• 197月

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    コロナのために、海外での留学フェアが軒並み中止になり、
    オンライン説明会に切り替わったところが何ヵ国も。
    そうすると、すでに帰国している卒業生たちが、
    説明者として、通訳者として、いつも以上に活躍してくれます。

    この間、タイガーさんというニックネームの卒業生から、
    「人が足りなかったら、戻ってきたばかりのハムスターさんが
    空いているそうです」という連絡がきました。
    タイガーがハムスターを!? 紹介してくれました。

    日本語教師養成講座は、
    オンラインでの日本語教師養成講座の体験セミナー
    「海外日本語教育事情」の第一回は、マレーシアから、
    ATOZ Language Centreの西尾亜希子さん。
    冒頭、大学時代に「月の輪熊研究同好会=クマ研」の
    所属だったという自己紹介。・・・ツキノワグマ研究??

    仕事では、私をマングースと呼ぶ、自称ハブの人、来週来校と。
    最近は、愛すべきタヌキもいらして賑やかでいいのだけれど、
    マングースなんて呼ばれることは、いい加減、卒業しなければ。
    愛されるイノシシに。

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    嗚呼、今、この写真を出すのはあまりに季節外れだけれど、
    こんなクリスマスもありましたよね。
    インターカルトの事務局、トナカイと色々軍団。

    一番上の写真は、
    ちょっと山の方に行くと野ウサギが出てくるという私の故郷。
    東京のコロナ感染者増加で、実家再び遠くになりにけり。

  • 187月

    2013年夏、旧blogに書いた私の文。

    ——-
    日経新聞の文化欄「私の履歴書」、今月は狂言師の野村萬さんですが、
    昨日の記事に、観世寿夫さんの奥様で新劇女優の関弘子さんのお名前が。

    関弘子さんは関先生、
    25年前、インターカルトの養成講座の音声実習の先生でした。
    お元気でいらっしゃるのだろうかとWikipediaで検索したら、
    2008年に亡くなられていました。

    口を衝いて出てきたのは「よっぴいてひょうと放つ」。
    那須与一「平家物語」の一節。

    そして、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」。
    「ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、・・」

    こういう文の朗読が授業の内容でした。1987年。
    声の強弱、緩急、そして何より、いかに思いを込めるか、
    関先生のお手本を聞きながら、ダメだしをされながらの授業でした。
    ——-

    懐かしい。33年前、日本語教師養成講座の学生だった私の時代。
    そして、今。
    「パフォーマンス基礎講座」、ボイストレーニング。

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    ラジオのパーソナリティ、イベントMC、様々な声の仕事で活躍する、
    大迫ゆかり先生。素敵です。
    昨日は、朝から学校中に受講生たちの声が響き渡っていました。
    授業のこと、大迫さんも書いてくださってます。→こちら

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    そして、私たちの会議の、今。
    「コロナに打ち勝つ「新たな教育の形」」を考える、
    グローバルキャリア、スタッフ4名と、それを写してる私。

    で、・・・同年同夏の今日。

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    で、・・・昨日の私の教訓。
    「人の蠅を追うより自分の頭の蠅を追え」。

  • 117月

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    喋り出すと止まらない。これ、私の悪い癖。

    小学生のころ、祖母の家に行ってはいろんな昔話を聞いた。
    毎回出てくるおんなじ思い出話がいくつかあり、
    その割合が年とともに増えていった気がする。

    計算してみたら、祖母、ちょうど今の私の年齢…のころ。
    自ら進んで自転車に乗って聞きに行った孫だからいいけれど、
    気をつけなくちゃと思う。
    次の日の朝、早い人だっているのだから。

    教え方のバイブルと思ってきた『実践手引書』を
    久しぶりに開いてみた。
    インターカルトの恩師、山田あき子先生と中村貴美子先生の著。

    第1節「伝えたいこと」。
    到達目標となる目標言語でのコミュニケーション能力というのは、
    送り手である「私」の「伝えたいこと」を言葉という媒体を通じて
    「相手(受け手)」に伝え、
    「相手(受け手)」の「伝えたいこと」を受け手である「私」が
    言葉の媒体を通じて受け、解釈/解読できる能力を言います。
    コミュニケーションは「伝えたいこと」のやりとりです。

