先生。
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    海外に飛び立つ日本人の若者、日本に来る留学生、
    彼らは日本にとってのグローバル人材の卵と言われているけれど、
    複数の国の文化とことばを知る子どもたちもまた(彼らこそ)
    グローバル人材ではないですか、とカルダー先生はおっしゃいます。

    マリップさんとカルダー先生の、課題に対する共通語と
    社会の認識が難しすぎて、ああ、私はまだまだだなぁと。
    想いと責任は同じくらい背負っているつもりだけれど、
    昨日の私は、聞き役のおとなしい加藤でした^^

  • 263月

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    一夜明けて、京都第四弾は宗田先生と。
    難民問題専門情報番組「難民ナウ!」の主宰者で、
    ミャンマーコミュニティ、NPO法人PEACEの事務局長。
    理事長のマリップさん、各民族代表の理事の皆さん、
    そして宗田先生とは、10年前、PEACEが文化庁から
    受託した日本語教室のお手伝いから始まったご縁です。

    宗田先生と、海外での難民支援と国内での今のこと、
    そして、PEACEでも日本語教育と並行して子どもたちに
    行っているミャンマー語教育、ことばの継承のこと、
    さらに、さて残りの人生どのように…みたいなことまで、
    京野菜のお料理食べながら話したあっという間の時間。

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    これは昨年末の写真です。
    PEACEの理事の各民族の皆さん、宗田先生も最前列に。
    本当の本当にひょんなことからお手伝いすることになった
    日本語教室で知り合った皆さんなのですが、
    でも、この縁、偶然じゃなく必然だったのかも、と写真を
    見ながら思ったりしています。

    以上、京都で濃い週末を過ごし、東京に戻ってきました。

  • 253月

    いえ、来たのは昨日の夜。
    インターカルトの新年度に向けての教職員全員会議!の後、
    その余韻をまとったまま新幹線でびゅんと。

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    充実の今日の第一弾は、EdTechと言語哲学の恩師、岡田さんと。
    京都で韓国料理^^、その後、いちごのロールケーキを食べながらした
    「議論が楽しかった」と言ってもらえて光栄でした。深かった。

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    第二弾は、京都大学でのシンポジウム。
    「日本語教育の参照枠補遺版と複言語・複文化能力」。
    ここのところ結構な勢いで参照枠を吸収しようとしているのは、
    自己研鑽、だけじゃなく、日本語学校も養成講座もお尻に火が。

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    そして第三弾は、
    京都日本語学校の西原先生とカイ日本語スクールの山本先生と。
    1997年の日振協の箱根会議(第一回日本語教育セミナー)で、
    お二方はじめ日本語学校を代表する皆さんと初めて会いました。
    私は業界デビューが遅かったので、ほんと何もわかっていなかった。
    その時からずっと続いている縁での今日の久しぶりの女子会。
    四半世紀経てもまったく変わらぬエネルギー大発散の、
    西原先生と山本先生と、おそらく私も、なのかも。

  • 213月

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    3年ぶりの対面での卒業式。みんな、いい顔。

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    インターカルトの卒業式は、いえ、入学式も、
    出席した学生たちは一人一人全員が、壇上で一言ずつ挨拶します。
    誰の選曲か、クラスごとの担任からの卒業証書授与と学生挨拶の間、
    小〜さい音で薄〜く流れていたBGMが、蛍の光と仰げば尊しで、
    その条件反射にも後押しされて、しみじみしんみりした気分に。

    その一方で。

    これから確実に変わる私たちを取り巻く環境の色々、
    日本語学校、教師養成、先生たちに課される国家資格のこと、
    そして私自身のことも、薄ぼんやりと脳裏をかすめる。

    時々ここに、唯一信じていると書いた占いに、
    かなり強い勢いで整地をしていっている感じでしょう?と。
    今の私は、業種変えに匹敵するぐらいの改革の勢いで、
    全部を整地し直そうとしている。私の中に完成形があって、
    そこに向かって「おりゃあああ!」とどんどん改革断行。と。

    でも、私はいつまでアクセルを踏み続けるつもりか。
    ブレーキのない車だから、徐々に緩めないと止まらないのだけど。
    悩みは尽きぬ。

    そして、一夜明けた今日はWBC、生で見て再放送も^^
    精神衛生上極めて良きワールド・ベースボール・クラシックなり。

    以上長々と。

  • 093月

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    私のブログをたどったら、2005年12月11日に、
    老酒会の初めての記載がありました。
    >>
    中国大陸で日本語教師をしている養成修了のシニア、
    いや、堂々シルバーの皆さんの連絡網ができたという
    お知らせがありました。
    その名を「老酒会」。名前の由来は、
    1.全員、ロートルである。
    2.中国語では老は尊敬の意味がある。
    3.中国(チュウゴクのチュウと、ラオチュウのチュウを兼ねた)。
    現在、会員は7名。・・・
    >>

