• 2112月

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    一昨日の土曜日も、生活者と海外、二つの文化庁事業の研修があり、
    こんなことをするのは良くないのだけれど、
    朝から二つのPCを並べて見て聞いて、講師の先生にご挨拶したり。

    両方の研修の初回と最終回に私も講座を担当、最後の総括のためにも、
    全部を見ておいた方がいいという、そういう事情があるにはある、
    …のだけれど、いやほんとに勉強になります。生活者も海外も。

    昨日の海外は、時差-2時間のインドネシアからのライブ授業。
    私は最終回の前にビデオ録画の授業45分×2本準備というのもある中、
    渡辺先生のお話を聞いていたら、もりもり気持ちが盛り上がってきて、
    2月視聴のビデオなのに、一気に作業、録画までしてしまいました。

    zoomを立ち上げて、資料と自分の顔を写しながら、PCに向かって
    一人、「みなさん、こんにちは」から始まるレコーディング。
    そんなこと、今年が始まったころには何のことやらだったのに、
    やってできないことはないのだ。

    萬古焼のお鍋で、黒千石豆入りのご飯を炊きました。
    おめでたいことは何もないので、お赤飯じゃありません。

  • 2012月
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    今、マレーシアに行っていない。
    西尾さんに会っていない。
    コロナ飲んでいない。…けど、この写真。

    今、コロナビールだけじゃなく、アルコール全般、
    帯状疱疹の薬のために、9月から飲んでいません。
    日常的に晩酌していたわけではないのだけれど、
    飲めないと思うと、飲みたくなるものですよねえ。
    今、飲む機会がほとんどないのは、不幸中の幸い。

    飲むのが習慣の人、
    こんな状況になったとき、我慢できるんでしょうかね。

  • 1912月

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    インターカルト日本語学校の学生たちが選んだ今年の漢字は、
    「禍」でした。〈なんといってもコロナ禍の禍〉というコメント。
    確かに。私もこの字、例年になく何度も書きました(打ちました)。

    続いては、
    「密」〈三密。オンラインミーティングで仲間と密になった〉
    「乱」〈コロナで世界が乱された、学校にも登校できなかった〉
    「家」〈在宅勤務、オンラインレッスン、オンライン飲み会〉
    「新」〈新しい大統領、新しい総理大臣、新型コロナ、新技術5G元年〉

    さらに、
    変 離 病 友 止 健 死 危 粛 夢 希 苦 染 感 問 広
    嵐 疫 寂 患 会 失 熊 隔 捌 恐 囚 職 金 酒 響 生
    冠 絆 満 転 洗 克 命 騒 楽 厄 耐 鬼 難 望 長 菌
    縛 悲 画 顕 神 試 怠 花 籠 令 待 痛 治

    さっと眺めても、おめでたい字はほとんど見当たりませんね。
    まさに2020年を象徴する漢字たち。

    今年はクリスマスツリーになって!漢字を書いて、一年の締めくくり。
    こうして今年が終わっていきます。とほほの年末。
    Facebookに3階4階の皆も出てくる動画があるので、よかったらどうぞ。

    ちなみにこれまでの今年の漢字と衣装と共演者。

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    来年は、どうかどうか幸せな漢字が集まり、選ばれますように。

  • 1812月

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    去年の夏から、今年のコロナ禍の最中にも粛々と準備した、
    日本語教師養成講座の通信コースがようやくできあがり、
    文化庁にも届出受理され、来年1月開講となりました。

    創立42年になる通学コースで授業を担当してくださっている、
    今、現役で活躍中の講師の先生方が、理論講座の科目の内容を
    作り、自ら画面に登場してくだっています。
    それを、自宅でも電車の中でも海外でもどこでも受講できます。
    集合授業が原則の実践講座(教壇実習)は、東京校だけでなく、
    福島、久留米、那覇サテライトでも。

