• 236月

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    4月6日から毎日、zoomで専任教職員の朝礼をしています。
    今月いっぱい、私たちはまだ基本テレワーク、
    コロナ前も毎日、3階の事務局前で朝礼をしていたのだけれど、
    目尻の皺まで見えるほど、一人一人の顔が見えたわけでは
    なかったので、画面いっぱいに顔が並ぶ今の一体感、
    なかなか良いなと思っています。

    今朝は、訪問先のビルの入口フロアで朝礼に参加しようと、
    ちょっと中途半端な時間に家を出たため、新宿で空白の時間。
    コーヒー一杯飲みに入ったここ、お客さんは私一人でした。

    三歩進んで二歩下がる。
    下がった理由、なかったんじゃないか、みたいなこと、
    なくはないけど、それもまた人生。
    怖いものなしの体当たり人生は、それなりに大変、
    でもまあ、理解してくれる人がいたら素直に嬉しい。
    今日はそんな日でもありました。…zoom朝礼、あと数日。

    タイトル何にしようか考え、そこですか!ですが、そこで。

    本日、日本語教育の推進に関する法律の、
    「日本語教育の推進に関する施策を総合的かつ効果的に
    推進するための基本的な方針」が閣議決定されました。

  • 226月

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    朝一でかかってきた電話、開いたFacebook、zoom会議、
    ・・・しみじみと思い、考えることの多き今日でした。

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    日本語教師養成講座は、
    { とうとう やっと ついに } やってきた今日、
    外国人学生を前にしての初級実習。

    感無量。理由は二つあって、
    一つは、コロナのトンネルをくぐり抜けての今日、
    そしてもう一つは、
    東京と福島サテライト、実習の担当講師たちが、
    私の現役第一線の頃の養成講座での教え子たち。
    写真にその姿を見つけて、しみじみと、感無量。

  • 066月

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    フィクションよりノンフィクションの方が好きだな、
    と思うのは、そこに在るのが真実だから。でも、
    エッセイの方がいいなと思うのは、リアルが過ぎないから。

    今朝の日経新聞の記事の中に、茨木のり子さんの名前があり、
    そういえば、前回書いた『浮浪雲』からの引用と同じように、
    茨木のりこさんの詩もよくここに書いたなあと。
    「自分の感受性くらい」。ここにも、ここにも、ここにも。

    昨日の夕方、久しぶりに行った学校の帰り、
    あ、やってると思って久しぶりに寄った新宿のお蕎麦屋さん。
    午前中の出先からの移動でお昼ご飯を食べる時間がなく、
    空腹とは無縁の在宅勤務生活に慣らされた胃袋が、
    ど根性ガエルのTシャツのピョン吉のように、率先して店内に。

    三組しかいないお客さんの一人の質問に答える店員さんの声で、
    6月1日にお店を再開したことを知りました。

    インターカルトの日本語教師養成講座、4月生たちは、
    初日からzoomだったので、実習授業が始まった今週が初通学。
    開講3ヵ月目にして初めて会う同期に歓声が上がり、
    教室のテレビ越しに福島サテライトの同期たちとまた歓声を上げ。

    オンラインも悪くない、と事務局のMs谷口は連日連発。
    オンラインとオフライン、そのメリハリが一つのハーモニーに、
    なのかもしれませんよね。

    向田邦子と、山口瞳と、内田百閒。
    エッセイスト、と呼んでいいのかどうかわからないけれど、
    このお三方が好きです。

  • 305月

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    天災は忘れた頃にやってくる。

    以下、天災以外も含む。
    新型コロナ、東日本大震災、リーマンショック、新型インフルエンザ、
    SARS、アジア通貨危機、地下鉄サリン事件、阪神淡路大震災、・・・
    学校経営に大きな影響を与えた、
    私の日本語教育史上で起こっ{た/ている}こと。

    2007年、リーマンショック直前の絶好調に乗じて、
    ウィークリーコースのための校舎を飯田橋駅前に出しました。
    しかし、当てにしていた欧米系のビジネスマンがごそっと帰国、
    内装にかけたお金をどう回収するか、と苦手な計算をしつつも、
    でも、どうにかなるんじゃないかという、得意の楽観主義的性格。

