• 153月
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    足利大学の佐々木節さんが、3月11日にご逝去という知らせが、
    翌12日に突然届きました。私の故郷、足利つながりで。呆然。

    写真は去年のお正月、
    渡良瀬川の中橋を見下ろすホテルのレストランで。
    食事をしながら、今日に至るまでのお互いの人生の話をし、
    仕事に就いてから行った先が中国とインドネシアと国は違うけれど、
    それが人生の転機になったのは似てるよねとか。

    そして、箸袋に「人走茶凉」という文字を書いて、
    佐々木さんにも私にも待ち受ける、これからについての話をして
    くださいました。
    これは、中国のことわざで、直訳すると、人が去るとお茶も冷める。
    去った人への関心はすぐに冷める、疎遠になる、というような意味。
    いつも、留学生をはじめたくさんの人に囲まれていた佐々木さん、
    仕事を離れて少したったころで、胸が詰まりました。

    じゃあまたと言って別れた、またの日の昨年末。
    車を運転して、私の実家まで迎えに来てくださいました。
    杖をついて歩いていらした、それが、会った最後です。

    悲しい、寂しい、辛い、切ないことが続いています。
    今日は、インターカルトがとてもお世話になった弁護士、
    今井健夫先生のご葬儀。たくさんの懐かしい方々に会いました。
    気持ちが2、30年前に戻り、それがまた本当に切なかっです。

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