    これからの日本語教師は、ただ言葉を教える先生ではない。
    対象も留学生だけでなく、生活者、児童生徒、就労者等々、
    そして、海外から多くの観光客が訪れ、「お隣さんが外国人」
    ということも決して珍しくない時代になった今、
    日本語教育人材の活動範囲は益々広がると思っています。

    私たちは、そのことを強く意識して講座を作りました。
    それは内容だけでなく、講座の構成もそうです。
    つまり、法務省告示校(日本語学校)の教師資格として必要な
    420時間を頂点として、その前にいくつかのゴールを置きました。
    外国人人材受け入れ企業の方、地域で日本語支援をする方、
    資格をとりたい、実践力をつけたい、理論を学び直したいといった
    方たちのために、いくつかの受講パターンを設定しました。

    多様化は今の時代の一つのキーワード。
    この間ここで紹介した拙稿「人生を豊かにするための日本語教育」と
    私たちの講座の、根底に流れる考えは同一線上にあると思っています。

    日本語で、世界との、社会との、人との「懸け橋」に! ぜひ共に。
    (本日、宣伝でございました)

  • 1712月

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    福島の友達が送ってくれた自家製の干し柿と市販の干し芋。
    昔、子どもの頃、干し芋のことは乾燥芋と呼んでいて、
    色は濃い灰色で白い粉がふいていて、結構硬かったような。
    長く東京に住んでいるというだけで、都会人ではないため、
    私は、小洒落た洋物より、こういうのが好きです。

    ところで、この「小洒落た(こじゃれた)」の「小(こ)」。
    (以下、「大辞林」より)
    (A)意味を和らげたり、親愛感を加えたりして、主観的な感じ、
    印象を添える。どことなく…の感じだ。
    「━粋」「━憎らしい」「━ざっぱり」「━しゃく」
    (B)一人前ではない、大したものではないの意を表す。
    また、卑しめる意を表す。
    「━坊主」「━ざかしい」「━才」「━面」「━役人」

    「小洒落た」はどっちでしょうね。
    上に「小洒落た洋物」と書いた時の気持ちは?ですよね。
    親愛の気持ちを込めてだったら(A)…、でも、
    「わあ、素敵!小洒落てますねえ」とは言わないから、
    (B)ですよね。ちゃらちゃらした洋菓子なんてという。
    (少なくとも私の上の使い方においては)

    …って、こういうこと考えることが好きな人、welcome!!
    新しいコースのこと、まもなく皆様にお知らせします。

  • 1612月
    Categories: 雑感 Comments: 0

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    上段の真ん中あたり、私の「夢」です。
    2月の中旬に行った、2020年最初にして最後の海外出張、
    バンコク留学フェアの会場で、学生たちに混じって書いたお習字。

    その時はもうマスク着用で、出発の羽田で携帯用の消毒液を買い、
    無事帰国の翌日にタイ政府から日本渡航の注意喚起発表。
    そのとき初めてコロナを本気で身近に感じました。
    私たちも、その1週間後から通学時の感染を避けるため授業の時短。

    そのあとはもう・・・語るまでもなく。

    この間、来年度のことを考えていると書きましたが、
    電卓とExcelがよく働いてくれて、一応どうにか考え終わりました。

    このご時世、近未来のことは誰にもわからないのだけれど、
    2021年はもうコロナを理由に「できない」は、なしだよね、に、
    若干強気に、それはそうだと言ってはいるものの、うーむ。
    アフターコロナって、そういうことなんですよね。

    「夢」、あのとき一体、何を考えながら書いたのだったか。

  • 1512月

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    明るいニュースに乏しかった今年、
    一昨日の福島でのセミナーの登壇者&スタッフの皆さんの
    写真の赤が目にしみます。無事終わった感、いいですね。

    ずっと閉塞感と共に寝起きしていたので、久々の開放感、
    来年はきっと良き年に、と思えてきました。

    チームfmf=ふくしま多言語フォーラムの中川先生はじめ皆さん、
    東京からの助っ人のお二人、そしてそして誰よりも、
    ゲストの山口千秋さん、未来への道筋をありがとうございました!

