前回ここに書いた公衆電話の話。反響が少々。
赤、黄、緑、グレーがあると書いた私の文に対して、
今日も、黄色と緑なんて見たことありませんよ〜!
…という声があったので、帰りの駅で撮影して証明。
黄色は確かに過去の産物の模様。…あったのは確かです。
ところで、ここのところ度々ある機会。
その一、異文化理解講座で話をする機会。
その二、理系男子と意見交換をする機会。
その一では、日本人に向けて、
外国人が日本で遭遇する様々な異文化体験を通して…云々。
日曜日の今日もそのお仕事を新宿で。
その二では、そんなことを喋っている私が異文化体験。
例えば、公衆電話を使ったことがない人たち。
いや、これは文化が違うのではなく、世代の違い…でした。
では、この間のこれは?
私がホワイトボードに記録していく役をした時、
乖離(かいり)の乖の字を書こうとして、
「あれ?こんな感じでしたよね」と言うと、皆一斉にさらっと、
「カタカナでいいですよ」。え?…で私は「カイ離」と。
しかし私は不本意。思い出せなかった自分が悪いのだけれど。
しかししかし、日本語教師の文化(いや本業)では、
誰かがささっと教える。調べる。…ですよね、こういう場合。
でも理系たちは、伝わればいい、するべきは議論を続けること。
(日本語を生業にする者も議論は続けたい。しかし漢字は重要。)
あ、文化が違う!とびっくりして、それを言ったら、
は?何でそんなことで驚くわけ?カタカナでいいじゃないっすか。
会議の議は絶対「ギ 」ですよ、と。つまり「会ギ」。
ああ、それなら私も手帳にそう書いてるなあ。。