    そのとき、「すぐに引き上げなさい!」
    私の人生で、親にもあんなに怒鳴られたことないという怒号。
    90年代に私たちの経営危機を救ってくださった当時の株主、i弁護士、
    あの時に、「引く」勇気を教えていただきました。
    (が、その後も私は「押す」専門^^;)

    そして、コロナ真っ只中のつい先日、そのi弁護士から突然の電話。
    「加藤さん、インターカルトは大丈夫ですか。みんな頑張ってる?」
    大きな病気をされて少し出にくくなっている声が、
    顔と一緒に受話器から飛び出てくるかと思うような、
    好好爺の声。涙。

    いつかこんな好好婆!?になれるよう、もう一踏ん張りするしかない。
    写真は、今もう好好爺、好好婆であろう恩ある方たちと。
    2004年の株主総会後。於 明治記念館。

  • 155月

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    加藤さんは私のジェダイマスター、と言っていただいたんですが、
    ジェダイマスターって何? え?もしかして、この人?と、ギョッ。
    スターウォーズは知っているものの、映画はほとんど見ないので。

    数年前に、ジャカルタ行きの飛行機でご一緒したこの方、
    名前はヨーダ、でしたね。教えてもらったサイトを見たら、
    マスター・ヨーダ、さまざまな名言を残しているのでした。

    その通り!と共感できたので、メモとして残しがてらご紹介します。
    (みどりさん、ありがとうございました!)

    1.覚えたことを、全て忘れるのも大切
    2.「やってみる」ではダメ。やるか、やらないか。
    3.逃げるな。挑め。
    4.忍耐強く。忍耐強く。
    5.恐怖に打ち勝つ。
    6.すべては解釈次第。
    7.知識は大切
    8.負けたら工夫する
    9.考えるな!感じろ!
    10.子供のように曇りなき心を。

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    今日は、日本語教師養成講座の受講生たちと、
    日本語学校の在校生、コロナで未だ母国待機の新入生たちとの
    「こんな状況だからこそオンラインで話そう会」。

    スウェーデン、オランダ、アメリカ、メキシコ、インド、中国の学生と、
    養成講座の東京校、福島サテライトの日本人の受講生との交流会。
    途中、参加者23人が4つのブレイクアウトルームに分かれて密に話も。

    入学前の母国にいる学生たちとも、こういう風に繋がれるんだ、
    というのは発見。コロナ終息後も、したらいいですよね。
    午後のオンラインクラスがある在校生たちは、終了後クラスに行きました。

    ヨーダの教え6、すべては解釈次第。コロナも解釈次第。

  • 135月

    「こんな動画授業を作っています」というのを、
    アメリカから送ってくださった方がいて、
    これ、いわゆる日本語の授業の動画ではないんですが、
    (あ、でも言葉は日本語です^^)
    昨日と今日、二日続けて、朝、起きがけに見ました。

    構成とか、作り方とか、話し方とか、全てが勉強になります。
    でも、何より、その方の動画が成功してるなと思えたのは、
    1本20分なんですが、早送りなどすることなく20分、
    思わずじっくり、真剣に見入ってしまったからです。

    日本中、世界中の先生たちが奮闘しているのですよね、今。
    インターカルト日本語学校の先生たちも、
    zoomでの双方向の授業と、動画での授業の制作、それを日々。
    皆皆皆皆皆さんに、拍手です。

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    インドネシアの姉妹校、Jakarta Communication Club、
    JCCの「Weekly Report」の真ん中右側の
    「Conversation Room」のゲスト、Next Week、
    いえもう、This Week、明日登場します。

    こういう時期のこういうお声がけ、ほんとに嬉しいです。
    Terima kasih! ありがとうございます。

  • 115月

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    Facebookは、良くも悪くもいろんなことを教えてくれます。
    (悪くもはないか…。)
    何年前の今日はこんなことしてました、みたいな感じで。

