調子者だからか、姉御気質だからか、
人に何か頼まれると嬉しくて、何でもありがたく…。
I.C.NAGOYAさん企画のセミナー、7月30日です。
日本語教育の変遷、教師のスキルの変化、コロナを経て、これから…。
どう生きていくか、生き残るか、そういうことをお話しする
ということになっています。なんだか偉そうですよねぇ。
でも、よかったら覗いてみてください。木戸銭無料です。
タイトルは、これ書き始めたときに聴いていた曲。荒井由実。
今は、不思議なピーチパイ♪ 竹内まりや。
調子者だからか、姉御気質だからか、
人に何か頼まれると嬉しくて、何でもありがたく…。
I.C.NAGOYAさん企画のセミナー、7月30日です。
日本語教育の変遷、教師のスキルの変化、コロナを経て、これから…。
どう生きていくか、生き残るか、そういうことをお話しする
ということになっています。なんだか偉そうですよねぇ。
でも、よかったら覗いてみてください。木戸銭無料です。
タイトルは、これ書き始めたときに聴いていた曲。荒井由実。
今は、不思議なピーチパイ♪ 竹内まりや。
土曜日の今日、朝からぽつぽつとパソコンの前に座って三つ。
午前中は日本語教育学会の春季大会。今回もオンライン開催。
インターカルトのイタリア人の在校生と、インド人の卒業生が、
他の国の人たちと画面上に並んで90分くらいのディスカッション、
「日本語から広がるライフ形成」に登壇していました。えらいな。
午後は、まず日本語教師養成講座の在校生への就職ガイダンス。
出口あっての養成講座。世の中がいよいよ動き出し、
国内外の人の行き来も可能になってきたので期待しています。
皆さんの活躍の場に繋げられることを。
最後は、再び日本語教育学会。
「日本語教育でも国語教育でもない、海外における継承日本語」。
アメリカ在住のカルダー淑子先生が動画で登場してくださいました。
一日が終わったら、名探偵コナンの時間。右のカエル状態。
一日終わってひっくりカエル。早寝早寝。
好きな写真。
イタリアでのイベントにでたとき。
もう10年以上前なのだと思うとなんとも言えない感慨。
提携校の、IL MULINOの皆さんと一緒に撮りました。
私の右側のもう一人の着物の人、Yoshieさんは、
今度の土曜日の日本語教育学会での私たちの発表、
「海外における継承日本語」の事前動画に出て、
問題提起をしてくださっている、
海外(イタリア)で娘さんに日本語を継承している、
お母さん、そして日本語の先生です。
海外における継承日本語は、
国内の外国籍の子どもとその親御さんにも通じる課題です。
ただ、海外のそれは遠い他所のことで、日本の私たちの
課題になり得ていないことが問題という課題意識です。
2019年の日本語教育推進法成立にあたって、
海外での日本語教育が含まれていなかった法案に、
海外のその立場の方々がたくさんの署名を集めて、
「在留邦人の子等に対する日本語教育」という一文を
盛り込むことができました。
その先頭に立って動かれたのが、5/21(土)に
私たちのブースに登場してくださるアメリカ在住の
カルダー淑子先生です。
去年から様々してきたセミナーのおかげで、
様々な方と知り合う機会を得ました。
カルダー先生はその中でも最も嬉しい出会いとなった方です。
…まだ一度も、直にお目にかかったことないんですが。
次はこれです。
結婚して、ギリシャとイタリアに住む日本語教師の方たちと
仕事やら何やらの話をする中で発せられた、
息子さんや娘さんに、どう日本語を伝えていったらいいのか、
という迷いとも悩みともいえる一言が発端でした。
私の“ことば”を子どもたちに伝えたい。
日本語教育学会春季大会の賛助会員ブースを、
日本語教育でも国語教育でもない「海外における継承日本語」
について知って、一緒に考える場にします。
事前に公開されている17分の問題提起の動画→
大会初日、5月21日(土)日本時間16:50からの30分間、
アメリカ在住の専門家、カルダー淑子先生から、事前動画を
受けてのお話を聴き、そして…という流れです。
こちら、ニュースリリース。
事前動画は日本語教育学会のサイト上にリンク先があるので、
インターカルト日本語学校の「録画」というところから。
自分の子どもに自分のことばを教える、伝えるという、
当たり前のことが当たり前じゃない日本の方が世界中のあちこちに。
その方たちの気持ちを、わかったように言っている自分。
歯痒さと申し訳なさがあるのですが、せめて知らせる場をという、
そういう気持ちでします。
是川先生と一緒に食べた、小倉トースト。
なごのキャンパスと名づけられた、
廃校になった小学校の校舎を使った施設で行ったセミナー、
