• 252月

    IMG_3497

    おそらく工事中だから、これ、新しいホームの壁に変わる前の状態。
    一番歴史の長い銀座線だから、このままでいいようにも思いました。

    昨日は、午後から夕方までの’外であり内である’皆さんとの会議に出て、
    その後そのまま中央線と銀座線と東武伊勢崎線に乗って実家に。
    一泊して、今、明日の仕事のために戻る途中です。

    今までしてきた歴史と、その途中の色々と、そして次なる時代と、
    それらをスムーズに繋げることは、そんなに簡単じゃないですね。でも、
    誰のどんな想いや感傷があっても、地下鉄神田駅の壁は変わります。
    私たちも今こそ変わる時だと思うのです。

    『為せば成る為さねば成らぬ何事も』です。『成らぬは人の為さぬなりけり』 です。

  • 201月

    IMG_3064

    今朝の代々木オリンピック記念青少年センター。
    地は曇り空、柄は葉なき新芽を抱く枝。
    こんな生地があったら浴衣を作りたいなあと思いながら。

    ちらつく雪を窓の外に見ながら、
    日本語教育機関トップセミナーの分科会。
    学校は40周年、私は30周年と、
    予定していたわけではなく口から出た自己紹介での一言。
    わっと笑いが起こったのですが、
    そう、もうそんなに長いのです。学校も私も。

    私が今の立場になったのは41の時です。
    それを遠くで伝え聞いた人が、え?あの加藤先生が?
    あの歴史とあの規模のインターカルトの?と、
    要は違和感…だったのだと思いますが、そう思ったと
    この間、十何年ぶりに会った人から聞きました。
    (まあ、それは正しい。教師上がりの女じゃ危ういね
    という噂が立った国も…。←このやろー!と思った~_~;)

    でも、41でも何でも、結局は何となく今日に至る、なので、
    やらせてみたら、できちゃうのだから、
    若い人にどんどん任せたらいいのだと、浴衣の柄とは別に、
    今と未来のことをたくさん話しながら思ったのでした。

  • 2012月

    「あんたねえ、そんなきれいごとばっかり言ってたら学校潰れるよ」
    と真顔で言われたことがあります。
    当時、私は公の会議にデビューしたての若輩者、
    なので、業界のドンのようなその方に言い返すことはできず、
    「ありがとうございます」と一応お礼を言いました。

    が、その数年後、その方が経営する学校がなくなりました。
    もう10年以上前のこと。
    当時、その話で持ちきりになるほどの大きな出来事でした。

    img_2522

    こちら、先週の土曜日に行った、中学の同級生、
    鈴木君の巣鴨のお店のトイレにかかっていたカレンダー。

    相田みつをさんは同郷で、
    私の父はご本人の後輩、母は妹さんと同級生、
    私も高校時代に娘さんが同学年にいた、という、そういう存在。
    で、この足利弁で書かれた詩で言いたいこと、よくわかります。

    しかし!我らが生業としているこの仕事、きれいごとが通らなくてどうする。
    私たちがしているのは「教育」なのですよ!
    金儲けをしたかったら、もっと儲かる他の仕事をしてください!
    という台詞を今まで何度言ってきたことか。

    年取ったので、誰からも「あんたねえ」とは言われないけれど、
    心の中で思われてるな、と思うことはよくあります。

    —–
    メルマガ「日本語教育_φ(・_・覚え書き」第2号、配信しました。→こちら
    アドレス登録していただけましたら、メールで配信いたします。

  • 1012月

    本日、二度目の投稿です。

    学校でオリエンテーションをした後、新宿で、あいうえおの会。
    1900年代の最終盤、日本語学校数校でしていた、
    留学生の進学を考える研究会がきっかけで知り合い、
    その後、飲み仲間になった5つの学校の方たちとの会。
    あいうえおは、いつも集まる新宿のお店の名前です。

