「オンラインは当たり前」がもたらす“これから“を考える」。
ぎりぎりまで打ち合わせをしてスタート、無事終わりました。
画面上に集まったのは、日本国内在住者だけでなく、
ニュージーランド、ギリシャ、アメリカ、タイ、マレーシアから。
これだけで、オンラインならではの力を実感します。
対面授業とオンライン授業を、対立させて考えるのではなく、
組み合わせることによって生まれるメリットをもっと考えること、
それをもって一つの授業とすること、その仕組みを作る必要性。
いる場所や時間に関係なく、
学習の場や教える場を手に入れることができるようになったために、
留学する意味って?海外まで教えに行く必要性って?という、
新たな課題にも直面することになりました。
日本の日本語教育機関と海外の日本語教育機関を、
競争の相手と考えるのか、協業、共創の相手と考えるのか。
日本語教師の役割や働き方はどう変わっていくのか。
コロナのことだけ考えても過渡期と言える今。
でも、コロナが去ってからも明らかに立ち向かうべき課題です。
ご参加くださった皆さま、どうもありがとうございました。
明日からを考えるきっかけに、少しでもなっていたら嬉しいです。
企画直後から本番直前までの打ち合わせに関わった私にとっては、
実は今日の本番2時間以上に、その過程で登壇者たちと話しながら
使って痺れた脳みその充実感が、なんとも心地よい今です。
長谷川さん、西尾さん、井上さん、ありがとうございました!
私たちの、日本語教師養成講座通信コース開講記念の企画は、
今年いっぱい、これからもまだまだ、さまざま飛び出す予定です。