• 216月

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    先週行った霞ヶ関のこの突き当たりは皇居のお堀です。

    日本語教育の色々が、ちゃくちゃく♪と音をたてて動いています。
    一昨日の土曜日には、2021骨太の方針、成長戦略が閣議決定され、
    「外国人材の受入れ・共生」の項目に、
    「日本語教育機関の振興と活用推進を図るための」…云々と。

    今までの私たち、水準の向上を求められるだけだったのが、
    今回初めて「振興と活用推進」と明記されました。
    文字は小さいけれど、これ、ものすごく大きな一歩です。

  • 186月

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    最近は、iPadの写真フォルダの中に保存されている写真(26,000枚くらい!)
    の中から、ズルして、テーマに合ったのを選んで載せています。
    今日のは、「棹(さお)」で探したら何も出てこなかったので、
    「棒」と検索ワードを変えたら出てきた、香港で撮ったらしいこれです。

    いろんなことをいろんな方からお声がけいただけること、
    とてもありがたいことだと思っていて、合点承知の助!と何でも引き受け、
    結果、間に合わなくて、ひいひい夜中までそれをこなす日々です。

    昨日、催促ではなくご参考にです、というメッセージと共に届いた、
    すでに、仕事が早い人の文章が紙面に収まったニューズレターの原稿、
    ちゃんと私の場所が確保され、名前と所属団体、学校名等々が書かれた下に、
    ずずっと何行も「情に棹させば流される。智に働けば角が立つ・・・」と。
    それを見て、なんだこれ!今の私の心境と、思わず笑ってしまった次第です。

    それを伝えたら、
    「このダミー、誰も気にしたことはなく、おそらく加藤先生しか目を通した
    方はいないかと」、「メンタルの忙しさ、お察しします」というお返事。
    日本語学校って、横で皆、仲がいいんです。
    学生一人、取るか取られるか…以前の、業界として業界を真剣に考える、
    こういう皆さんがいてくださることは、それこそ、仕事を頼まれる以上に、
    ありがたいことだと思っています。

    世は、まもなく7月。
    でも7月の新入生はどの学校にも入ってこない。入国できないから。
    去年の4月から、コロナが落ち着いたらと国で日本留学の日を待ってくれて
    いる学生たちも当然入国不可。嗚呼、彼らはいつまで待ってくれるだろうか。

  • 136月

    日本語教師ってどんな仕事?(沖縄/那覇)
    沖縄で実習ができます♪ いいですよねー。
    養成講座受け直すフリして、私も行きたいくらい。
    主催のICLCさんは、元々沖縄で老舗の養成講座です。

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    お申し込みは、こちら

    日本語教師という仕事(福岡/久留米)
    「日本語教師って知っとぉ?」
    「どげな仕事ね? 英語はできんばってん。」
    まずはご参加を!久ゼミの先生方がお待ちしています。

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    お申し込みは、こちら

    国家資格化?どうなる、これからの「日本語教師」
    (福島/郡山)公認日本語教師の対象は、
    留学、就労、生活の三分野。
    そのすべての活躍の場が福島にはあります。

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    お申し込みは、こちらこちら

    現時点では、法務省告示校の教師資格が得られる、
    420時間の日本語教師養成講座(※学士要件あり。)、
    その通信コースは、WEB、オンラインで学べるコースですが、
    実習(最低120時間分)は「対面授業」で行われることが、
    文化庁から示されているきまりです。
    この実習を、沖縄で、久留米で、福島で、そして東京で!

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    30数年前に日本語教師になったときからずっと、
    日本語教師の社会的地位、待遇の改善を見届けてから、
    次の世代にバトンを渡したいと考えてきました。
    しかし、それはそんなに簡単なことではなく、もしかしたら、
    その道半ばで現役を退くという結果になるかもしれませんが、
    それでも今、なんとかその道の貫通に近づけるべく・・・。

    次回の日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議は、
    6月の末に開催される模様です。

  • 305月

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    アメリカのカルダー淑子先生のところは朝で「おはよう」、
    ギリシャのズルディス智子さんのところは夕方で「こんにちは」、
    日本の椿さんと私は夜なので「こんばんは」のミーティングを
    日本時間の昨日の晩、10時からしました。

    6月5日から連続4回行う継承日本語のセミナー
    実は、継承日本語という分野、自分にとっては遠い存在でした。
    ですが、こうして準備を進める中で、日本在住だからとか、
    国際結婚じゃないからとか、そんな狭い考えではなく、
    日本語教育を専門とする者は、当然知って考えるべきことだと、
    改めて強く思うようになりました。

    私たちがずっとしているミャンマーの難民の皆さんへの日本語クラス、
    それと並行して行われている子供たちへのミャンマー語クラスも「継承」。
    この間出展した教育ITソリューションEXPOでブースを訪ねてくださった
    多くの方々から相談のあった、国内の外国人児童生徒への日本語教育。
    そこには、家庭内での親御さんの国の言葉の「継承」が。

    そう、無関係ではないんです。
    本セミナーの初回と最終回に登場してくださる、継承日本語の専門家、
    カルダー先生は、2019年に成立、施行された日本語教育推進法に、
    「日本にルーツを持って海外に永住する子供たちの母語教育に対する支援」
    を盛り込むため、世界中の該当の方々の声を日本語教育推進議連に届けた、
    その運動の中心的役割を果たされた方です。

    時差を超えて、世界中の人と普通にミーティングをするという新常識を、
    奇しくもコロナがもたらしてくれたおかげで、私もこんなわかった風な
    文章が書けるくらいの知識を得ることができました。でももっともっと。

