仕事や旅行であっちこっち行っては、夕陽を見て、その度に、
たった一つのこの太陽を地球上の人みんな、七十億の人々が
眺めているのだと不思議な気持ちになります。
2014年最後の夕陽。
自分から自分に、申し送り事項をあまた残しての年越しです。
が、まあ31日から1日に、月が変わるだけのことだから…。
今、テレビで「今日までそして明日から♬」。
2015年、みんなみんなにとって佳き年になりますよう。
ついこの間、「良いお年を」という挨拶をしたばかりという気がするのに、
人々もあっちこっちで、自分も今日だけでも何回もそれを口にしています。
クリスマスイブ終了と同時に、道端に注連(しめ)飾りのお店が現れます。
毎年、これと新巻鮭(あらまきざけ)売りを見たら、ああ本当に年の瀬と・・。
今日は、2014年最後の教師会。
その後、1階ラウンジで専任教職員、非常勤教師、皆一緒の忘年会。
皆さん、たくさ飲んで食べて、喋っていました。
授業も仕事も日々も何もかも、楽しいことがまず大事。
今年一年間、どうもありがとうございました。よいお年を!
・・・と先生たちに言いながら、私たちは明日が仕事納め。あと一日。
いえ、ドイツに行ったわけではなく、ドイツレストランにて。
話に夢中で料理も人も写せず、これはトイレ待ちしている時に
視界に入ってきたワイングラスと塩こしょうとお皿たち。
ブログに写真を載せるときに名前をつけるのですが、
英語でドイツと書こうとしてスペルが曖昧…(恥ずかしい)、
それで辞書アプリで「どいつ」、そうしたら候補にいきなり、
「どいつもこいつも」。
どいつもこいつも〜のことばかり言っている
→all everyone talks about is
うーん。確かにそうだが、そうじゃない。辞書の限界。
「皆さん、そのことばかりおっしゃいますが…」の場面で
(たとえば会議の席で)
「どいつもこいつも…」と言ってしまったらどうなるのか。
…は、いいとして、ドイツレストラン。
冬至の晩の女史たち、仕事のつながりではあるのだけれど、
個人的に、2014年の収穫(なんて言ったら大変失礼ですが)、
一年の締めくくりを飾るにふさわしいお二方との食事会でした。
そして今日は、水谷修先生のお通夜。
インターカルト草創期の懐かしい先生方と再会…だと思います。
1988年か89年、まだ日本語教師デビューして間もない頃、
何曜日だったか、授業後に、音声の勉強会がありました。
学生の声を録音して、それを機械にかけて、発音の特徴を分析、
当時あった早稲田校で、先輩の先生たちに混じって私もそこに…。
その勉強会を主宰してくださっていた水谷修先生の訃報が届きました。
水谷先生とインターカルト日本語学校との縁はとても深く、
1978年開設の日本語教師養成講座の基盤は、水谷先生のご指導の下に。
その後いろいろあった学校のことをいつも気にかけてくださり、
「皆元気にやってる?学校は大丈夫?」とお目にかかったときにはいつも。
生きていることばの学習を目標とした総合的な指導
インターカルトの日本語教育の特色は、生きていることばの学習を目標に
コミュニケーション基盤もがっちり押さえた総合的な指導態勢にある。
そしてそれを30年間たゆまず守り続けてきたインターカルト日本語学校に
絶大な拍手を送りたい。
インターカルト日本語学校30周年のときに先生が贈ってくださった言葉。
「生きていることば」「コミュニケーション」の指導を、
私たちの学校に根付かせてくださったのは、水谷先生です。
ありがとうございました。心からご冥福をお祈りいたします。
年末押し迫っている上に、冷たい雨まで降り出した今日、
…でしたが、1階ラウンジにはたくさんの方が集まりました。
半分はインターカルトに関係する人たち、
半分は大学の方、行政の方、学習塾の方、他の日本語学校の方…。
今日は、電子教材作成体験会@東京、
“Finger Board”のSemiosisとインターカルトの共催で。
タブレットを初めて触る人から、次の可能性を求めていらした方まで、
その混在の違和感を感じなかったのは、誰もが初Finger Board、
そして「世界の学ぶをもっと楽しく」というコンセプトを
皆でちゃんと共有できる雰囲気だったから…かな?(どうでしょう)。
写真、下のは今日の様子。左上は、昨日の晩遅くまで今日の準備をしていた、
SemiosisのMr.tsuzukiさんとMs.kugaさん、インターカルトのMr.sasakiさん。
そしてその右は、今日の体験会で使ったiPadの充電終了の図…。
Semiosisのお二人は終了後、これからに向けての打合せの後、
名古屋に帰って行かれました。良い機会をありがとうございました。
来年1月に、東京での第二回目開催の可能性…大のようです。乞ご期待。
今日はインターカルトのクリスマス、忘年会、タコパー。
なんだか皆が普通に使っていたタコパーという言葉、
そんな言葉ないでしょ?と思っていたら、
検索にも引っかかってくるし、なんと『大辞林』にも!
意味は「俗に、たこ焼きパーティー」と。
日々、言葉は生まれ、消えていく。
その中の、いくつかが生き残り、辞書にも残る。
ああ、タコパーも…らしい。
たまたま朝、ロートルという言葉も話題に。
私はもうロートルだからと言った方が、
ロートルっていう言葉自体、もう死語ねとおっしゃり…。
ロートルは、老頭兒(老头儿)、老人という意味です。
大丈夫、ロートルも『大辞林』にあります。
…で、本日のタコパーは、いと楽し、楽しゅうございました。