• 159月

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    今の若い者は、本はオンラインで買う。紙でなくデジタルで読む。
    絶対にそうだ。そもそも本自体、読むのだろうか。
    ・・・と思って臨んだ、インターカルトの学生たちと話す機会。
    J9という「日本語教育の参照枠」だったらC1レベルのクラスです。

    結果は撃沈。反省。尊敬。

    国に関係なくまず、本、もちろん読みますよ。
    基本、本屋に行って買います。だから紙ですよー。とほぼ全員が。
    数人がカバンから出して見せてくれました。
    もちろん日本の本。ライトノベル、哲学っぽい本、美術系の本。

    ・本屋に行くのが好き。
    ・本屋で実物を見てからネットで買うことも。
     ネットで買うとクーポンとかポイントの特典がつくから。なるほど。
    ・本屋で歩き回るのが好き。本以外のものも売っているから楽しい。

    ・紙の本の触感が好き。好きな本はコレクションして並べておく。
    ・先にデジタルで読んで、好きだったら紙の本を買う。
    ・紙で読んだらメモできる。デジタルの本は本じゃないと思っている。
    ・紙の本の方が本が語る話にもっと浸れて味わえる気がする。

    物を増やしたくないという理由から、進んでネットで買いデジタルで読む私。
    今の子たちを軽く見すぎてました。ごめんなさい、そして、偉い!
    それで、撃沈。反省。尊敬。

    写真は、周南市立徳山駅前図書館
    2021年に包括連携協定を結び、日本語教師養成講座をご一緒している、
    周南公立大学があるところの駅です。学生たち、行ったらいいですね。

    ついでに。
    写真フォルダを「本」で検索して、上の写真と一緒に出てきた中の2枚。

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    右、本棚を背に養成講座「パフォーマンス基礎講座」の春風亭小柳師匠。
    左、どこに本があるのか?着物の私。日付を見たら2012年。
    12年前のスピーチ大会、審査中の私でした。
    今年もまたあるスピーチ大会。今年は週明けの18日、水曜日です。
    春風亭小柳さんも、今年も審査員として参加してくださいます。

    夏バテか、あれこれバテか、ついた肉のせいか、体が重いこの週末。
    明日も休みでよかった。敬老の日、おそらく私も敬われる日。
    のんびり本でも読んで、だけど、しなければならないことが、ある。

  • 119月

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    昨日、目的別授業の就職サポートクラスの様子を覗きに。
    面接の練習をしていました。
    今、教育実習に来ている東京女子大の実習生6人も見学に入っていて、
    彼女たちが面接官役になり、入室、着席、退出の練習をしていました。
    つい最近の就活経験者たちの具体的なアドバイスには説得力がありました。

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    こちらも昨日。さいたま市の日本語ボランティア養成講座。
    やさしい日本語を使ってのコミュニケーション、異文化理解、日本語の構造の理解。
    浦和と大宮で3回ずつ開催だそうで、その両方を委託されています。
    インターカルトの学生たちも呼ばれて行って、外国人としてのアドバイス。

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    そしてこちらは先週末。福島でのシンポジウムに登壇してくださった、
    東栄産業さんの会社を、同じく登壇者の経団連脇坂さんと訪問。
    技能実習、特定技能、そして社員と、それぞれの段階にいる7人も合流して、
    和気藹々の歓談の図です。インドネシアの彼らは郡山弁も話します。
    「せっかく日本に来てくれたんだから、日本を好きになって帰ってほしい」
    この会社の会長さんから何度も何度も聞いていることばです。
    皆がこう考えてくれたらきっと、悲しいニュースを聞かなくて済むようになる。
    これからの日本社会に向けての貴重なメッセージであり、アドバイスです。

  • 049月
    Categories: memories, 雑感 Comments: 0

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    週末にたまたまかかっていた井上陽水の「ジェラシー」。

    ワンピースを重ね着する君の心は
    不思議な世界をさまよい歩いていたんだ

    というくだりが、ほんとにうまいなと改めて深く思い、
    それから今日まで、時々思い出しては、
    どうしてこれがそんなにいいんだろうと考えています。

    昭和者の懐古主義的発言かもしれないけれど、
    この頃の、この前でも後でもない、この頃の、
    いわゆるフォークと呼ばれる曲の中に、
    卓越と思える歌詞、ことばと表現があまたあるように思っています。

    ワンピースの重ね着で思い出すのは、
    何十年も前の、自分も一担当教師として関わっていた、
    台湾からの夏の短期遊学コースの学生たち。
    日本の可愛いワンピースをたくさん買い込んだものの、
    帰りの飛行機ではおそらく重量オーバー。
    苦肉の策で、可愛いのを何枚も重ね着して、
    太ったお嬢さんと化した姿を見送った、そんな思い出だけ。

    今の時代、男だ女だとはなかなか言いにくいのだけれど、
    まさに男の井上陽水が、男の目線でワンピースを題材にする、
    そのことと、そこから歌われている情景の不可解が、
    もしかしたら一番、私の心の底の澱(おり)になってるのかもしれません。

    写真は、今日のお昼に食べた近くのカレースタンドの生姜焼き。
    生姜焼きは、本当はバラ肉の方が好きです。

  • 019月

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    こちら香港での大型日本留学フェア。

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    こちらタイでのバンコク日本博。

    どちらも今週末、香港は土曜日、タイは金土日曜日に開催、
    彭さんと辻本さんがそれぞれ出張して、パートナーたちと
    学校の紹介をしてくれました。

    パートナーは、卒業生たち。
    ブースのお手伝いとか、通訳とか、そんな風に呼んできたと
    思うのだけれど、今回の香港の出張申請書には、
    「ブースパートナー」と書いてありました。まさに、です。
    ありがとう、多謝、コップンカー。

    で、この週末、私はと言えば、オンライン三昧。
    土曜日の午前中は、インターカルトの文科省生活者事業の初日、
    西原鈴子先生の講義を視聴。
    午後は、日振協の文科省初任研修のワークショップを覗き、
    今日、日曜日のお昼からは、日振協の文科省主任研修の、
    「先輩に聞いてみよう」というコーナーで、調子づいて喋る^^;

    三昧とは、一心不乱にそのことをすること。
    語源は(仏教で)精神を集中し、雑念を捨て去ること、だそうで、
    そ、一心不乱にオンライン・・・三昧の週末でした。気づけば9月。