    20近く上、15くらい上、10くらい上の皆さん…で、私は最年少。
    引退ほかの理由で日本語学校に籍を置くのはもう二人だけですが、
    会えばやっぱり昔のまま(私も30代)で、とっても心地よいです。

    今では、年にやっと一度会うくらい。。
    でも、いつも何かこれからへのヒントみたいなものをもらいます。
    なんと、今日も! 行ってよかったo(^▽^)o

    img_2316

    その中のお一人が詩集を出しました。
    私の信条。難しいことをいかに分かり易く言うか。(重要!)
    ここにある詩はまさにその実践版…が、私の読後感。深いです。

    などなどの本日、11,502歩。(凄いけどその分食べてる。。)

  • 0412月

    昨日の「日本語教師採用合同フェア」、
    第1部のパネルセッションで、学生たちが話したこと。
    忘れないうちに、メモしたことをここに。

    セッションのタイトルは「こんな先生に習いたい」でしたが、
    「よくない先生」というところで、MEMO欄にささっとメモ。

    ・自分のペースで授業を進めてしまう先生
    ・外国人留学生の気持ちを理解できない先生
    ・はっきり説明できない先生
    ・学生に甘すぎる先生
    ・学生にきちんと注意できない先生
    ・学生のそれぞれの個性を考慮しない先生
    ・言葉だけ教える先生

    文字にしてみると、当たり前のことのように見えるけれど、
    厳しくしてますか? きちんと説明できていますか?
    言葉以上のものを提供していますか?
    学生たちはちゃんと見るとこ見てるなあと改めて。

    学生に対して、子供の対応をしないで、
    授業の内容ももっと大人向けのものを…にも、なるほどでした。
    司会の中村先生が、会場のこれから日本語教師を目指す人達に、
    文型とか導入とかドリルとか、それとは別の大事な部分が見えた
    のでは、というようなことをおっしゃっていましたが、
    そうですよね。

    sumo

    ところで、今改めて、昨日のフェアの冊子を見て初めて、
    我が沼田先生がフェア実施委員長であったことを知りました。
    見習いたい、その謙虚さ。もう、ほんとに私はどすこい!です。

  • 0312月

    いろんな感動があった土曜日。
    いきなりの写真、手前が本日最初の感動、許ぺシュンさん。
    with 高橋さんと私。

    img_2893

    今日は、日振協主催の「日本語教師採用合同フェア」。
    その第1部の「パネルディスカッション」にペシュンさん。

     fullsizerender

    カイと新宿と青山国際の学生さんたちと一緒に、
    思わず_φ(・_・ メモメモの話の数々。…それは後日書きます。
    ※彼らの前に登場したという、委員の沼田先生のお話は、
    ちょっと遅刻したため聞けず。残念。

    img_2892

    このフェア、今回は第1回の開催。
    この、学生たちによるパネルディスカッションは特に、
    日振協ならではのとっても良い企画だったと思います。

    第2部は「個別相談」。
    インターカルトもブースを出し、島崎先生と佐々木先生と、
    途中から(学校での文化庁の講座を終えて来た)田栗先生が。
    ※私としたことが三人の写真、撮り忘れました。。

    img_2894

    お腹が空いて、会場をふらっと抜けて、一人で吉野家の牛丼。
    並盛Aセット。生野菜と、みそ汁をとん汁に変更。
    3時近くという中途半端な時間、お客は私を含め全員女性。
    最近、一人で入るのに躊躇ない…。女性対応の成果ですね。

    フェア第2部の成果は、
    私はふらふら隊で他校の人たちと会っては喋りしていたので、??。
    帰りの道々聞いた話では、テーブルに座ってくださった方たちと、
    実りあるお話ができたようです。

