• 279月
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    (生まれ故郷に咲く彼岸花/曼珠沙華)

    いろんな人と話しているので、この話、誰としたのだったか
    思い出せないんですが(話した人、ごめんなさい)、
    高校だったか大学だったかを卒業した頃に戻りたいかという話。
    「私は戻ってみたいな」とその人が言ったので、
    「もう戻らなくていいかな」と私。
    「え?おんなじ人生じゃなくて、別の人生だったら?」
    ああ、それだったら戻ってもう一度してみてもいいかなと思った、
    というやりとり。

    世の中の閉塞感に引っ張られて、調子崩している人、多いのでは。
    実のところ、私もあちこちが痛い。
    痛いの痛いの、飛んでけ〜!
    と、そんな簡単に済まないから、世の中も人生も厄介なのだ。
    それを、仕方ないと割り切るべきか、それが問題。

    曼珠沙花あつけらかんと道の端 夏目漱石
    なるほど、なるたけ、あっけらかんと。

  • 239月

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    子供の頃、家の庭にイチジクの木があり、
    イチジクは木からもいで(白い汁が出た)食べるものだったので、
    お金を払って買うことにとても抵抗があります。
    けれど今、私の身の回りにイチジクの木はないので、
    季節を感じるために年に一度だけ買います。
    今日は2020年のその日で、今年は「博多とよみつひめ」。
    この間、その方面からいただいた小鉢に入れて記念撮影。

    イチジクを漢字で書くと「無花果」で、
    花を咲かせずに実をつける、というように見えますが、
    じつは花だけの果実、このイチジクの果実が「花」なのだそうです。

    今日は、朝刊の一面トップに、
    「全世界から入国 来月再開」「留学生は全面解禁」の文字踊る!
    久しぶりにめでたい気分の朝でした。
    焦らず慌てず一歩一歩。待ちに待った皆さん、お待ちしてます〜。

  • 219月

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    2020年9月15日、スピーチ大会。
    さまざまなコロナ対応、いろんな意味で、みんな頑張りました。
    そんな中、最優秀賞に輝いた学生が、第一位の栄誉を喜ぶ以上に、
    吉野家賞を逃したことを残念がっていたのは、初の光景でした。

    スピーチ大会を毎回サポートしてくださる企業さん、
    これでJLPTとスピーチ対策は万全!とテキスト贈呈の凡人社さん、
    全国各地好きなところでホームステイをとネクステージさん、
    そして、毎年恒例!100食分の牛丼券をくださる吉野家さん。
    〜ありがとうございます!

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    こちらは8年前の今日、9月21日。
    2012年のスピーチ大会で吉野家賞をとった学生が、
    クラスメイトたちに牛丼をごちそうしている写真です。
    今年の最優秀賞の彼女も、実はこんな風にしたかったんだそうです。

    皆々皆々皆さまとの縁、縁、縁に、改めて感謝です。
    早く日常が戻りますように。

  • 209月
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    早く寝ると、早く目覚めます。これ、必然。
    早く起きると、普段は目にしないようなものに出会います。
    今朝は、こんな早起きのときに何度か画面上でお目にかかった、
    正眼寺住職の山川宗玄さん。

    テレビをつけたとき、
    「とんじんち(貪瞋痴)」とおっしゃっていました。
    貪は、欲しいものに対して執着する心、貪欲、
    瞋は、怒ること、腹を立てること、瞋恚、
    痴は、真理を知らず、物事の理非の区別がつかない愚痴。
    三毒とも。人間が持つ、三つの根本的な「煩悩」だそうです。

    貪瞋痴にまみれているのかもねと、我を思う初秋の早朝。
    でも、「つまづいたって いいじゃないか にんげんだもの」。
    まみれてはいるけど、つまづいちゃあいない、
    なんであれ、自分らしく生きたいなと思う、人間だから。

    2020年、シルバーウィークは充電ウィーク。
    疫病も撲滅しなきゃならない、ああ秋になってしまった…の秋。

  • 189月

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    9月に入ってから、色々色々ですったもんだだったんですが、
    今朝は心身共に少し余裕があり、ゆっくり新聞紙面を。
    ある出版社の9月新刊書の広告。

    『宇宙に行くことは地球を知ること』
    なるほど、そう。
    海外に出て外側から日本を見たら、知らなかった日本に気づく。

    『人生は凸凹(でこぼこ)だからおもしろい』
    歳を重ねて、なるほどの度合いが半端ではない。
    おもしろいけど、でも、凸を適度にしないと社会からはみ出るな。

