• 137月
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    台湾に来ました。

    羽田-台北間、読みかけだった『続 窓際のトットちゃん』を、
    途中から途中まで。
    今日のここのタイトルにした「咲くはわが身のつとめなり」は、
    黒柳徹子さんが疎開先から東京に戻って通った香蘭女学校の校歌の
    歌詞で、このフレーズは「生徒たちにとってある種のスローガンの
    ようになっていた気がする」と黒柳さんは書いています。

    当時「自分を咲かす」手段として多くの女性が選んだ結婚のため、
    退職することになった先生との別れの挨拶のとき、
    悲しくなったという黒柳さんの感覚は、その時代の一般の人々とは
    少し違ったのかもしれず、「どうやったら自分を咲かせられるか」
    ということをいつもぼんやりと考えていたという黒柳さんに、
    私は改めて好感を持ったのでした。ANAの機内で。

    就職が決まった22のとき、私は祖母に「職場の花になりなさい」と
    言われました。が、もちろん、なりません/なれませんでした。
    花ではなく、タケノコみたいな感じで今まで生きてきて、つい最近、
    「出る杭は打たれる」ならぬ「出過ぎた杭は打たれない」と仕事の人に
    言われたときにはかなりびっくりしたけれど、それでいいのだと、
    誇らしく開き直ったのでした(いや、開き直るしかなかった。)

    余談。
    「咲くはわが身のつとめなり 意味」と入力して検索すると、
    「ワキのシテに花をもたせて、自分は少な少なに舞台をつとめよ」という
    世阿弥のことばがなぜか出てきます。
    「後継者に花をもたせ、自分は一歩退いて舞台をつとめよ」という意味だ
    そうで、これはこれで、胸にどすんとくる納得のことばだなあと。

    写真は、今の季節ならではの台湾のタケノコ、私の一押し。
    甘い台湾マヨネーズをつけて食べます。絶品中の絶品。
    さっき、崔さんと台湾事務所の孫さんと珮蘭さんとT学園のTさんと
    食べました。(本日写真撮り忘れ、これは2019年の。)

    明日と明後日は、ここで「咲いてます」^^
    103 草苑日本語学校=インターカルト日本語学校。
    お近くの方はどうぞお立ち寄りくださいませ。

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