• 249月

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    盛者必衰の対義語は何だろうと、ふと思い、
    考えたけれど浮かばないのでネットで検索したら、
    日進月歩、捲土重来、??? 永遠不滅、永久持続、??
    ううん、どうでしょう。

    盛者必衰(じょうしゃひっすい)とは、
    勢いの盛んな者もついには必ず衰えほろびるということ。
    平家物語に「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」。

    上の2枚は、府中の駅ビルにあった魚屋さんと八百屋さん。
    魚屋さんは5月に、八百屋さんは先週、閉店しました。
    魚屋さんは、87年の歴史に終止符と…。

    別の駅ビルに元々大きなスーパーがあったところに、
    コロナ直前に閉店した伊勢丹の建物に、新しいのが2つ入り、
    おそらく、にっちもさっちも。
    これは容易に予想できた事態なのだけれど、八百屋さんまで!
    というのを昨日知って、なんとも哀しい気持ちになっています。

    それで、これ、盛者必衰の理(ことわり)をあらわす?と。
    魚屋さんと八百屋さんだけじゃないですよね、我らが身もまた。

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    こちら、沙羅双樹ではなく、曼珠沙華。彼岸花です。
    暑さ寒さも彼岸まで、…どおりの陽気になりました。
    それもまた寂しくもあり、です。

  • 238月
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    ジャカルタの国際線の空港が超近代的になっていました。

    インドネシア入国、マレーシア入国、
    どちらも事前にスマホでオンライン申請。
    そうしたら入国審査がとてもスムーズでした。
    もちろん外国人のレーンには並ぶのだけれど。

    日本に帰って来るときも、事前にVisit Japanというアプリで、
    自分の情報と、今まで税関の書類に手書きしていたことを入力。
    そうしたら、帰国後の手続きはあっという間に完了です。
    もちろんレーンから出てくる荷物は待つのだけれど。

    昨日は、飛行機の到着が夜の10時過ぎで、
    荷物を手に取ったのが10時50分。
    府中行きの最終のリムジンバスの発車が10時55分、ダッシュ。
    もちろん家に帰ったら日付が変わっていて、さすがに疲れた…。

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    私が長年親しんだジャカルタのスカルノハッタ空港はこれ。

    コロナ前に行って、またすぐ来るからとそのまま持っていた
    インドネシアルピアの札束があるのに、今回さらにまた両替え。
    しかし、食べるのも飲むのもほとんどがカード払いで、
    お金を使う場面にほぼ遭遇せず、で、札束2倍に。

    どこぞの国では、物乞いをする方にもチャリンではなく、
    なんとかペイみたいなのを使ってスマホ間でお金を移動する
    のだそうですね。いやはや。

    コロナ禍を経て、私も今はほとんどお財布からお金を出すこと
    なく、Apple Watchかざして支払いしてるのですが、でも、
    全般的にはオンライン化、遅れているような気がします。日本。

    と思う一方、登録でも申請でも、最近は何でもかんでもスマホ。
    慣れない人、使えない人、老眼で画面の文字が見えにくい人、
    大変な時代になっちゃいましたよね。大丈夫かな、です。

  • 168月

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    本日、人間ドック。
    お盆の最中にする人は少ないみたいで空いていました。
    が、一連の色々から麻酔をしての胃カメラまで、
    いい加減くたびれました。(くたびれた=草臥れた。)
    家に帰ってきてから、夜と同じくらいの睡眠。

    この、tiredを表す言葉、子供のころ私は、
    疲れたは大人の言葉で、子どもはくたびれたと言うのが正しい、
    と自分で勝手に思っていたので、遠足の後なんかに疲れたねなんて
    言う子がいると、子どもなのに変じゃない?と。

    写真は昨日までの2泊3日@足利。
    10代の頃の友だちと、記憶、気持ち、幼稚園時代にも遡り…。
    でも一番長かったのは、母と喋りまくっていた時間。
    なので、ちょろんと一枚写真を追加しました。
    ※@足利は、草臥れた…じゃありません。

    「疲れた」をインドネシア語ではチャペ(capek)と言います。
    1992年、当時ジャカルタにあったインターカルトに赴任したとき、
    かなり最初のころ覚えた言葉がチャペでした。

    明後日からの久しぶりのジャカルタは、留学フェアです。

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    帰りに、マレーシアにも寄ってきます。コロナ後の本格始動。
    ようやく動き出したので、草臥れてる暇はない、ということで。

  • 148月
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    小木曽先生へのお断りなく、小木曽先生のお写真を載せます。
    小木曽友先生、昨日8月13日の午前中にご逝去されたそうです。
    前アジア学生文化協会理事長が大きな肩書きでいらっしゃいますが、
    私にとっては、私を短歌の会「心の花」に引き入れた、まさに友であり、
    そしてもちろん、日本語学校界での深き恩ある方です。

