• 036月
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    朝、お化粧したりごはんを食べたりしながら、
    NHKのいろんな語学の講座を見ます。

    まさに手も足も出ない、右から左へと書くアラビア語、
    春からまた第1回に戻って文字の構成の説明を聞いたら、
    当然のことながら、ちゃんとルールがあることがわかり、
    読めないのだけれど、読めるような気が…。

    今朝は、アラビア語には女性名詞と男性名詞があり、
    単数形、複数形に加えて、2つ揃ったものを表す時には
    双数形という特別な形をとることを知りました。
    2日とか2台とか両親とかを表す時に語尾変化あり。

    言語を教える時、
    学ぶ人の母語が、学ぶ言語と決定的に違うところはどこなのか、
    学ぶ時に決定的に難しいと感じるのは何なのか、
    反対に、全く問題なくできることは何なのか。知る必要あり。
    そうしたら教える方も習う方も確実に効率的なはず…と改めて。
    (何を今さらですが。)

  • 282月
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    昨日のB庁の委員会では、
    委員一人一人の机の上にタブレット端末が置かれ、
    そこに入っている資料を開いて見ながら説明を聞いたり話したり。
    こうやって、こういうことが当たり前になっていくのだなあと…。

    ところで、「打ち言葉」という言葉。
    資料に、話し言葉、書き言葉と並んで記されていました。
    〜情報機器を介して交わされるSNSの特徴的な言葉など〜
    なるほど、そうですか。
    こういう正式な場で語られる言葉の形の一つになったのだなと…。

    すでに使われていた言葉のようなのですが、きちんと認識しておらず。
    遅ればせながら、びっくりしたので記します。

    写真は、本文に全く関係ないボトルサラダ。雑に詰めたの図。

  • 081月

    諸事情により、今朝、七草粥…のようなもの。

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    七、7、なな、しち。
    他の数字より、登場回数多いですよね。

    ラッキー7、七福神、一週間=7日、北斗七星、
    七人の侍、ウルトラマンセブン、白雪姫と7人の小人、
    七不思議、親の七光り、7音=ドレミファソラシ、
    七転び八起き、セブンスター、女性セブン、
    セブンイレブン、七味唐辛子、
    人間は短期記憶として7個のことを覚えられる。

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    冬〜って感じの寒さですね。
    午後2時ごろの空。水墨画のようでした。冷えてます。

    世は三連休ですけれど、インターカルトは明日出勤日。
    1月生の一斉来日日なのですが、明日の気温は7℃。
    暑い国から来る学生たちは…ねえ。どうしましょうねえ。

  • 041月

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    いちごを潰して、お砂糖と牛乳をかけて食べたくなり…。
    昔、日光いちご(って栃木県民のみ知る?)の時代の食べ方。
    今、とちおとめ(は知ってますね?みんな)の時代は、
    どこのも十分甘いから、こんな食べ方はもうしないのかも。
    でも、かつてはいちごの正しい食べ方…でしたよね?

    スプーン、隠れてしまっているけれど、いちご用のです。
    潰しやすいようにいちごのタネの模様状に平らになっている、
    と書いて、この、柄(え)じゃないところの名称わからず。

    調べました。「つぼ」でした。
    先端のとがった部分は「先(さき)」、
    くぼんで液体などをためることができる部分は「つぼ」、
    柄の部分はそのまま「柄」、
    柄の端っこの部分は「柄尻(えじり)」…だそうです。
    利口になった。

    で、このスプーン、今でも売っているんですね。→ここ

  • 1012月

    本日、土曜日。
    ジャカルタからの来年1月新入生たちのオリエンテーションを、
    現地事務所と東京の学校をオンラインでつないでしました。

    スマホはどこで?風邪を引いたら?スーパーはどこに?
    果ては、来年夏の一泊旅行のスケジュールは?まで質問いろいろ。
    楽しみですよねー。

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    オリエンテーションは、
    新しい環境への適応・順応のための云々…の意味で使っていますが、
    『大辞林』を見ると、
    「自己と新しい環境および過去との関係を正しく認識する精神作用
    見当識。所在識。自己の位置づけ。」
    という難しい一文。

    普段使いの意味と大きく言えば同一線上だけれど、
    過去との関係、自己の位置付け…なぜだか深く心に沁みました。

    なんであれ、各国からの新入生の皆さん、お待ちしてますね。

  • 2911月

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    今年の漢字。
    学生・教職員全員応募で、校内の締め切りは今週末。
    ですが、かなり真面目に考えているため、これと一つに定まらず。

    ところで、タイトルの「たゆまぬ」は、昔から好んで使う言葉です。
    意味は、途絶えることがない、着実な。
    子供の頃は「たゆまぬ努力」などと書いて机の前に貼っていましたが、
    努力という言葉、成人してからは全く私の流行りではありません。