    終了後、両国へ。相撲見物ではなく(これ、両国駅です)、

    img_2896

    こちら。雷ストレンジャーズ。
    イプセンの「フォルケフィエンデ―人民の敵―」。
    上演台本・演出の小山ゆうなさんがお友達なんですが、
    作品、この前見たのもその前見たのも、そして今回もまた脱帽。

    img_2897

    いい仕事。
    とても重く自分にズシンとくるものを抱えて、
    (これもいつか書きます)
    電車に飛び乗り、帰ってきました。一日、終了。

  • 0811月

    毎年、この時期になると蘇る、
    ♪毎度毎度のお誘いにいやだいやだとほほほいのほい♬
    昔々の、年末に流れた胃薬のTVコマーシャル。

    まだ11月になったばかりなのに、
    今年は、先週からぽつりぽつり、今週からは本格的に、
    ほぼ毎夜毎夜、いやだいやだ、ではなく、ほほほいのほい。

    今日のお店。

    img_1893

    日本語教育の世界、今うねうねと動く。
    超党派の国会議員が「日本語教育推進議連」を発足
    文部科学省が法務省告示の日本語教育機関の状況を公表

    私のほほほいのほい、もちろん仕事の方たちと…。

  • 3010月

    日本人はなぜ、
    話しかけられると、笑って手を振って後ろに下がるんですか。

    今日の大阪での講座「異文化を学ぶ!」、
    受講生の方が、実際に外国人から投げかけられたという「なぜ」。
    話しかけられると、愛想笑いして手をかざして後ずさりする…は、
    「えー、私、英語できないの、寄ってこないで、私に聞かないで!」
    ですねー。

    いや、中学までの英語でも、やさしく言ったら日本語でも、
    いやいや、筆談でも身振り手振りでもいいんですよ。

    訪日外国人の増加、企業のグローバル化、少子高齢化社会の到来、
    色々な理由で、これからもっともっと国内での外国が身近になり、
    つまり、一緒にいることが普通になることを考えると、
    今日のような講座での気づきはとても意味ありですね。I hope so.

    img_9166

    一昨々日、帰国して以来、
    柿、お米…と、日本礼賛みたいな写真をアップし続けているので、
    今日は、インドネシアのサンバル。見ての通りの唐辛子の調味料。
    彼の地での食事どきの私の必需品!

    いいものは、こっちにも、あっちにもあります。

  • 1510月

    img_1299

    その時していた仕事を辞めて、日本語教師になろうと決めた、
    ちょうどその年に学校を設立された専門学校さんの、
    創立30周年記念パーティーにご招待いただき、出席しました。
    その学校は当時私が住んでいた家の近くで、
    新しい学校ができたなと思ったことも覚えています。

    同じ時にスタート、同じ30年。
    招待客300名へのご披露の中で、素晴らしい発展の様子を改めて知り、
    自分の小さな30年とは比べものにはならないけれど、
    ああ、私も30年なんだなと感慨深いひと時でした。

    パーティーの終了後、これからの30年を担う人たちと、
    (私、鼓膜に穴開けて、喉のイボ癒えぬのに)0時近くまで ^.^
    たくさん話して自分の役割が見えた気がして、…今、深夜の満員電車。

  • 078月

    jissenkenkyu
    (蝉の鳴き声入り動画もあります→IMG_9921

    どうも白羽の矢を立てられやすい(!?)ところがあって、
    12年前の第一回は委員として、
    最終回の今回はパネリストとして関わらせていただいた
    (まさに「〜せていただく」という気持ち)
    実践研究フォーラムが終わりました。
    関係の皆々皆様、二本の矢をありがとうございました。

    追いかけて、追いついて、飛び越えて。
    今回のハードルは高いというか、一人だけ色違いというか、
    己の安請け合い振りにがっくりきた瞬間もありましたが、
    私の残りの日本語教育人生のためになるであろうテーマを、
    考え、議論(対話)することができたのは大収穫でした。

    帰り道、アブラゼミとミンミンゼミの大合唱を聞きながら、
    ああ、今年も夏が終わっていくなあと、まだこれからなのに。
    さぁて、今日を経て、私は何に向かっていくのか。