    写真は、2015年1月24日、NHKの短歌俳句大会の短歌の部で、
    先生が佳作を受賞された、表彰式のときの写真です。
    受賞の知らせと共に、ぜひ一緒にとお声がけいただき行きました。
    (今、実家にいるためその受賞作を見つけることができません。
    後でご紹介します。)

    心の花の東京歌会には毎月一度、中野サンプラザの会場で一緒に座り、
    佐佐木幸綱先生の講評を聞き(小木曽先生はよく質問や発言もされ)、
    終了後には隣接するイタリアンレストランに寄ってお話ししました。
    小木曽先生がお住まいを群馬県高崎にある美心会の施設に移されたのを
    機に、小木曽先生と一緒に私も東京での歌会から足が遠のきました。

    その後、一度、高崎を訪ねたのが先生とお目にかかる最後となりました。
    今度は、小木曽先生と仲のよかった日振協の佐藤理事長と一緒に、
    と言っている間にコロナ禍となり、結局その約束を果たすことができず。
    ここのところ具合がよくなく、施設内の病院にいらっしゃること、
    そして昨日亡くなられたことも、先生がそのときに紹介してくださった、
    先生の旧知の高崎に住む方が知らせてくださいました。

    心の花の東京歌会に参加していた頃のメールのやり取りを見返しました。
    「心の花」2月号に載った私の歌。
    ・半世紀過ぎて鏡に言いたきは〈馬鹿正直はほどほどにせよ〉
    それに対しての小木曽先生からのメール。
    ⭐︎それでも馬鹿正直をやめられない。そんな先生が好きで、尊敬しています。
     馬鹿は死ななきゃなおらない。

    そして続けて今度は小木曽先生の掲載歌。
    ・「曲がりますから五十円ください」車掌の声に慌てる留学生
    小木曽先生の解説。
    ⭐︎その昔、インドの留学生からほんとに聞いた話です。
     バスが曲がるたびに「ご注意ください」というのが、
     「五十円ください」ときこえ、五十円、百円と数えたそうです。
     いつか一度だけ使おうと温めておいた「留学生の日本語」を今月は
     使ってみました。
    ・普洱(プーアール)茶黒褐色の鏡餅削れば遠き雲南の夢
    ⭐︎これからもgoing my wayで、すべての事柄をアジア学生文化会館、
     留学生に引きつけて歌っていくつもりです。

    小木曽先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。
    小木曽先生、本当にありがとうございました。

  • 128月
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    沖縄話、解禁したので連投。
    夏の甲子園、秋田と青森の高校の試合を横目で見ながら。

    沖縄の歴史文化館でジャノメミシンの展示を見ました。
    子どもの頃の実家にもこういう足踏みミシンがありました。

    江川が出ていた夏だから、計算すると中学2年の夏休み、
    家庭科の宿題、ブラウスだったかパジャマだったか、
    (それは高校の家庭科で、もっと簡単な何かだったか)
    とにかくミシンを踏みながら作新学院の試合を見たなと、
    沖縄で懐かしく思い出しました。

    作新学院は栃木県で、江川の母校は私と同郷、
    さらに、生まれた年は違うけれど誕生日が同じ5月25日、
    で、縁がなくはない江川卓氏です^^;

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    天高く 背ばかり伸びる トマトかな
    真ん中右に見える花はシシトウ、右下の花はナスです。

    昨日の晩、ベランダでガサガサという激しい音。
    そうやって夏の終わりを告げてくるのは、いつも蝉です。
    最期の姿、当然のことながら、写真は撮りません。

    書いてる間に、青森が秋田に勝ちました。
    またひとつ、過ぎてゆく夏。

  • 118月
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    6月からただ保存されたままになっていた沖縄の写真。
    この直後にコロナにかかり、なんとなく公開できず。
    城郭検定1級受験の人と一緒になって40周年の城跡めぐり。
    (当然のことながら私は一つ見たら十分状態^^;なり。)

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    昨日から始まった夏休みは、家の断捨離するぞ!と、
    気合いを入れてはみたものの、そう易々と私がするわけがなく、
    とりあえず爆睡、それからここのところ家で流行っている
    エルキュール・ポアロのシリーズを何本も見ながらごろごろ。

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    ニュースと言ったら、トマト3個収穫くらい。
    お盆なので明後日から実家に帰ります。台風大丈夫でしょうかね。
    なんであれ、こういう思考停止状態は心地よいし必要…です。

  • 088月
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    元気やパワー、エネルギーをもらえた。
    ポジティブな気持ちになれた。
    と言われることがよくありますが、
    この、ブレーキのないアクセルだけの車も、
    ガソリン切れたか抜かれたかで、
    時に、口もききたくないほど力が抜けることもあります。

    でもそんなとき、似たベクトル、近い価値観の人が現れて、
    エンジンをかけてくれます。たとえば今朝も。
    そうすると、すうっと光明が見えてきちゃったりして、
    またアクセル踏んでて、ほんと単純だなと思ってしまいます。

