盛者必衰の対義語は何だろうと、ふと思い、
考えたけれど浮かばないのでネットで検索したら、
日進月歩、捲土重来、??? 永遠不滅、永久持続、??
ううん、どうでしょう。
盛者必衰(じょうしゃひっすい)とは、
勢いの盛んな者もついには必ず衰えほろびるということ。
平家物語に「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」。
上の2枚は、府中の駅ビルにあった魚屋さんと八百屋さん。
魚屋さんは5月に、八百屋さんは先週、閉店しました。
魚屋さんは、87年の歴史に終止符と…。
別の駅ビルに元々大きなスーパーがあったところに、
コロナ直前に閉店した伊勢丹の建物に、新しいのが2つ入り、
おそらく、にっちもさっちも。
これは容易に予想できた事態なのだけれど、八百屋さんまで!
というのを昨日知って、なんとも哀しい気持ちになっています。
それで、これ、盛者必衰の理(ことわり)をあらわす?と。
魚屋さんと八百屋さんだけじゃないですよね、我らが身もまた。
こちら、沙羅双樹ではなく、曼珠沙華。彼岸花です。
暑さ寒さも彼岸まで、…どおりの陽気になりました。
それもまた寂しくもあり、です。