• 242月

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    (YouTube ことばの教育にかかわる人へのインタビュー)

    昨日、早稲田の細川先生から、
    「こんなのもあります。よろしく」とYouTubeのリンク先がポンと
    送られてきました。細川先生、久しぶり。

    日本語教育学会のホームページによると2004年、
    会員研修と実践研究発表会が統合されて、実践研究フォーラムが
    初めて行われた年の委員会が、細川先生との初めての出会いでした。
    前年度までで委員を退任された京都日本語学校の西原先生から
    (義務やルールではなく、日本語学校の存在感を示すという意味で)、
    「日本語学校の人が委員として入っていなければいけないの」
    と言われて、ほとんど何も考えずに引き受けたのでしたが、
    「おお、久しぶり」「ここでも一緒になったわね」等々と言いながら
    委員会の部屋に入ってらした大学の先生、関連機関の方たちを見て、
    え?私、誰も知らない! とんでもないところに入ってしまった、
    と思っても後の祭りの、その委員会の委員長が細川先生でした。

    感想の観点が違うかもしれませんが、細川先生の深く熱い思いを受け、
    反論も含めた議論をしながらそれに応えていた委員の皆さん、
    その中で生まれ、育っていったように見えた一体感、
    委員としては超微力ながら、そこに自分がいたという経験は、
    その後の私の組織への臨み方に多分に影響を与えた…と思っています。
    まさに先生がおっしゃる(…でいいですか?)対話の中で考える。

    昨日のYouTubeでのインタビュー番組では、
    細川先生の、変わることのない生き方、考え方に久しぶりに触れました。
    ソクラテスが言った、well-being=善く生きるとは、
    善と書くけれど悪の反対ではなく、十分に、十全に生きるということと。

    あの頃はこういう、新たな第一歩がたくさんあったのだったなあ、
    ということを思いがけず思い出させていただきました。
    嗚呼、初心忘るべからず。今も変わらず熱い細川先生に感謝です。

    今、自分がしようとしている、人と人、人と社会をつなげるということ、
    そして、言葉を学ぶことが人生を豊かにするんだ、という信念、
    それらを大事に、私はこれからも粛々と生きていこうと思います。

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    長くなりついでに、
    日本語教育学会のシンポジウムデビュー、2002年のころ。若かった。