    今日、あるものの文章の中に書いた「たゆまぬ」は、
    「たゆまぬチャレンジ」。
    チャレンジ=挑戦、今年もしましたねと振り返ったのですが、
    今年の漢字。挑は「いどむ」、戦は「たたかう」。
    ちょっと生々しすぎで、ボツですよねー。

  • 269月
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    言葉には、大人の言葉と子供の言葉があって、子供の頃、
    「疲れた」は大人の言葉、「くたびれた」が子供の言葉だと思っていました。
    小学校2年生くらいの時、遠足の日に友達の家に遊びに行ったら、
    「疲れたから寝てる」と言われ、まずは遠足で疲れてしまうこと、
    そして、小学生なのに「疲れた」と言ったことに驚いたなあと思い出しました。

    齟齬(そご)とか、乖離(かいり)といった言葉は、完全に大人の言葉です。

    どうして今日、こんなことを思い出したかと言うと、乖離。
    弾丸出張から帰ってきて、我が気力と体力の乖離をひしひしと感じたから。
    気力はまだまだ有り余るほどあるんですけどね。

    toritori

    これ、ベトナムのレストランにいた(あった)、鶏というかチキン。
    こういう姿を見るといつも、彼/彼女の思いはどうだったんだろう、
    齟齬というのか乖離というのかわからないけれど、
    この姿、望んでいなかっただろうにな…と切なくなります。

    そして、話は戻りますが、私は己の気力と体力の乖離に切なくなってます。

  • 229月

    1987年、日本語教師養成講座の文法初日、
    「見れるとか、食べれるという言葉を使う人、手を挙げて」
    と文法担当のS先生が私たちに問いかけた時、
    (※見れるとか、食べれるではなく…という意味です)
    私は「なに!?」とあやうく声をあげそうに。
    曲がりなりにも日本語教師を目指す者が、
    ら抜き言葉など使うはずないだろ。
    しかし、何人かがぱらぱらと挙手するのを見て、
    ひっくり返りそうに。あり得ん。
    後に、S先生曰く「あの時の加藤さん、物凄く怖い顔していた」。

    「「ら抜き」初の多数派」という文化庁発の記事
    もちろん私も大人になって、というか、
    言葉は生きている、だから時代時代で変わってゆくものなのだ、
    ということが理解できるようになったのだけれど、
    でもね、やっぱり。

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    蓮の花托のプレート、ホテルの部屋のトイレのです。
    「蓮は泥より出でて泥に染まらず」なのだそうです。
    こういう正義感あるぞ!みたいな生き方、好きです。

    30年近くたっても、相変わらず憤慨したりお節介を焼いたり。
    今、ホーチミンの空港。クアラルンプールに向かう飛行機を待ってます。

  • 248月
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    日本語学校の外国人学生もそうですが、
    日本語教師養成講座の日本人学生も、卒業後に、
    ふらっと帰ってきてくれることがあります。

    先週も、1999年の養成講座が高円寺にあった時代の人、
    今、中国の大学で教鞭をとっているというMr.Sさんが、
    17年ぶりにふらっと、さらには私に会いたいと言ってくれ、
    営業の方なんかだったら、ちょっとイラッとくるような
    唐突感なのに、本当に嬉しかったという出来事がありました。
    「帰る」(アクセントは♪ミドド)。

    そして、今日は「変える(♪ドミミ)・変わる勇気」の話を、
    代々木のオリンピック記念青少年センターで。
    日本語学校教育研究大会特別セッション、
    「新告示基準で義務化された自己点検・自己評価について
    ー信頼される日本語学校づくりのためにー」。
    第三者評価認定と、ISO29991認証取得の経験を話しました。

    かえる。
    写真の「蛙」は♪ドミミ、その他、
    替える、換える、代える、買える(♪ドミミ)、
    還る、返る、孵る(♪ミドド)、
    飼える (♪ドミド)。…「かえる」の漢字がこんなに。
    アクセントもこんなに。こりゃあ、日本語大変だ。

  • 038月
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    学校の近くのカレー屋さん。
    お客さんとして通っていた学生が、
    「大阪の学校に進学することになりました」とか、
    「久しぶりにこっちに来たので〜」と、
    お店の人に挨拶に立ち寄るんだそうです。
    「先生の学校の学生さんたち、みんな礼儀正しいよ〜」と、
    褒めていただきました。
    「先月からアルバイトしてる子も物凄く可愛くってさ」。

    自分の子供を褒められて嬉しくない親がいないのと同じに、
    自分の学生を褒められて嬉しくないわけがなく、
    自主的にお店のメニューの翻訳を申し出て帰ってきました。

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