『検証!日本はもう「目指されない国」なのか?』、
講師の是川先生に、データによるたくさんの実証結果を示して
いただけた、本当にものすごくおもしろい時間でした。
日本にとって、日本語教育に携わる者にとって、
そうかそうなのかと納得、勇気をもらえた実証結果でした。
2時間近くした振り返りの後の記念写真。
左から、東京の椿、加藤、是川先生、名古屋の都築、久我。
東京からサポートしてくれたのは谷口、辻本でした。
先生、ありがとうございました。みんな、お疲れ様でした。
そしてこれは、今日の会場参加者のお一人と。
一昨年の文化庁『「生活者としての外国人」に対する日本語教師
初任研修』に参加してくださった方で、
名古屋にインターカルトのサテライト?と来てくださいました。
研修受講後に、生活者として外国人のための日本語指導者として、
ボランティアではなく、有償の教師として採用されたそうです。
嬉しい報告。
日本語教師を職業に!を悲願に、今日まできました。
若い人たちに目指してもらえる職業に、日本語教師を。
完全成就できなくても、架けかけた橋に足跡くらい残したい、
残せるかもと思うことがぽつぽつある今日この頃です。
「そうきたか」という登場のされ方が好きです。
今日のそれはこの本。
凡人社から届いた封筒に入っていました。
編者の田中祐輔さんは、今や著名な田中先生なのだけれど、
院生時代から知っているご縁で、永遠の田中さんです。
『日本語で考えたくなる科学の問い』
このタイトルに、「そうきたか」と思いました。
自分がしてきた日本語教育に科学の裏付けをしたくて、
数年前に、先端科学技術という名がつくところの
院生になった自分は、科学で物を語れるほどには
まったくなれなかったけれど、たくさんの「未知」という
名のカードの何枚かを裏返してもらって、
それが「知」になりました。
「そうきたか」。
何がどうきたかをちゃんと知るために、読みます。
今、色々なことを同時進行でしているんですが、
その中の一つが、来月の日本語教育学会の春季大会、
賛助会員ブースでの発表の準備(※オンライン開催)。
去年したのは「脱・日本語学校」でしたが、今年は、
「日本語教育でも国語教育でもない海外における継承日本語」
をテーマにします。詳細は追って教育学会から。
上の写真は、私たちがこのテーマに関心を持つきっかけを
作ってくれたロドス島(ギリシャ)のズルディス一家。
Mr.ソティさんはインターカルトの卒業生、
Ms.ともこさんはインターカルトの元先生。
そして息子のしんじ君。
その一家が今、一時帰国中で、昨日学校を訪ねてくれました。
しんじ君への日本語継承が、私たちのテーマ、
日本人が数人しかいない、おばあちゃんも皆もギリシャ語だけという
ロドス島で育っているしんじ君、普通に日本語を話していました。
でも、今、ギリシャ語だけの幼稚園に通い始めて、彼のことばはどう
変化していくのか。さらに、課題の提起はイタリアからも。
日本語教育学会でも、そして新たに始まる文化庁委託の普及事業でも
このテーマを追いかけていくつもりです。よかったらご参加を!
・・・それより何より、
ともこさん、ソティさん、しんじ君、来てくれてありがとう。
『日本語コミュニケーションのための聴解教材の作成』
野田尚史・中尾有岐 編 ひつじ書房
郵送された包みの表に「著者献本」とありました。
文化審議会国語分科会日本語教育小委員会や、
日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議で
ご一緒させていただいた野田先生より。ありがとうございます。
日本語コミュニケーションのための聴解教材作成の基本方針は、
「日本語学習者が実際に聞く必要がある日本語や聞きたいと思う
日本語聞いて、その意味を理解できるようにするための教材」
と、最初の章にありました。
聞く必要がある日本語、聞きたいと思う日本語。
それが学ぶ必然、モチベーションの大元。聞くことに限らず、
それが基本だと教えられ、ずっとそう思ってきたけれど、
決められたカリキュラムやテキスト“で”教える場面では、
なかなか難しいという状況(言い訳?)の下、それができず、
結果的に、本当に力をつけられているのかなと思うことが、
先生たち、きっとあるんじゃないかと思います。
日本語学習者の多様化が進んで、今までよりもっと、
それぞれに合わせた日本語教育の提供が必要になってきています。
「「文型」から出発して教材を作成するのではなく、日本語に
ついての調査や学習者を対象にした調査をもとに教材を作成すること
を方針にしている」ともありました。
これは、教材だけでなく、学校も同じことですよね(肝に銘じる)。