• 154月

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    この二枚の写真、Facebookの画面でちらっと見えたとき、
    どこのサロン?と思いました。そしたら私たちの教室、
    写っているのは、日本語教師養成講座の実習を修了した
    人たちと、わざわざお祝いに来てくれた一期先輩。
    昨日に続き縦の糸、そして横の糸。

    あと12分で今日が終わりなのに、今まだ中央線の中。
    夕方からの会があって、久しぶりのはしご酒。
    30代の中ごろ、韓国から来た企業研修の方たちや、
    韓国での営業のために覚えた韓国の歌を、久しぶりに
    カラオケで。아파트♪(アパトゥ=アパート)。

    今日は、横の糸の日でした。

  • 144月

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    日本語教師養成講座の教壇実習を終えた方から
    いただいたこれが机の上にありました。
    中身は甘いものではなく、私が好きな揚げたあられ。
    嬉しさ倍増。最終日にお目にかかれず残念でした。
    でも、これからは同じ日本語教育に携わる者同士。
    他の修了生の皆さんがそうであるように、
    日本国内、海外でも、きっとばったり会いますね。
    ※不思議なことに、あちこちで本当によく会うのです。

    そして今日は、
    1992年の修了生が30年ぶりに訪ねてきてくれました。
    今はよその日本語学校の副校長先生ですが、
    当時、私の授業も受けてくれた人。
    私はよく「厳しかった」と言われるのですが、
    「筋の通った厳しさ」だったと…。(喜んでいいのか。)
    いずれにしてもインターカルトの日本語教師養成講座は、
    基本的に厳しい。本気の人のコースというのは同じです。

    日本語学校の卒業生の進学先の方もいらしてくださって、
    ああ、世の中動き出したなと実感した今日でした。

  • 114月

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    新入生を迎えての授業初日。
    教科書を買うために事務局前に並ぶ学生たち。
    二年前までの日常が戻ってきました。

    でも、一度途切れた日常は、日常じゃない気がします。
    これを当たり前とは思わない方がよいように思います。

    と、敢えて。

  • 104月

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    昨日と今日と二日続けて、10年前と20年前の教え子たちから、
    それぞれの知り合いをインターカルトにという連絡。
    ああ、世の中は再び動き始めているのだなぁと思いました。

    インターカルトのことを覚えてくれていて嬉しいと返信したら、
    認知症にならない限り忘れないですよ(笑)と。
    こういうの、なんとか冥利に尽きるって言うんですよね。

    何年か前に業者の人からいただいたチューリップの球根、
    そのまま母と妹にあげたのを、二人とも毎年咲かせてくれてます。
    ひまわりも桜もいいけれど、チューリップもすごくいいですよね。

    と書きながら、インターカルトの先生とLINE。
    その先生にも別の卒業生から、甥っ子をインターカルトに入学
    させたいと連絡があったそうです。春はもう目の前まで。

    今日は日曜日、お昼ごろ実家に来て、明日の朝ここから学校に。
    足利から新御徒町まで、東武とつくばエクスプレスで1時間26分、
    府中から学校に通うのと変わらない、むしろ時間が短いのです。

    ふきのとうと、タラの芽と、山うどを天ぷらにしました。
    母のたけのこご飯と合わせて、はい春です。

  • 094月

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    「加藤さん!」と声をかけた人は、
    国分寺街道沿いの葉桜を眺めながら通り過ぎる私に、
    おそらく「おいおい」と思った、行く先の美容院の人。
    道を間違える、数字の桁が違う、すること忘れる等々、
    なんだかずっこけてることがよくあって、恥ずかしいです。

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    道を歩いていると、あちこちに春の花々で嬉しいです。
    歩いているときに、国に帰った昔の学生から、
    日本で就職が決まったので間もなく行きますと連絡がきたのは、
    さらに嬉しいニュースで、うきうきに拍車がかかります。

  • 084月

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    今、色々なことを同時進行でしているんですが、
    その中の一つが、来月の日本語教育学会の春季大会、
    賛助会員ブースでの発表の準備(※オンライン開催)。

    去年したのは「脱・日本語学校」でしたが、今年は、
    「日本語教育でも国語教育でもない海外における継承日本語」
    をテーマにします。詳細は追って教育学会から。

    上の写真は、私たちがこのテーマに関心を持つきっかけを
    作ってくれたロドス島(ギリシャ)のズルディス一家。
    Mr.ソティさんはインターカルトの卒業生、
    Ms.ともこさんはインターカルトの元先生。
    そして息子のしんじ君。

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    その一家が今、一時帰国中で、昨日学校を訪ねてくれました。
    しんじ君への日本語継承が、私たちのテーマ、
    日本人が数人しかいない、おばあちゃんも皆もギリシャ語だけという
    ロドス島で育っているしんじ君、普通に日本語を話していました。

    でも、今、ギリシャ語だけの幼稚園に通い始めて、彼のことばはどう
    変化していくのか。さらに、課題の提起はイタリアからも。
    日本語教育学会でも、そして新たに始まる文化庁委託の普及事業でも
    このテーマを追いかけていくつもりです。よかったらご参加を!