    伝えたつもりだったのでしょうけど伝わっていなかった、という問題。
    伝えなくてもいいことまで伝えてしまう、という問題。
    喋り出したら止まらない、という問題。

    で、感染者がまたぐんぐん増えている、という問題。
    どうなるこれから。どうするこれから。

    写真は、一昨日、、久しぶりに入ったインターカルトの応接室。
    zoomでの委員会に参加しながら、ふと見たら、
    カレンダーが3月のまま。3蜜避けてずっと使っていなかったから。

  • 097月

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    本当は、もうすぐ東京オリンピック、パラリンピックのはずだった。

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    5年前の今日の私のキャプション。
    「今日のサマーコースのアクティビティは座禅。
    ああ私も無に…なりたい。」
    すでにもうそんなことを言っていたのだ。

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    一昨年はこんなことを。
    進歩してないわけじゃありませんでした。
    あれから福島にサテライトができて、今、養成講座が動いていて、

    でもやっぱり、無になる必要あるなと思いながら、
    今日も6:46発のライナーに乗って出勤。
    早起きは三文の徳、だといいなあと思う、まだ明けぬコロナの、
    三密避けの朝。

  • 296月

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    土曜日、半年ぶりに帰った足利までの車中、
    「日本語教育能力検定試験ワンポイントセミナー」を視聴。
    東北から沖縄まで60名近い方が画面上にいました。
    すごいな、オンライン。8月1日からスタートする本番、
    検定試験対策コースはすべて、オンライン配信です。

    今年の担当は、池田悠子先生と櫨佳世先生。
    池田先生は、インターカルトの日本語教師養成講座を
    30数年前に修了した大先輩です。つながる縦の糸。

    そして、横の糸。
    6月23日に2人、昨日1人、memoryになった方たち。

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    あの人が去った今も 私たちは生きている
    あの人が悲しまぬように 私たちはもっと笑おう
    あの人がいたときよりも もっともっともっと
    幸せになろう  by Fajar.

  • 276月

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    今週は月曜日から金曜日まで全日、ノーテレワーク。
    こうやって少しずつ今までの当たり前に戻っていくのですね。
    一昨日は日本語学校長期コースの教師会で(zoomで)、
    7月からの通常授業の話、やっぱりこうやって少しずつ。

    写真は、すでに授業が始まっている日本語教師養成講座の
    フェイスシールドと、ソーシャルディスタンスの✖️マーク。
    7月から始まる日本語学校の学生たちのための、
    三密禁止、エレベーターは5階以上の人だけ…のポスター。

    私自身も徐々に元の生活に。外で食事したり、
    全国移動解禁で、この週末はお正月以来の実家です。

    一昨日、家に帰ったら、
    玄関に大きな段ボールがどかんと置いてありました。
    開けたらものすごい数のティッシュペーパーの箱!
    amazonで間違えて注文しちゃったんですね ←私が~_~;

  • 236月

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    4月6日から毎日、zoomで専任教職員の朝礼をしています。
    今月いっぱい、私たちはまだ基本テレワーク、
    コロナ前も毎日、3階の事務局前で朝礼をしていたのだけれど、
    目尻の皺まで見えるほど、一人一人の顔が見えたわけでは
    なかったので、画面いっぱいに顔が並ぶ今の一体感、
    なかなか良いなと思っています。

    今朝は、訪問先のビルの入口フロアで朝礼に参加しようと、
    ちょっと中途半端な時間に家を出たため、新宿で空白の時間。
    コーヒー一杯飲みに入ったここ、お客さんは私一人でした。

    三歩進んで二歩下がる。
    下がった理由、なかったんじゃないか、みたいなこと、
    なくはないけど、それもまた人生。
    怖いものなしの体当たり人生は、それなりに大変、
    でもまあ、理解してくれる人がいたら素直に嬉しい。
    今日はそんな日でもありました。…zoom朝礼、あと数日。

