今日は一日、文科省。
午前中は、5年ぶりの対面開催という日本語教育大会、
午後は、日本語教師養成・研修推進拠点整備事業の全国協議会。
大講堂で一堂に会した、何年ぶりかに会った懐かしい方、
オンラインでしか会ったことのなかった方、
…コロナ前はこんなだったなと、妙な感慨でした。
国家資格となった登録日本語教員の活躍の場への期待が
語られました。心からそれを願いたいです。
と、同時に思い起こす。
日本語教育推進法曰く、そのための能力と資質の向上、そして、
見逃してはならない処遇の改善。
【日本語教育の推進に関する法律(令和元年法律第四十八号)】
(日本語教育に従事する者の能力及び資質の向上等)
第二十一条 国は、日本語教育に従事する者の能力及び資質の向上
並びに処遇の改善が図られるよう、(略)国内における日本語教師
(略)の資格に関する仕組みの整備(略)を講ずるものとする。
日本語教師を「職業」にしなければ。
大学卒業後の就職先として選ばれる企業と同じように、
日本語教員という仕事が、それらと遜色ない条件での選択肢と
ならなければ。
コロナビールは今日ではありません。
対面の大会に戻ってコロナ前を思い出し、その条件反射で。