• 1810月
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    これは、この間、
    薬を飲む時間が迫り、新宿の地下のお店で慌てて食べた、
    お粥と坦々麺のハーフ&ハーフ。

    …とはまったく関係なく、果物が美味しい季節ですね。
    岡山の朋友より素晴らしきシャインマスカットが宅配便で届き、
    そうか、最近よく聞くこのブドウは岡山の名産であったかと知る。

    この季節、自分で一番よく買うのは柿です。
    最近のは、確実に甘く種もないので、むいて一口大に切って、
    タッパーに入れたのを冷蔵庫に常備。

    しかし、最近見かけない、グジュグジュの腐る寸前のような、
    だらんと甘い大ぶりの柿。今はもうないのか、
    処分されてしまうのか、私の視界に入ってこないだけなのか。

    もう10年以上前に中国に出張に行ったとき、
    道端におばあちゃんが座って、そんな柿を売っているのを見て、
    「こういう柿大好き」と言ったら、
    同行の中国語堪能なYさんが買ってくれたことを思い出しました。

    海外に行くこともない。グジュグジュの柿を食べることもない。
    学生もなかなか来ない。日に日に寒くなってくる。
    柿を食っても法隆寺の鐘は聞こえない。などなどなど。

    やたら「切ない」という言葉が口をついて出てくる2020年です。
    漢検の「今年の漢字」の団体応募箱を、今年も申し込みました。
    それを見て、早速考えている人たちがいました。
    一人は「手を洗う」の「洗」じゃないかと言っていました…。