    今日出てきたのは、2011年の5月11日。
    今のコロナと、この年の震災を比べて、どっちが大変かと、
    私も時々言っていたけれど、この写真群を見て愕然。
    「新入生第二陣がやってきました」と自分で説明つけてました。
    そうか、1ヶ月遅れでこんなに入学して来てくれていたのでした。
    みんなで乾杯してますね…。

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    昨日書いたので、連投は…と思ったけれど、
    思わず書いてしまいました。
    ま、結論は、やるっきゃない…です^^

  • 025月

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    ああ、去年はこんなことしてたんだったなと、
    スマホの写真フォルダ開いて、思い出に浸ってる人、
    結構いるでしょうね。

    家族を訪ね家族と行った東欧。
    去年の今日はブラティスラヴァ、スロバキア。
    「来年はオリンピックだから、夏は東京混むよねえ」
    なんて、大声で話していたんだったと思います。

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    まさかね、の今年。
    状況を嘆かない、結果論を言わない、
    そして自分たちの進め方…他所と比べない。です、私は。

    この連休中も、
    新しい形の授業の準備をしている一人一人の先生たち、
    それをまとめている先生たち。
    先行きどうなるかわからないから帰ってきなさいと言われ、
    言い返す言葉を持たない学生たち。
    その学生一人一人の対応をする学校のスタッフたち。
    入管からは、まもなく7月生の交付、10月生の申請も。
    みんな粛々と。

    養成講座は、一昨年からの新しい試みの積み上げが今、
    とてもありがたい。
    日本語学校の今のみんなの粛々も、いつかの礎となりますね、
    きっとね。そして、来年はどんな来年に…。

  • 244月

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    1987年まであったインターカルト日本語学校目白校。
    古い旅館の建物で、私が初めて出た教師会はここででした。
    玄関の右側の学校名の脇に「日本文化塾」とあります。

    Cross Cultural Communicationsを理念として掲げ、
    Interculturalの頭のIntercultを学校名にした、
    インターカルト日本語学校は、今年で創立43年です。
    今までも幾多の困難を経験したインターカルトですが、
    今回のコロナは、五指に残る試練だと思います。

    震災とその翌年を経た卒業式で、
    教職員が壇上で卒業生に贈る歌を選んだとき、
    ♪負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・
    信じ抜く事 駄目になりそうな時 それが一番大事♪ の、
    「それが大事」が候補に挙がりました。が、

    ♪ここにあなたがいないのが淋しいのじゃなくて
    ここにあなたがいないと思うことが淋しい♪
    ・・・
    ♪それでも生きていれば いつかは逢える♪

    この歌詞が辛すぎて、無言でボツにしたのだったなと。
    当時言えなかったことを、今言いました。

    「STAY HOME」
    今日の、学生たちとの朝礼と昼礼で言いました。
    「家にいることが、誰かの命を救っている」ということも。
    画面の向こうの顔顔顔…が、わかったと言ってました。
    東京で家の中にじっとこもって過ごす在校生も、
    中国、マレーシア、スウェーデン、オランダから参加した、
    まだ来ぬ新入生も。

    今は、今、大事なことを。
    インターカルト日本語学校は、連休明けの5月7日から、
    こういう形態で授業を行います。

  • 174月

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    教室の ドアも恋しや テレワーク

    自粛疲れならぬzoom疲れで、朝から腰と背骨一体が痛い。
    普段、基本デスクワークではなく、あちこち歩き回り。
    ゆえに今、万歩計の進みが恐ろしく遅い。
    退化が進んだらいやだな。

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    クラウド上にあった写真、おそらく2002年とか3年とか。
    教師養成をテーマに、日本語教育学会のシンポジウムに、
    ああ、このメンバーで出たのだったなと。
    私もだけれど、隣の江副先生も“超ワカ”ですね。

    来年の今頃、世界は、日本は、私たちは、どんな姿に。
    写真事業消滅の危機から、構造転換をして、
    スキンケア商品の開発成功を果たした富士フィルム、
    プルプルの赤いジェリー状の美容液、絶賛。

    変わらずに 未来に残れる 保証なし
    変わればよいと いうものでもなし

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