    タイトル何にしようか考え、そこですか!ですが、そこで。

    本日、日本語教育の推進に関する法律の、
    「日本語教育の推進に関する施策を総合的かつ効果的に
    推進するための基本的な方針」が閣議決定されました。

  • 226月

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    朝一でかかってきた電話、開いたFacebook、zoom会議、
    ・・・しみじみと思い、考えることの多き今日でした。

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    日本語教師養成講座は、
    { とうとう やっと ついに } やってきた今日、
    外国人学生を前にしての初級実習。

    感無量。理由は二つあって、
    一つは、コロナのトンネルをくぐり抜けての今日、
    そしてもう一つは、
    東京と福島サテライト、実習の担当講師たちが、
    私の現役第一線の頃の養成講座での教え子たち。
    写真にその姿を見つけて、しみじみと、感無量。

  • 066月

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    フィクションよりノンフィクションの方が好きだな、
    と思うのは、そこに在るのが真実だから。でも、
    エッセイの方がいいなと思うのは、リアルが過ぎないから。

    今朝の日経新聞の記事の中に、茨木のり子さんの名前があり、
    そういえば、前回書いた『浮浪雲』からの引用と同じように、
    茨木のりこさんの詩もよくここに書いたなあと。
    「自分の感受性くらい」。ここにも、ここにも、ここにも。

    昨日の夕方、久しぶりに行った学校の帰り、
    あ、やってると思って久しぶりに寄った新宿のお蕎麦屋さん。
    午前中の出先からの移動でお昼ご飯を食べる時間がなく、
    空腹とは無縁の在宅勤務生活に慣らされた胃袋が、
    ど根性ガエルのTシャツのピョン吉のように、率先して店内に。

    三組しかいないお客さんの一人の質問に答える店員さんの声で、
    6月1日にお店を再開したことを知りました。

    インターカルトの日本語教師養成講座、4月生たちは、
    初日からzoomだったので、実習授業が始まった今週が初通学。
    開講3ヵ月目にして初めて会う同期に歓声が上がり、
    教室のテレビ越しに福島サテライトの同期たちとまた歓声を上げ。

    オンラインも悪くない、と事務局のMs谷口は連日連発。
    オンラインとオフライン、そのメリハリが一つのハーモニーに、
    なのかもしれませんよね。

    向田邦子と、山口瞳と、内田百閒。
    エッセイスト、と呼んでいいのかどうかわからないけれど、
    このお三方が好きです。

  • 305月

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    天災は忘れた頃にやってくる。

    以下、天災以外も含む。
    新型コロナ、東日本大震災、リーマンショック、新型インフルエンザ、
    SARS、アジア通貨危機、地下鉄サリン事件、阪神淡路大震災、・・・
    学校経営に大きな影響を与えた、
    私の日本語教育史上で起こっ{た/ている}こと。

    2007年、リーマンショック直前の絶好調に乗じて、
    ウィークリーコースのための校舎を飯田橋駅前に出しました。
    しかし、当てにしていた欧米系のビジネスマンがごそっと帰国、
    内装にかけたお金をどう回収するか、と苦手な計算をしつつも、
    でも、どうにかなるんじゃないかという、得意の楽観主義的性格。

    そのとき、「すぐに引き上げなさい!」
    私の人生で、親にもあんなに怒鳴られたことないという怒号。
    90年代に私たちの経営危機を救ってくださった当時の株主、i弁護士、
    あの時に、「引く」勇気を教えていただきました。
    (が、その後も私は「押す」専門^^;)

    そして、コロナ真っ只中のつい先日、そのi弁護士から突然の電話。
    「加藤さん、インターカルトは大丈夫ですか。みんな頑張ってる?」
    大きな病気をされて少し出にくくなっている声が、
    顔と一緒に受話器から飛び出てくるかと思うような、
    好好爺の声。涙。

    いつかこんな好好婆!?になれるよう、もう一踏ん張りするしかない。
    写真は、今もう好好爺、好好婆であろう恩ある方たちと。
    2004年の株主総会後。於 明治記念館。