• 278月

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    「空と海 水平線でひとつになる」
    猫カレンダーの八月の記。

    青い空にもくもくと逞しく存在感を示す夏の雲が好きです。
    けれど気づけば、空も空気も秋の気配ですねー。

    朝の通勤電車。
    「車内でどーぉも体調が優れないなあってお客様がいらっしゃいましたら、
    どうぞご遠慮なさらずに…」
    少々ダミ声の、しかし心を感じる車内放送。
    この人は、電車の中で体調が悪くなった経験があるのだろうなと思った。

    毎日電車に乗っていると、特徴のある車掌さんの何人かは、
    会ったことないのに、あ、今日はこの人と気づくことがあります。
    学校の先生たちに、「卒業した学生に「○○先生に習いました」と、
    『名前を挙げてもらえるような先生』になってほしいと思っています」…と、
    学校のプロモーションビデオの中で私が喋っています。
    髪の長い先生とか、水曜日の先生ではなく、という意味です。

    空と海と水平線。
    いつかは水平線のようにすうっとさりげなく、
    でも、今まだもう少しもくもくしていたい夏の終わり。なーんて。