• 092月
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    「教育とは、火を灯すことであり、器を満たすことではない。」
    と、ソクラテスは言ったそうです。
    “Education is the kindling of a flame,
    not the filling of a vessel.”

    テストの点が悪いとか、宿題やってこないとか、
    授業中にスマホ見てるとか、母語で話してるとか、寝てるとか。
    そういう声を、内外問わず時々耳にするのだけれど、
    それって、学生のせいなんだろうか。

    よそのセミナーに参加していて、思わずこっくりしてしまうこと、
    あります。でも、その時思うのは、話がおもしろくないから。
    スマホは今や、わからないことを調べる時の必需品。
    母語で話しているのは、今先生が言ったことの意味教えて…では?
    学生にちゃんと理解させて、いい成績とれるように教えているか、
    やってちゃんと力がつく、する意味のある宿題を出しているか。

    「自律的な学び」は今、日本語教育でもキーワードの一つです。
    火を灯すというのは「学び方」や「考え方」を教えるということで、
    1から10まで教え込むってことじゃない。
    学び方がわかったら、おそらく俄然楽しくなって、そこから自然と
    主体的、自律的に身につけていけるようになるのではないか。

    紀元前470年生まれの人が言ったことに、今頃「御意」と言うのは、
    なんだけれど、本当にその通りだと思ったので書きました。

    写真は、今日もまた2015年の、これは台湾での留学フェア。
    私が話しているのは、サマーコース参加の、確かゴさん。
    ブースに遊びに来て、そのまま手伝ってくれたのだったか。
    台湾事務所の孫さんも、若いです。

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