    ・・・それより何より、
    ともこさん、ソティさん、しんじ君、来てくれてありがとう。

  • 074月

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    2年ぶりの新入生受け入れです。
    今日は、2022年4月の入学式でしたが、
    本当は2020年4月に新入生だったはずの人たちも。
    入学おめでとう!と言うより、入学ありがとう!
    すでに入国している人たち、これから来日する人たち、
    28ヶ国から270人余りの新入生たちです。

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    私の挨拶のとき、毎回、それぞれの国の有名な建物や自然と共に
    新入生の出身国・地域の紹介をしてきたのですが、
    戦場と化している国からの学生もいる中、それはできず。
    今のこの状況下、そもそも国の紹介をするべきか否か皆に相談。
    スタッフの皆は、いやいや今まで通りにするのがいいという意見。
    で、それを入れつつ考えに考えて、写真を料理に替えてしました。

    写真を拡大して見ていただけたらおわかりのように様々な国から。
    でも、ここにいるのは国ではなく、一人一人の人です。
    インターカルトは小さな地球というを今日の入学式でもしました。

  • 034月

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    5年前の2017年は、インターカルトの創立40周年で、
    1年間、さまざまな記念行事をしました。
    登場してくださった、がーまるちょば(のケッチ)、
    春風亭小柳さん、吉野家の安部会長、
    神吉先生、石井先生、皆さんとの縁は今もこれからも。

    45周年最後の記念行事は、大同窓会でした。
    日本語学校と日本語教師養成講座。
    海外から海を越えて参加してくれた卒業生たち、
    創設当初の先生たち、職員の皆さん、創設者の奥様も
    いらしてくださいました。

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    で、気づいたら今年はあれから5年。なので創立45周年。
    大きな行事はしないと思いますが、感謝の何かは。
    そして、あと5年たったら創立50周年、なんと半世紀!!
    その年の想像、できるような、できないような。。

  • 253月

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    私はインターカルト日本語学校は小さな地球だと思っています。
    それは、ここに世界中の違う文化やことばがあるからです。
    皆さんはここで、日本や日本語だけでなく、
    地球上のたくさんの国と、ここに集まった一人一人の友達の、
    様々な考え方や価値観に触れることができます。

    と、こんな話をいつも入学式でします。
    今年の春は、いつも以上の思いを持った、いつも以上の数の
    新入生たちがやってきます。
    私たちもまた特別の思いを持って受け入れ準備をしています。

    このように、「いつも以上の」「特別の」なのだけれど、
    でも、いつもと同じなのは、世界中の様々な国から学生たちが
    来ること。もちろん日々ニュースで報道されている国々からも。

    私たちの小さな地球が受け入れているのは、
    「国」ではなく、一人一人の「人」です。この環境だからこその、
    ことば以上のことを、学生たちには学んでほしいと思っています。

  • 223月

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    卒業生たちはそれぞれのクラスの教室にいて、
    卒業証書は代表者に私が渡し、他の皆は教室で先生から。
    そして、皆勤賞、精勤賞、インターカルト賞の学生たちが、
    代わる代わる、私たちがいる1階のラウンジに来て、
    賞状を受け取って、また教室に戻って行きました。

    コロナのための特別措置でビザが延長され、
    3年間在籍した学生の中の3人が精勤賞を受賞しました。
    1年半在籍で皆勤賞だった学生より、実はすごかった出席率。

    日本のインターカルトに一日も来ずに、最初から最後まで、
    オンラインで国から授業を受け、そのまま進学が決まった
    学生も何人かいて、彼らも卒業式に参加してくれていました。
    卒業生一人一人のスピーチで、学校への感謝の言葉を言って
    くれて…涙涙です。

    マレーシアとタイと台湾の事務所の皆さんもオンラインで参加、
    台湾の孫さんが画面の向こうで撮ってくれた写真です。

    このコロナ下、留学を続けてくれたすべての学生たちへの思いは、
    感謝以外の何者でもありません。

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