今日は、毎年受け入れている東京女子大学の教育実習生たちの
実習報告会でした。
このコロナ禍での報告会は初めてのリモート、一人一人の顔が
画面上に現れて発表するのを聞きながら、
2週間の、そう、たった2週間の間にこんなにたくさんのことを見て、
感じて、吸収してくれたのだということが伝わってきて、とても
嬉しかったです。
そして同時に、インターカルトの先生たちが実習生たちのために、
自分が持っているもののすべてを出し、体験してもらったのだな
ということも感じることができ、その姿勢をとてもありがたいと
思いました。
元気に迎え入れてくれた外国人学生たちにももちろん感謝です。
マスク着用、手指の消毒、検温、三密を避ける・・・などなどの
対応をしながらの対面での教育実習の場の提供でした。
報告会の後、とても嬉しいお礼メールが届きました。
私が大学4年の時にした、母校の高校での教育実習の後、授業見学を
させてくださった国語の先生全員に、お礼の手紙を書いたのですが、
「そんなことをしてくれた実習生は初めて」という返事をもらった
ことを思い出しました。
人生、順繰り順繰りですね。ほんとに。
でも、つくづく思うのは、
自分が体験したことのある学生時代の授業の再現ともなる教育実習と、
体験したことのない外国語の直接法での授業を外国人に対してする、
この、両者の大きな違い。
授業で習ってきたとはいえ、実体験は実習生本人にとってもちろん大変、
ですが、同時に、わずか2週間の間に教壇実習まで導く受け入れの私たちも、
そりゃあ。
でもそこに達成感があるから、毎年毎年来ていただいてるんですよね。
早起きして、顔出しのコメントを求められることに備えて顔を整えて
(求められました^^)臨んだ土曜日午前の報告会、
良きひと時でした。