・雨の日は雨のように(2011/11/28)
・雷雨の日には(2014/6/24)
・霧の日には霧の日のように(2018/1/18)
・足跡(2018/9/2)
・晴れの国から(2018/12/21)
2003年から書き始めたこのblogの中で、
ジョージ秋山の『浮浪雲』の一節を引用した日とタイトル。
引用したのはすべて同じところ、
第七章「彼岸の人」の中での渋沢先生の言葉です。
自分の意にそわぬという時に苦となります。
求めても得られざるところに苦がございます。
人の世は思うようにはならないもの。
それを思うようにしようとするから苦になります。
思うようにならないものを思うようにしないこと。
お天気の日はお天気の日のように。
雨の日には雨の日のように。
天地の通りにおやりになったらよろしい。
そのほうが道は開けましょうなあ。
「漫画家のジョージ秋山さん死去」というニュースが今日。
かつて、まず『浮浪雲』を知り、
その後、同郷らしいということを知ったのでした。
・・・正確には、10歳から15歳までを栃木県足利市で。
スマホの中を「空」で検索して出てきた写真の中の一枚。
2017年7月21日、山梨県の清里、学校の一泊旅行での一枚。
一泊旅行、今年は「なし」と決まったようです。
天地の通りに生きるなんてできないから、私は、
渋沢先生のこの一節を何度も書いてきたのだと思います。
勝とうと思うから負けがあるんです。
勝とうと思わなければ負けはありません。
落ちない絶対の方法はでんす、飛ばない事でんす。
・・・それでも私は飛びたいでんす。
ジョージ秋山さんのご冥福をお祈りいたします。