    『正義を振りかざす「極端な人」の正体』
    SNSでの中傷やクレーマーがテーマのようですが、
    自分自身の、正義を振りかざしがちのところに突き刺さりました。

    『伝え方は「順番」がすべて』
    副題「分単位のコミュニケーションが心を動かす」とあります。
    人と人、コミュニケーションに尽きるかなと思っています。

    写真は、インターカルトの先日のコロナ禍でのスピーチ大会を、
    遠くホーチミンから視聴してくださった提携校の皆さん。
    こちら朝9:45スタート、なので時差2時間のベトナムは7時台。

    人と人のつながり、関係は地理的な距離じゃないなあと思えた、
    ありがたい写真でした。

  • 129月

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    私が日本語の先生になりたいと思ったのは、
    国際交流をしたいとか、外国に行きたいとかではなく、
    純粋に日本語が好きだったからです。

    コロコロとゴロゴロ、転がってくるものの重さや大きさが違う。
    ハラハラは花びら、パラパラは小粒の雨、バラバラは小石とか?
    濁音になるとそれだけ強調の度合いが強くなるらしい、
    というようなこと、などなどに養成講座時代に気づかされ、
    本当にもう毎日が楽しくて嬉しかった。今は昔。

    ここのところ、「あづい」「いだい」「ゔー」で疲れ気味。
    炎天下でマスクして連発した「あづい」だけは、
    少し落ち着いたような今日の陽気でほっとしています。

    昨日は、日振協の文化庁事業「主任教員研修」の講座担当でした。
    会場の品川のお店で食べたサラダランチです、写真は。

  • 109月
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    老後の楽しみにと、意識的にとってあるものの第一号は、
    新卒で就職した大学で、情報処理センターに異動してからのノート。

    そして、インターカルトに非常勤教師として採用されてすぐ、
    国語辞典を1ページ目から繰って作った、
    漢字+送り仮名の単語の、送り仮名の数別一覧とか、
    お冷やと冷や、おにぎりとにぎり、みたいなのを一覧にしたもの。

    専任になって、インドネシア赴任を経て、
    ILCという新規事業開発の部門に異動になってから、
    メンバー数人と、企業研修用に徹夜で、ワープロで自作した教材類。

    1999年から2000年になるとき、必修選択の授業用に、
    日々、特集で放映されていた番組を録画して、自分で切って繋げた、
    「映像・20世記 日本の人・事・物」というタイトルのビデオテープ。
    日本の流行、事件、経済・社会①②、アイドル、主人公たち、
    スポーツ①②、天災・人災、以上、9週間分。

    その後は、老後が現実味をもって我が身に近寄ってきたからか、
    楽しみのためにと意識的にとっておいたものはない、ような。
    もちろん、ただ捨てずにあるものはあまた。

    とにかく全力投球の産物。つくづく、ああ自分だなと思えます。
    今、気分に余裕ができ、あとに続く人たちの全力投球が見てとれて、
    とても感激しながら、じゃあ次は、何に向かって行こうかなと、
    最後の最後までダッシュしていたい自分が思っています。

  • 029月

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    写真。2017年タイ、2018年香港、2019年台湾。
    毎年あっちこっちに飛んで留学フェアに参加。
    しかし今年はすべて中止、オンライン説明会となり、
    それで、しょっちゅう、挨拶の動画を撮っています。
    今日は、sakamotoさんとsaiさんと。

    こんにちは!インターカルト日本語学校です。
    私たちはタイに、「行きたいでーす!」
    でも、コロナだから、「行けませーん!」
    なので、週末の留学フェアに、「来てくださーい!」
    「待ってまーす!!」

    という具合に。
    これはこれでいいけれど、やっぱりリアルがいい。
    いつになったらまた、あっちこっちに行けるんだろう。

    いやいやいやいや、
    いつになったら、飛んで来てくれるんだろう、
    世界中で日本行きを待ってくれている新入生たち。
    2020年4月生、7月生、そして10月生の入学許可も、
    全員出たっていうのに、留学の目処が立たないなんて。

    新入生たちに、しびれを切らされて、
    日本なんてもういいや、留学はいいやと言われないように、
    ああ、しかし、私たちは何をすればいいのか。できるのか。
    しびれを切らした私は、
    ここらでちょっと一休み、しようかなあと思います。