「無花果」(イチジク)の字は、
花を咲かせずに実をつけるように見えることに由来する中国で名付けられた漢語で、
日本語ではこれに「イチジク」という熟字訓を与えている。…と「Wikipedia」に。
「〜ように見える」とあるように、
花を咲かせずに実ををつける実はないわけで(おそらく)、
自分の力で実らせたと思っている実も、じつは花のおかげなのだということですね。
これは果実の世界のみにあらず。
自分で成し遂げたと思っても、必ず見えないところに誰かの「おかげ」がある。
たまに、それを忘れた我が物顔の輩がいて、そうすると心が狭い私は怒りの鉄拳。
…と言ってる自分も心して、気をつけなくちゃなと思います。
イチジクは一年に一度だけ買います。子供の頃、庭にイチジクの木があって、
だからイチジクは買って食べるものじゃないと思っている、というそれだけの理由。
でも、食べると本当に懐かしくて美味しいのでもっともっと食べたいのですが、
でも、一年に一度と決めちゃってるので。