• 198月
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    日本語の先生になろうと思った三十数年前に、
    まずは海外の語学学校の学生を体験してみようと思い、
    イギリスに短期留学、いえ、遊学しました。

    その時、ホームステイした家に、イタリアの男の子がいたのですが、
    この間テレビで、彼の出身地トリエステを紹介する番組を見て、
    彼を思い出し、そうだ!トリエステ料理だ!という流れで、
    インターカルトの日本語教師養成講座修了生の平井さんが幡ヶ谷で開く、
    イタリア・トリエステ料理のレストランに、昨日の晩、夫と。

    いつもほぼすれ違い、一日に2時間くらいしか顔を合わせない夫とは、
    18の時からの知り合い!?で、その頃からの懐かしい思い出話が、
    美味しい料理とトリエステのワインと相まって、楽しいひと時でした。

    イギリスのブライトンで一緒にホームステイしていた、
    イタリアのマリオと、スペインのフェルナンドと、タイのシャムナン、
    当時のそんな子たちと同じ国、同じ年頃の子たちが、
    今、自分のまわりにたくさんいるという現実が不思議です。

    一度は海外に出て、そこで異文化体験をし、外から日本を見ることは、
    その後の人生のためにとっても良いことだと思います。
    最近、外に出たがらない若者が増えていると聞くけれど、
    一度は出て生活してみたらいいですよね。日本の外で。

    平井さんのお店「al mulon」
    昨日いただいたもの :
    ナスづくしの前菜、ルッコラとトマトとバルサミコ酢を被った肉の一皿、
    殻が薄青い濃厚な黄身の卵で作ったカルボナーラ、トリエステのクレープ。