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    午後は、イタリアからお客様。
    会うのは10年ぶりなのだけれど、その間に、
    私にとって新しい分野のことを教えてもらいながら、
    そのテーマの講座を一緒にする機会が何度かあって、
    時の隔たりはまったく感じず。
    9,728キロ、イタリアとの距離もまた文明の利器のおかげで。
    エネルギーの交換をして別れました。

    元気とかパワーとかそんな派手なものではなく、
    つい最近は、小さな火種をこの若い人たちの心に残せたら、
    なんて上杉鷹山を真似たようなことを思ったりもして。
    ああ、これを老境に入ると言うのか言わないのか、などと。

  • 068月
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    夏の空。

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    先一昨年、2020年の夏、内臓の手術をした後の帯状疱疹。
    たまたま学校にいらした旧知の方が紹介してくれた鍼灸院に今も。
    帯状疱疹の痛みはすぐにすうっと消えたのだけれど。

    全身にする鍼とお灸と、そこでのやり取りで、
    気持ちも体もリセットさせてる気がしています。
    今日は、カチカチじゃないですか!という頭のてっぺんにも。

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    その、月に一度の行事に実家の母を誘ってから一年近く。
    地元から同行の妹と3人の鍼灸後のランチが定例になりました。
    私より内臓が元気と言われている母と昼からビール。

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    府中に帰ったら31.2℃と出ていました。30℃超えなのに
    涼しく感じるこの不思議。…40℃と比べたらそうなんですよね。
    基準をどこに置くかで感じ方(評価)は変わります。

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    家に帰ってトマトを収穫。この間1個、今日2個。
    労力と結果、必ずしも釣り合うものではないですよね。
    明日からまた月曜日。でも、木曜日から夏休みです〜。

  • 267月

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    新大関・豊昇龍の口上。
    気魄一閃とは、どんなことがあっても力強く立ち向かう、
    という意味らしいです。彼、あの朝青龍の甥っ子。

    こんな難しいことば知ってて偉いね…は置いておいて、
    どんなことがあっても力強く立ち向かう。おそらく私も。
    でも、それに疲れてしまったような今日この頃。
    ため息の回数が半端じゃないらしいです。
    いや、らしいじゃない。自分でもわかっているので。

    本能的に力強く立ち向かっている。悪いことじゃない。
    ため息も、悪いことじゃないらしい。
    ため息は、バランスが崩れた自律神経の働きを回復させよう
    とする体の作用だとネット上にありました。

    本当に疲れきったらため息も出ないそうです。
    そして、ため息つくと幸せが逃げるなんてことも…ない。
    この間の日曜日の晩にアドラー心理学のセミナーに参加して、
    私はもっとありのままの自分の声を聴こうと思いました。

    写真。毎日力強く水をやってる私のトマト。うーむ。6つ。

  • 227月

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    水上温泉で泊まった部屋の窓下に川がありました。
    昨日と一昨日は、日本語学校の一泊旅行。コロナ禍を経て3年ぶり。
    大昔の進学課程のスキー旅行から数えたら、40余年続く旅行です。

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    ※私のスマホの中の写真を並べてみました。
     公式写真集は週明けに学校のFB等にあがると思います。完全版はそちらで。

    ここ20年の大人気、富士急ハイランドと石和温泉のセットは、
    御用達⁉︎の旅館がコロナ中に家族用の仕様に改装したため、
    団体で入り切るのが無理になり、担当スタッフと旅行会社の皆さんが、
    考えに考えて決めたのが、今回の東武動物公園と水上温泉のセットでした。
    バス9台連ねていざ出発。

    いやぁどうだろうと若干の不安ありでしたが、結果は大いにオーライ。
    上記予定にプラスαの企画地は地上の熱さを忘れさせてくれる涼やかさで、
    初日宴会と二日目車中での学生たちの「楽しかったー!」の声、信じます。

    学生たちとはもとより、普段話す機会の少ない非常勤の先生や専任の先生、
    スタッフの皆と、あちこちでちょこちょこと話せたこともまた、
    私にとっては心穏やかにさせてくれる二日間でした。
    時を経ても、自由の中に規律ある学生たちは変わらずでした。

    ※プラスαの一つの、お昼をかけての道の駅では、一人木陰に座って、
     今、審議中の認定日本語教育機関のワーキンググループの様子を
     視聴いたしましたよ^^ちゃんと。

    鴨長明が「方丈記」に、
    ゆく川の流れは絶えずして しかももとの水にあらず
    淀みに浮かぶうたかたは かつ消えかつ結びて
    久しくとどまりたるためしなし
    世の中にある人とすみかと またかくのごとし
    と。

    ※翌土曜日。
     頼まれ仕事をしに学校に。家ではおそらくだらんとして終わらないから。