    日本語教師養成講座を修了して、中国に渡った年配の男性から、
    一人で寂しいから誰か仲間がほしいとメールがきたので、
    すでに中国二ヶ所に渡っていたお二人それぞれとつなぎ、
    東京の学校の私たちも加わって、老酒会の大元ができました。

    それから20年、基本中国語圏で日本語教師をする修了生たちが
    プラスマイナスしながら今日まできました。

    なのですが、去年と今年、コロナ禍で会うことができない間に、
    老酒会の礎を築いた方が、一人、また一人、病に倒れ帰らぬ人に。

    ・・・写真を発明した人に感謝です。元気な皆さんがここに。

  • 212月

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    さまざまなことをしているのですが、
    殊に、生活者としての外国人のための日本語教育に関しては、
    知って考える場を作ることが自分たちの役割だと思って
    今日まできています。

    「生活者としての外国人」のための日本語教師初任研修、
    写真は、対面+オンライン=総勢100名余でした報告会での、
    運営に携わった北海道、東北、南関東、東海ブロックの皆さん。

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    報告会で各ブロックの深く熱い発表を聞きながら、
    私、というか私たちの学校の仕事は、場づくりと、もう一つ、
    種まきだなととても思いました。

    そして今日はその事業評価委員会だったのですが、
    評価委員の西原鈴子先生と伊東祐郎先生に同席いただいて、
    そこで各ブロックの委員一人一人の思いと振り返りを聞きながら、
    場を作って種をまく仕事だけれど、そうか、種はこうやって
    もらうものなのだと、私は何者?感をさらに払拭できた今日でした。

    ところで本日、日本語教育機関に関する法律案が閣議決定。
    文部科学省ホームページ。

  • 142月

    「いい学生を集めてきてくださいね」と、
    偉い先生が会議で言ったことばに何となく違和感を覚えたのは、
    日本語教師になって数年め、今から30数年前のことでした。

    学生一人入れるのがどんなに大変なことか、
    ということを知ったのは、それから少し後、初めて学生募集の
    現場に行ったとき(韓国でした…)。
    その経験から、自分が出張者を決められる立場になってからは、
    学務でも教務でも、心して若い人たちと一緒に海外の募集現場に
    行くようにしてきました。

    この間の週末のタイでのフェアに行ったのは、教師としてはベテラン、
    だけれど、学生募集は初めて、なのに一人で行ってくれた椿さん。
    (タイでの教師経験はありでした。)

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    ブース担当は、隊長のトルさんと、卒業生のヤヤさんとエッグさん。
    いつもいつも、本当にありがとう!です。

    そして今回は、この主催機関との日本語教師養成講座タイサテライトの
    開講記念セミナーもありました。

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    最後の写真は、2003年2月、だからちょうどぴったり20年前の
    今回の留学フェアの草創期、ブースで学校の説明をしている私です。
    今の年引く20才。今と同じ髪型なのに、すらっとさが全然違う。
    これ、この間、主催者からゲットしたのですが、うう。

    で、おそらく色々色々経験してきた椿さんは、まもなく羽田です。

  • 251月

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    去年の暮れ、遊びに行った台湾で、
    突然することになったオンラインミーティング。
    事務所でいれてもらったお茶のカップが、懐かしい、
    25周年記念のでした。「おかげさまで25周年」

    あれから、早くも21年。あと4年で創立50周年。
    25周年の時は、ちゃんと引き継ぎます宣言、
    30周年の時は、私たちはこう進んでいきます宣言、
    そして、いろんなことを経てした40周年記念は、
    国内外の卒業生たちに声をかけての大同窓会。

    2027年、50周年には、何を宣言しちゃうのか。

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    ところで今日は、長い名前の有識者会議でした。
    背負った色々が重いなあと思いながら、でもそれが
    責任を果たすってことだよなあと思いながら、
    年を重ねる、年をとるって、そういうことだよなと。

  • 211月

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    文化庁 日本語教育人材の研修プログラム普及事業、
    公開セミナー開催のため、福岡に来ました。
    講師は、是川夕先生(国立社会保障・人口問題研究所)。

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    コロナを経て、世界は、日本は、日本語教育は、
    どうなるのか、どこに向かうのか。
    ・結構変わるんじゃない?
    ・いや、そんなに変わらないよ。
    ・すごく変わると思うよ。
    結構とか、そんなにとか、すごくとか、
    なんとも曖昧な未来予想。日本語を生業にしてるのに。

    是川先生は、それをデータで示してくださいました。
    私たちは、なんと意味のない固定観念に縛られて、
    それを決定的な事実のように思って生きているのか。
    ・・・嬉しい未来予想。
    じゃあ、私はどうするか。私たちは、学校は。

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