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今、色々なことを同時進行でしているんですが、
その中の一つが、来月の日本語教育学会の春季大会、
賛助会員ブースでの発表の準備(※オンライン開催)。
去年したのは「脱・日本語学校」でしたが、今年は、
「日本語教育でも国語教育でもない海外における継承日本語」
をテーマにします。詳細は追って教育学会から。
上の写真は、私たちがこのテーマに関心を持つきっかけを
作ってくれたロドス島(ギリシャ)のズルディス一家。
Mr.ソティさんはインターカルトの卒業生、
Ms.ともこさんはインターカルトの元先生。
そして息子のしんじ君。
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その一家が今、一時帰国中で、昨日学校を訪ねてくれました。
しんじ君への日本語継承が、私たちのテーマ、
日本人が数人しかいない、おばあちゃんも皆もギリシャ語だけという
ロドス島で育っているしんじ君、普通に日本語を話していました。
でも、今、ギリシャ語だけの幼稚園に通い始めて、彼のことばはどう
変化していくのか。さらに、課題の提起はイタリアからも。
日本語教育学会でも、そして新たに始まる文化庁委託の普及事業でも
このテーマを追いかけていくつもりです。よかったらご参加を!
・・・それより何より、
ともこさん、ソティさん、しんじ君、来てくれてありがとう。