  • 1412月

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    学校のホームページに載っている、
    単身赴任していたインドネシアから帰ってきた翌々年の写真です。

    南国では、ざんばら髪にバティックワンピースの自由人姿、
    日本語学校の教務に帰任すると思いきや、
    海外企業からの日本研修受け入れ部門のマネージャーになってしまった頃。
    少しでも大人っぽく見えるように、スーツ、パンプス、髪は一つにまとめて、
    年齢も地位もバックグラウンドも、日本語以外はすべて自分よりずっと上の、
    主に韓国の大企業の偉い方たち相手に、日本体験のプログラムを考えて、
    教材作って、東京と大阪を行ったり来たりしながら研修をしていた、
    結果的にですが、自分が一番輝いていたかもしれない30代半ばの時代です。

    人とつながるための言葉。
    心がつながりを求めて、言葉がついていく。

    と、昨日、福島でした公開セミナー、
    「外国人就労者と日本語教育〜わかりやすい日本語でコミュニケーションを〜」
    で、登壇者やまぐちさんがおっしゃっていました。

    関わる人たちの目に見えぬ力を感じ、
    人とも、時代とも、つながっていることを思った昨日でした。
    トップバッター、福島の皆さま、お疲れ様でした。

    次のセミナーは来年1月17日(日)、東京ブロックの私たち担当、
    生活者としての難民の皆さんと共に〜日本語の学習が人生を豊かにする〜
    です。

  • 1312月

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    あっという間の12月、いよいよトナカイの登場。
    イースターのウサギと並んでしまっている、うちの下駄箱です。
    イースターって、確か4月でしたよね。
    ウサギもトナカイも、ヒューストンのTomokoさんからの頂き物、
    とってもお気に入りで、思わず出しっ放し。…じゃないか。

    で、書いてしまってからナンですが、下駄箱って今も言いますか?
    下駄箱で検索したら、シューズボックスって出てきました。
    確かに下駄ではなく靴を入れてるけど、シューズボックスって
    とっても違和感、と思いながら、そういえば昇降口は?と。

    それも調べてみたら、なんだか若い人には通じないらしい。
    昇降口、校舎などの出入り口で、上履きと靴を履き替えるところと
    辞書にはあったけれど、今、もしかしたら履き替えないのかな。

    昔々、小学生のとき、学校の床をまず濡れ雑巾、次はから拭き、
    顔が映るくらいぴかぴかに磨きなさいと言われて、
    本当にそれくらい一生懸命、学校の掃除をしていました。
    今、掃除って誰がするの? 子どもがするとしても雑巾で??

    母校の柳原小学校、
    今は史跡足利学校として整備されたところにあった東小学校と
    統合されて、けやき小学校に。足利市は来年、市制100周年らしい。

  • 1212月

    明日、12月13日の「外国人就労者」を皮切りに、
    来年1月は「難民」、2月は「外国人児童」と「留学生」、
    3月は「日系人」と、それぞれ、「生活者」という視点での
    セミナーを、全国5ブロック協働で開催します。

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    セミナー第一弾、「外国人就労者と日本語教育」は、
    福島ブロックのふくしま多言語フォーラムが主催します。

    JITCOで、技能実習生の監理団体・受入れ企業を対象とした
    日本語セミナーの企画、教材開発、言語ニーズ調査などに
    携わってきた山口千秋さんをゲストに迎え、一緒に考えます。

    参加申し込みは、昨日の夕方時点で250名を超えました。
    zoomのウェビナー開催なので、今からでも申し込みできます。
    ※追記:2020/12/12中で締め切りだそうです。

    第5弾までの参加登録者は、今、トータル700名に迫り、
    それは国内だけでなく、海外のあちこちからも。
    皆さんに興味を持っていただけてとてもありがたいのと同時に、
    あらゆるところにいる人が、一つの機会をごくごく自然に
    共有できる時代になったのだと、改めて実感しています。