    ご興味がある方はもちろん、
    今はない方も、ぜひこの知る機会をご活用ください。

  • 255月

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    苦手なこと、見ざる、言わざる、聞かざる。
    見てられない、聞いてられない、と思った瞬間、飛び出している。
    む!と思ったら黙っていられない、そういう性分。

    そういうわけか、どういうわけか、そういう用事でここのところ、
    ちょっと忙しいです。自分の頭の上にも蠅がぶんぶんなのに。
    でも、人の蠅を追うより己の蠅を追え、ではないです。
    今、蠅はみんなの頭の上でぶんぶんだから、皆で一緒に追い払い、
    それから改めて、競合、ライバル、商売敵。

    日本語学校も、日本語教師養成講座も、
    業界そのものに力がなかったら、個の力もへったくれもない、
    疫病、枠組みの変化、…世の中にはもっと強い力があるから。

    委員を務める「日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議」、
    いよいよ終盤、第6回の傍聴登録→こちらです。

    とかなんとか言って、忙しぶってる自分、
    こんなこと言いながらまた一つ、年をとっていくのです。

  • 154月

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    Content is not the problem. Learning how to learn is the future of education.
    コンテンツは問題ではありません。学び方を学ぶことが、教育の未来なのです。

    IEEFの堀江さんがシェアしていた「University World News」の記事
    以下、私が考えたこと。※記事の内容とは一致していません。

    「コンテンツ」の意味は「中身」。
    たとえば、私たちのような語学教育だったら、なんだろう。
    文法や語彙そのもの?、もしくはその解説や説明? 

    いや違うでしょう。っていうことですよね。
    どうやって学んだら、未来に繋がるような力を身につけられるか、
    と、そういうことを教える。それを本来は中身と言うんじゃないか。
    学び方を学べたら百人力。当然モチベーションも上がるはずです。

    「学び方」を教えるって、言うは易し。できてますか?
    私自身はその実例をこの間、海外でのオンライン授業で体感したばかり。
    2時間×10日間、言葉がわからないのに授業に入り続けて体感したことを、
    まずは自分自身で体現してみたいと、計画を練ってるところです。

    しかし、しかし、しかし、しかし、しかし、
    教育の未来を考える前に、目先、足元を真剣に考えないと、という現実。
    この業界のインフラ自体が崩れてしまそうな今です。
    能天気な私も、4月中旬になっても学生来ないじゃ、さすがにまずいな…
    と思い始めているところです。

    攻めと守り、同時進行でいくのだけれど、トンネルの先、見えず。
    散って地べたで朽ちる花にはなりたくなく。

  • 313月

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    ここ数日、スマホの画面がすり減るんじゃないかと思うくらい、
    いろんな人と電話で話しました。

    他の業界がそうであるのと同じように、
    春なのに新入生が入国してくる見込みが立っていない私たち、
    日本語学校も究極の事態です。

    今日の写真のテーマは、暗がりではなく、その先の光です。

  • 253月

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    去年の秋から、ほぼ毎週土曜日、全16回の文化庁普及事業、
    「生活者としての外国人」に対する日本語教師初任研修、
    先日の評価委員会を経て、今日は振り返りの会でした。
    福島、東京、名古屋、久留米、那覇の5ブロックに所属する
    中枢メンバー、共に研修の運営をした23人合同の会。

    半年前までお互いに名前も顔も知らなかった人たちが、
    カリキュラムやら広報やら当日の運営やら事務管理やら
    ポータルサイト制作やら、混じり合い協働して成し遂げた
    成果が、今日の和気藹々の雰囲気だったと思います。

    講座の受講生142名、
    事業の一環で行った各ブロックが主催したセミナー、
    生活者としての就労者、難民、外国人児童、留学生、日系人を
    テーマとしたセミナーには、日本国内外、様々な立場の方々が
    のべ1851名も参加してくださいました。

    そのまますっぽりコロナ禍の中にあった2020年に、
    暗くなることなく、絶望感にも苛まれず、前を向いて忙しく
    していられたのは、この事業のおかげだったと思います。

    どうもありがとうございました。どうか引き続き…です。

  • 063月

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    今日の沖縄での講座とセミナーに、私が着て臨んだかりゆし。
    かりゆしはこのシャツのことで、沖縄の正装、
    言葉そのものは「めでたい」とか「縁起がいい」という意味
    なんだそうです。

    日本中、世界中がコロナ禍で超最悪なこの一年ですが、
    けれど、この文化庁の普及事業とその一環でしたセミナーの
    おかげで、今まで以上にたくさんの方たちと知り合い、
    繋がることのできた貴重な一年ともなりました。

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    登壇者のアルベルト城間さん(ディアマンテスのボーカル)の
    素晴らしい歌声が、国内外で視聴する皆さんの心に響き渡って、
    福島、東京、名古屋、久留米、那覇という連携した地域ブロック、
    就労、難民、児童、留学生、日系人という生活者のカテゴリー、
    それぞれの役割を担い去年の12月から5回にわたって開催してきた
    セミナーが無事に終了しました。

    皆皆皆皆皆皆皆さん、ありがとうございました。
    今日は、新しい明日の始まりです。

  • 053月

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    明日開催するセミナーのために、沖縄に来ました。

    1年ぶりの、ちょっとドキドキしながらの遠出、
    飛行機、好きじゃないのに、
    離陸して、ぐうんと上昇するときの窓からの景色を見ながら、
    ああ、私はこれがしたかったのかもと、なぜだか思いました。
    1年365日のうちの3分の1くらい、
    あちこち飛んでいた生活から一転しての巣篭もり生活。

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    明日のセミナーは「生活者としての日系人と“Nikkei”」
    13:40から、zoomのウェビナーでの開催です。
    が、その前の午前中、私は、
    「「生活者としての外国人」に対する日本語教師初任研修」
    の最終回、90分×2コマ、沖縄からお送りします〜。